D&D冒険シナリオシリーズプレイレポート | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
夜牙塔の心臓編 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
第1話 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
INDEX/REPORT INDEX/NEXT | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2007.10.14 今回は合計16回目のプレイ。 以下は冒険シナリオシリーズ5『夜牙塔の心臓』を、3.5Eへコンバートしてプレイしたレポートである。 久々のダンジョン。 久々の(サークルでの)D&D。 にのまえは期待に胸を膨らませていた。 …誰を殺してやろうかと!(マテ) |
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警告! この先はシナリオのネタバレが盛大に綴られています! まだプレイしていない方、プレイする予定のある方は、DMに相談して、許可をもらってから読んだ方が良いでしょう。 |
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◆冒険者の面々◆(五十音順) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
*以下のイラストはあくまでにのまえの想像によるものでプレイヤーの許可を取っていません*
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◆INDEX◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シーン1 思わぬ再会 シーン2 隘路 シーン3 塔へ シーン4 天空の守護者 シーン5 戦い終わって シーン6 再挑戦 シーン7 とらわれし賢者 |
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共同体データ:ドライレイク リドリィン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
*プレイレポ中に使用された呪文は、レポ内で初使用時に呪文の簡単な説明ページへとリンクしてあります* | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆シーン1 思わぬ再会◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
にのまえ「では始めます」 一同「「「よろしくお願いしま〜す」」」 復活をした一行は、翌日にも都市を出て、ドライレイクの村へと向った。 一行がドライレイクの村へ着いたのは日が沈んだ頃だった。 疲れを取るため、話を聞くために宿を訪れると、主人は喜色を浮かべ一行を迎い入れた。 主人「やぁやぁ、よく来てくれた!先日は急いでいるようだったので、正直諦めかけていたんだが…。いや来てくれて良かった」 一行が一息入れる間に、村長も宿に現れ、詳しい話をしてきた。 ・竜はブラックドラゴンらしい。 ・サイズは中型らしい。 ・2〜3ヶ月前から住み着いた。 ・時々村に来て家畜を取っていく。 ・ここ2、3週間村には来ていない。 ・水場(ブラックドラゴンは主に水場に生息する)はないのだが、近くの隘路にいる。 ・時々街道に出て旅人を襲い、武器を奪っていく。 ・ダーゲディンという武器を求めているようだ。 ・胸に大きな傷跡があった。 ・報酬はPTで3000GP。 ・証拠となるものと引き換えに支払う。 ランツェット「ダーゲディン製の武具を狙ってるブラックドラゴンてことはアイツ(ナイトスケイル)だよね?」 一同「多分ね」 グレネス「私たちの名前言ったっけ?」 アルカライラ「テキトーなヤツね〜(笑)」 リースリット「ドラゴン相手に3000GPって安くない?」 某剣の世界の金銭感覚が根付いているのか、この値段で安いという。 一晩酒場で大騒ぎして10GP以下というような物価で何を言うのか。 説明したら納得してました。 …ワシとしては出しすぎたと思っているのだが…PTで1000GPでも十分と後悔中なのだが…。 話しを聞いた一行は、仕事を請けることにし、翌日退治に向うことを村長に伝える。 部屋へに引き上げようとすると、宿の主人はさらに声をかけてきた。 主人「ドラゴンが出るその隘路の奥に塔があるらしいのだが、そこを調べようと冒険者を求めている人が居るんだ。良かったらそれも引き受けてみちゃどうだい?興味があるなら上で休んでるから呼んでくるよ?」 一同「じゃあ呼んできてもらう」 主人「あいよ。じゃあ声かけてくるからあっちのテーブルで待ってなよ」 アルカライラ「冒険者を雇うのに、何で村で待っているんだろう。近くに都市があるんだからそちらで募集すれば良いのに…。正直胡散臭い!」 すまん、その通りだ!だが…シナリオの引きっちゅうの?そういう関係でこういう形になった訳よ。 冒険シナリオシリーズって下手するとシナリオ間のつながりはDM任せなので…。 にのまえのミス(というか下手なマスタリング)だがあんまり突っ込まないで〜。 ランツェット「これから都市に依頼を持っていこうとしてたんだよ」 リースリット「そこに丁度俺たちが来た…と」 そうそう、そういうことにして〜。 …今の内に理由を考えておこう…(次回参照)。 主人は2階に上がり、しばらくすると降りてきた。 テーブルを囲み待っている一行にワインを持ってくると… 主人「依頼人が、『用意してくるから少し待っててくれ』だとさ。これはその人から」 しばらくすると帽子を目深にかぶり、ローブを羽織った3フィートほどの小型種族が降りてきた。 一行がそちらに目を向けると、目が合った。 そしてその小型種族は何を思ったか一行に向けて駆け寄ってきた。 ???「ア、アルカライラ〜〜!」 リースリット「シャイングウィザードかモンゴリアンチョップで迎撃!(一同爆笑)」 一瞬機会攻撃か!?と思いきや冗談だったようで…。 小型種族は走りよるとアルカライラに飛びついてきた。 アルカライラが受け止めると、ぎゅ〜っと抱きつき、顔を押し付けてくる。 ???「アルカライラ!アルカライラ〜(泣いている)」 アルカライラ「う?小人族に知り合いはいないけれど…」 ???「みんな…みんな死んじゃった!」 声に聞き覚えはあるのだが、顔を覗き込んでも、やはりハーフリングにしか見えなかった。 ???が帽子を取ると一瞬にして姿がコボルドになった。 ミーポ「俺だ!ミーポだ!」 アルカライラ&グレネス「ミーポ!」 一行はすぐに帽子がディスガイズ・ハット(自身の外見を変えられる帽子)だと気付く。 アルカライラ「すぐに帽子をかぶせる!」 グレネス「上に、部屋に行こう」 アルカライラ「そうだね!主人に『既知の人だったから、上で話します』って言って上がって行く」 ランツェット「飲み物と軽い食事を持って上がります」 主人「そうかい。まぁがんばってくれ。食器は部屋の外に出しといてくれれば良いから」 リースリット「コボルドだって知らないのか」 アルカライラ「帽子かぶって(変装して)たから」 リースリット「なるほど」 グレネス「だから私もここで会うとは思ってなかったよ」 悪の種族と捉えられているであろうコボルドが、人間の居住区に入るには、このくらいしないとダメかな〜と思ったり。 そんなことはないのかな? とりあえずプレイヤー一行は納得してくれたので良かった良かった。 部屋に上がった一行は早速事情を聞くことに。 ミーポ「皆に会えて良かった(泣)」 グレネス「何があったの?」 ミーポの口から驚くべきことが語られた。 ヴァンパイア(という正体は後から知った)が城砦を襲ったのだ。 イスドレイルと共に最後まで抵抗を続けたが、結局部族は全滅。 ミーポとカルクリックスしか生き残らなかったという(詳しくはこちら)。 グレネス「カルクリックスは?!」 ミーポ「危ないから、安全なところに隠れてもらってる」 グレネス「安全なところって?…宿じゃないよね?」 ミーポ「ここから近くじゃない。もう一月ぐらい離れてる場所」 リースリット「詳しく聞くのはやめようぜ。聞いたら出てきて死んじまう!」 アルカライラ「街道と冒険者だね!(一同笑)」 ランツェット「冒険者が通らない限り、街道は安全な道という(一同笑)」 そうなのだ。 追求しなければ死なないキャラとかいますし、冒険者が通らない街道ではドラゴンなんかも出ないのだ! ミーポ「で、みんなを殺したヴァンパイアが、塔にいるはずなんだ」 アルカライラ&グレネス「塔!?」 ランツェット「さっき言ってじゃん。隘路の奥にある塔でしょ」 ミーポ「そうなんだ!そこにヤツがいるはずなんだ!部族の仇を討ちたいんだ。みんなの力を貸してくれ!」 一同「……」 セルマール「…どうするかね?」 アルカライラ「感情では助けたいけど、パーティの財政状況では…」 グレネス「うん…」 リースリット「ドラゴンを先に倒したいな」 ランツェット「とりあえずミーポ」 ミーポ「なんだ?」 ディテクト・イーヴルにて属性を確かめるランツェット。 初めて会った時と変わらずに、ミーポは反応することはなかった。 ランツェット「私は協力しよう」 アルカライラ「…私たちこれからドラゴンを倒さなくちゃいけないの。それが終わったら協力するって事で…(みんなに向けて)良いですか?」 セルマール「ということは報酬6人割ですね?」 アルカライラ「そう…なる…かな?」 ミーポ「あっ俺、冒険者雇う為にお金持ってきた。みんなこれ使って」 ミーポが差し出した宝石(5000GPダイアモンド×2)で一気に盛り上がる一行。 アルカライラ「これで全てに納得して、受けることができるね」 その後ミーポが新しい魔法の巻物(シールドベアラー:呪文大辞典を採用してないのでこの世界にはなかった呪文)と巻物整理機をセルマールに、新しく作成した高品質ポーションベルトをアルカライラに渡した。 ミーポ「みんなよろしくお願いするね。みんななら安心だから宝石はもう渡しとくね」 アルカライラ「(頭痛そうに)…ミーポ?交渉ごとはね?手札を先に明かしちゃダメだよ?」 リースリット「話しても無駄なような…」 グレネス「ふふっ」 ミーポ「交渉…?交渉なんてしてないぞ、だってみんなだもん」 アルカライラ「大丈夫なのかなこの子…」 一行は対ドラゴン戦、対ヴァンパイア戦に必要なものをチェックし始める。 その後セルマールを除く一行は翌日に備え、休むことに。 アルカライラ「ミーポ!一緒に寝〜よぅ(はぁと)」 セルマールはシールドベアラーを呪文書に移し、アーケイン・オーダー協会のプールに上げることで、呪文の開発費がもらえることに。 それぞれの夜は更けていく…。 |
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◆シーン2 隘路◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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翌日早めに宿を発ち、昼下がりには隘路へと到着した一行。 アルカライラ「(マップを見ながら)森の中から進む?」 セルマール「普通に行っても、俺たちから近づけば出てくると思うよ。特にアイツだとすれば」 アルカライラ「あ、そっか!じゃあ、そのままってことで」 隘路を進む一行。 辺りはドラゴン以外の生物が生息する形跡の見られない荒れ地であった。 …骨などは見つかったが。 リースリット「なんかわかる?」 にのまえ「じゃあ<生存>で判定して。難易度20」 リースリット「20かぁ〜。…11出れば良いんだよ…(コロコロ)出た。成功」 にのまえ「骨は最近ので牛みたいだね。歯形がついてるよ」 グレネス「牛って言うと村の家畜かな」 リースリット「歯形?知識判定?」 セルマール「ドラゴンだから神秘学かな?」 セルマールの予想通り、それはドラゴンの歯形であった。 一行は辺りを<捜索>&<生存>しながら進む。 にのまえ「…ドラゴンのいた形跡はいくつも見つかるよ。でもどれも2〜3週間前だね」 グレネス「あれ?」 アルカライラ「ご飯食べに行っちゃった?」 セルマール「…3週間も?」 リースリット「…ドラゴンがヴァンパイアになっちゃった?」 セルマール「…おっかねぇ(汗)」 ドラゴンが塔に行って、返り討ちになったのでは…という考えが一行の間に流れ、その場合のデータを確認し始める。 怖い考えを一時棚に置き、再度辺りを調べる一行。 しかし新しい情報を手に入れることはできなかった。 セルマール「…村での情報では、ここ2〜3週間目撃されてないんだっけ?」 にのまえ「そう」 ランツェット「食事の跡から見るに…ホントにいないのかもしれないね」 セルマール「その可能性を考慮に入れながら進むとしましょう」 しばらく進む一行。 ドラゴンのいた形跡は発見するが、どれも2〜3週間ほど前のものばかり…。 仕方なく一番ドラゴンのいた形跡のある周辺を<捜索>する。 リースリット「(出目20で<捜索>)なんか見つかった?」 にのまえ「隘路の壁付近に、不自然な石の積みあがりを発見するね」 リースリット「積みあがり?調べてみるけど」 にのまえ「うむ!ドラゴンはここに物を隠していたようだ。罠なんかはないね」 リースリット「お〜出してみるよ」 グレネス「なになに?」 にのまえ「おめでとう!君は宝物表を1回振ることができる」 リースリットはダイスを振りまくり、6千SP、3個の芸術品(マスク(105GP)、サークレット(3500GP)金無垢の神像(700GP、10ポンド:リースリット「重い!荷物一杯だったらコイツから捨てるね(笑)」))をゲットする。 あれ?ドラゴンが集めていた武器がないぞ?(笑) 荷物は全て帰りに回収することにして元の位置に隠し、ドラゴンの姿を求め先に進むことに。 |
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夜牙塔外見 |
奥へと進んだ一行の前に、塔が現れる。 リースリット「ありゃ、塔まで来ちゃったよ。結局」 グレネス「うん」 リースリット「(イラスト見て)うわ〜趣味わりぃ」 まぁ髑髏などが浮き彫りにされていれば(それだけではないが)悪趣味と言われても仕方あるまい。 リースリット「遠目に見て、入り口はある?」 にのまえ「(塔外見●を指して)ここに」 アルカライラ「塔とは不釣合いな入り口だこと」 グレネス「塔の真ん中辺りの黒いの(塔外見●)は窓?」 にのまえ「いんや、彫刻上のくぼみ」 セルマール「ドラゴンは中型だったはず…塔も中型用?」 にのまえ「入り口を見ると中型だねぇ」 セルマール「やっぱり?中に入り込んでる可能性が高くなってきたなぁ」 |
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グレネス「この塔の中にヴァンパイアが居るんだよね?」 セルマール「ミーポの話しじゃね。でも、確認はしてない」 ミーポ「そいつの名前はガルシアスだ!」 グレネス「ドラゴンとタッグ組んでるかもしれないのかぁ」 アルカライラ「手下になってるかもしれないけどね。(ミーポに)そういえばガルシアスの戦い方ってどうだった?」 ミーポ「ヴァンパイア特有のがメインで、肉弾戦が多かった。でも秘術呪文も使ってた」 リースリット「ミーポも魔法使えるくらい頭良いんだから、言ってることは信用できるんじゃない?」 グレネス「…ミーポの知力っていくつ?」 にのまえ「+1の修正だよ」 グレネス「同じだ(ぐっ)」 アルカライラ「よかったね」 グレネス「うん!(喜)」 にのまえ「あ、ごめん。14だから+2だ」 グレネス「…負けたよ…(一同笑)」 ランツェット「それ以上言うな!(一同爆笑)」 その後、誰々の知力は使い魔のナイロに負けているだの、とあるクリーチャー以下だのと盛り上がる一行。 まぁ前衛はしょうがないよね! |
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◆シーン3 塔へ◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アルカライラ「入り口っぽいところもあるんだし…覗く?」 この一言で塔への侵入を決意。 隊列を組み、塔の最下層にある入り口(塔外見●)に向う。 にのまえ「入り口まで20フィートってところまで近づいていくと、中から腐臭が。あと<聞き耳>判定。難易度15で」 一同「(コロコロ)成功」 にのまえ「中から音が聞こえてくるね」 アルカライラ&グレネス「耳ふさぐ!」 ランツェット「セーヴ必要?」 にのまえ「まだメロディが流れてるって気付く程度で、途切れ途切れだから平気だよ」 リースリット「<視認><聞き耳><捜索>出目10で調べながら、一人で進む」 にのまえ「扉の前まで進んで良いの?なら意思セーヴ。難易度20で」 グレネス「高!意思セーヴ20?最悪!」 リースリット「20!?(コロコロ)…成功」 にのまえ「あい。なら影響はなかった。で、部屋の中は15フィート四方で、蔦状の植物がびっしりと生えているね」 リースリットの横まで進んだセルマールの<知識:自然>により、それはメロディを奏でて生物を眠らせ、自身の栄養源とする植物であることがわかった。 リースリット「罠解除(<装置無力化>の意)できるの?」 セルマール「解除できなくても、効果わかってるし。処分するって宣言だけで良いんじゃない?」 にのまえ「うん。火で焼きながら中に入るって言っても良いし」 リースリット「じゃあそれで」 中にはいろいろな動物、人型生物の死体があった。 さらにはワイルド・エルフの死体も…。 セルマール「ワイルド・エルフって…こないだの?」 アルカライラ「逃げたのがいたの?」 リースリット「調べるとなんかある?」 にのまえ「ポーチがあって、中に雑貨とお金だね。あとたたまれた羊皮紙があったよ」 グレネス「何それ?」 にのまえ「それには『逃げろ。出し抜け。クックーにつかまらないように』って書いてあるよ」 アルカライラ「クックー?」 ランツェット「前回のアレか」 アルカライラ「…死んだよね?」 セルマール「うん。だからその前なんじゃないかな。集落が全滅する前の…」 アルカライラ「…そっか〜。個人的にはこの遺体は連れて帰りたい気がする…」 しんみりする一行。 遺体は痛みが激しいため、連れて帰ることができないので、遺品のポーチを持ち帰り、機会を見て集落に届けることに。 遺体は時間がある時に埋葬することにして、塔の探索を続ける。 リースリット「…出目20でも何も見つからない?」 にのまえ「うん」 グレネス「中に続いてないの?」 アルカライラ「ここで終わってるんだ…」 リースリット「外出て塔の周りを一回りしてみるけど…入り口ない?」 にのまえ「階段、通路、入り口の類は見つからないね」 アルカライラ「…もしかして、飛んで中腹から入るのかな?」 ランツェット「ここに住んでるやつは飛べるから?」 リースリット「外壁を調べてみるけど…かなり古そう?」 にのまえ「詳しくはわからないけど、古そうだね」 リースリット「剣で壁が壊れるか試してみたいんだけど…」 物体へのダメージはPHBp163〜載っているのだが、アダマンティン製の武器以外では、物体の硬度を無視できない為、あまり現実的とは言えない手段である。 それを説明すると…。 リースリット「無理か…」 グレネス「壁を登っていくことはできないの?」 リースリット「上からロープを下ろすとかできない?」 グレネス「フックとかあれば引っ掛けることできるよね?」 にのまえ「外壁を登るのは、突起などが多いから難しくはないと思ったよ」 ミーポ「俺フライ覚えてる。みんなに使えるぞ」 長考し相談する一行。 呪文の効果時間、装備を照らし合わせてさまざまな手を考える。 そんなことをしている間に、空には暗雲が…。 ランツェット「要するに時間かけると、雨が降ってきて<登攀>難易度上がるって言いたいんだな」 アルカライラ「(にのまえは)さっさと決めろって言いたいんだよ」 リースリット「俺がさっさと上行くよ」 グレネス「一人じゃ危ないから私ついてく」 にのまえ「…ここでアルカライラとセルマール<呪文学>を振って〜」 アルカライラ&セルマール「?(コロコロ)成功〜」 にのまえ「じゃあ…」 二人にコントロール・ウェザーの呪文が使用されたことを教える。 一行のことを気付いている存在がいることを強調し、警戒を呼び起こしたかったのだが…。 ミーポの3レベル呪文のスロットがなくなることを嫌がり、アルカライラとミーポがフライの呪文で、グレネス、セルアール、リースリットが<登攀>、ランツェットがスパイダー・クライムのポーションで登ることに。 |
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◆シーン4 天空の守護者◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
にのまえ「了解。んで、君たちはどういう風に上がっていく?上がれる人はさっさと上がる?」 アルカライラ「さっさと上を確保したいから…私はAC的にもさっさと上に行っちゃって良いと思う」 にのまえ「了解(ニヤリ)」 アルカライラ「いや〜!その笑いイヤ〜!」 にのまえ「はい!じゃあ、5ラウンドほど掛けてアルカライラは頂上まで上がった。んでミーポは当然アルカライラについていく。さて、アルカライラはどこから屋上を見る?」 アルカライラ「え…塔の淵から覗き込む…」 …ある程度離れたところや斜め上から見ればいいものを…なぜわざわざ『淵』から覗き込むのか…。 にのまえ「了解。じゃあ不意打ちが発生します」 一同「…」 にのまえ「(表紙を見せて)こういう物が出てきました」 リースリット「デビルたこ…」 にのまえ「なんでデビルが英語なのに『たこ』なんだよ!?(一同笑)」 アルカライラ「要するにアレですか?先行するなってこと?」 当たり前だ! 回復役が先行してどうするか。 だからみんなでフライを使用して一塊で行けばよかったものを…。 セルマール「先行するといっつも喰らうね」 アルカライラ「ホントだよ(怒)」 ■不意打ちラウンド 各キャラクターの位置を整理して、戦闘の処理を行う。 にのまえ「では殴りますね。良かったね、不意打ちラウンドで」 セルマール「全力攻撃こないからな」 リースリット「…次のラウンドから全員フライかけてもらうかな…」 アルカライラ「良いじゃん(私が)下がれば」 にのまえ「(…甘い)じゃあ殴りま〜す(コロコロ)」 グレネス「当たるな〜当たるな〜(ぽそぽそ)」 にのまえ「AC30まで命中。ダメージは10点差し上げます」 アルカライラ「いてぇ」 ■1ラウンド/イニシアチブ:アルカライラ→グレネス→ランツェット→ムーンカーフ→ミーポ→リースリット→セルマール(以降のイニシアチブはPCのみ一文字目で表記 にのまえ「っと、忘れてた。<知識:神秘学>でクリーチャー知識どうぞ」 アルカライラ「(コロコロ)…14」 にのまえ「14じゃあ、わからないなぁ」 セルマール「離れてるから振れないなぁ…近づいたら振るか…」 アルカライラ「よし、じゃあ始めるか!…撤退します。私が撤退するとミーポが標的になっちゃう?(にのまえ頷く)う〜〜〜〜ん(悩)」 リースリット「防御専念する?」 セルマール「仮にもタコなので、全力攻撃はそれなりにあると判断したほうが良いと思うよ」 グレネス「あ〜そうか!(ミニチュアがダイアバットを使用していた為)こうもりだと思ってた」 アルカライラ「…リーチ考えると、どっちにしろ機会攻撃喰らう?…(長考して)なら2倍移動で」 にのまえ「了解。では機会攻撃いくね。(コロコロ)AC28まで命中。ダメージは7点」 アルカライラ「…ん。じゃあ真下に160フィート移動」 グレネス「…ミーポ残っちゃったね。すぐに降りてきてもらわないと…」 アルカライラ「あと『タコとコウモリの化け物がいる!』って言う」 ランツェット「タコとコウモリ?まるで2体いるみたいだ(笑)」 アルカライラ「プレイヤー的には狙いました(笑)」 グレネス「次は私…どっちが早いだろう。下に降りた方が良いのかな?」 リースリット「敵の行動見てからで良いんじゃ?」 グレネス「そっか。じゃあ…行動遅延で」 ランツェット「次は俺。とはいえ、この時点では何もできない…じゃあ塔に垂直に立ち上がって剣を抜く」 にのまえ「敵が来たときの用意ってことね?次はムーンカーフね。…やっぱミーポやるしかないよなぁ」 グレネス「ミーポォ、ミ〜ポォ(悲しげ)」 リースリット「これは仕方ないよ」 グレネス「うぅ…ミーポってHPどれくらいなの?」 セルマール「8レベルでしょ?40点弱だと思う」 にのまえ「じゃあ全力攻撃で。まずは触手で殴ってくる」 グレネス「全力攻撃!?なにそれーーー(怒)」 にのまえ「1回目(コロコロ)命中、ダメージ11点」 グレネス「あぅ…(苦)」 にのまえ「2回目(コロコロ)命中、ダメージ9点」 グレネス「あぁ…(悲)」 にのまえ「そして3回目」 グレネス「3回目いらない!(必死)」 にのまえ「(コロコロ)命中、ダメージ8点」 アルカライラ「生きてる!やった、生きてる!!(喜)」 グレネス「やったぁ!!はやくはやく!(喜)」 にのまえ「……4回目」 アルカライラ&グレネス「……え?」 リースリット「…タコなんだから足8本あんだよ。8本!」 攻撃ロールを行い、ダメージを出すたびに、グレネスから悲しげな声が…。 …うむ、今までDMしてて一番すわりの悪い時間でした。 プレイレポの為に、録音を聞きなおしている今も…。 ミーポはHPが−10以下になった為死亡し、地上へと落下していく(*死亡しているのでフライの効果が切れたのと同じ処理をしている。…もしかして落ちないのかな?)。 グレネス「誰か抱きとめてくれぇ。う〜〜〜(泣)」 リースリット「掴めるのは一人しかいない」 セルマール「次はグレネス」 グレネス「(動揺中)…えー…えー…これは登って良いのか、降りたほうが良いのかわかんないなぁ…(相談後)じゃあ降りていくね」 リースリット「次は俺か…じゃあ俺は登るわ…」 セルマール「(長考)…じゃあ俺はフライの巻物を取り出して、発動する」 にのまえ「了解。じゃあ次のラウンドね」 ■2ラウンド/イニシアチブ:ア→ラ→ムーンカーフ→グ→リ→セ セルマール「ミーポってラウンドの最後に落ちてくるの?」 にのまえ「いやミーポの手番で落ちるよ。1ラウンドに60フィートごと落ちていくね」 アルカライラ「…じゃあ私からね。様子見。行動遅延で」 ランツェット「次は俺。…と言ってもやることがない…敵が降りてくるのを待つよ」 にのまえ「ならムーンカーフの行動ね。移動してコール・ライトニングを発動するよ」 ランツェット「射程ってあるの?」 にのまえ「うん。中距離だね。でも9本発生させるから…」 ここでコール・ライトニングに疑問が発生。 これって一人に何本も落ちるのであろうか? とりあえず今回はわからない為、一人につき1本までしか落とせないことにした。 にのまえ「各自意思セーヴよろしく。難易度は18ね」 一同「(コロコロ)」 ここで珍しくランツェットがセーヴ失敗(やった〜)。 とはいえアアシマールの特殊能力、[電気]に対する抵抗5の為、あんまりダメージが行かなかったが。 にのまえ「了解。3D6だから(コロコロ)11点の[電気]ダメージね。各自ダメージ減らすなりしてね」 リースリット「こりゃ上がるしかないな…」 グレネス「私の番。登るよ」 リースリット「いや、降りよう」 グレネス「ん?降りたほうが良い?」 リースリットは、このまま登ってはムーンカーフの呪文攻撃と直接攻撃に良いようにやられる為、最悪の場合にはすぐに撤退できるように、地上に降りることを提案する。 一同相談の結果コール・ライトニングの効果時間(9分=90ラウンドの間、9本の雷が落ちてくる…)を考えると、あまり現実的ではなかったため、距離を詰めてることに。 後に↑の裁定が間違っていることが判明。 コール・ライトニングは1ラウンドに1本落とせて、(数ラウンドにわたり)合計術者レベルまでの雷を落とせるということだった。 プレイヤー諸氏、スマヌ。 リースリット「…わかった。じゃあバッグ・オヴ・ホールディングからフライのポーション取り出して飲む」 セルマール「俺は飛んで移動して、グレネスに接触。フライを発動します。あと、敵だけどさっき移動したんなら姿見えてる?」 にのまえ「ごめん、見えてるね。知識判定どうぞ」 セルマールは高い目を出し、データを確認する。 そしてその口からデータが語られるたびに、一行から悲鳴があがる。 セルマール「逃げたほうが良いかもしれない…」 アルカライラ&リースリット「逃げよう」 グレネス「…そうする?」 セルマール「…あ〜…でもこいつをやらないと中に入れないよね。やるしかないか…」 アルカライラ「…この状況で?」 リースリット「追ってくるかな?」 このような特殊な状況での戦闘は、一行にとって初めてであった為、戦闘継続か撤退かの相談でかなり時間をとってしまった(しかも数度)。 これは最初に全員にフライの呪文をかけておかなかった(=接敵しづらい)ことや、戦闘開始早々ミーポが死んでしまったというのも関係しているであろう。 このようにパーティとしての意思がぶれ易いというのも、うちのサークルの特徴かもしれない。 うぅむ…。 セルマール「移動速度が…150フィート(飛行)だって」 アルカライラ「じゃあダメだ。逃げても追いつかれる。やりましょう」 一同「あい」 アルカライラ「私の行動。自分を回復」 にのまえ「みんな終わったよね。なら次のラウンド行くよ」 ■3ラウンド/イニシアチブ:ラ→ムーンカーフ→グ→リ→セ→ア ランツェット「武器をしまって移動で登る」 にのまえ「ムーンカーフの行動…コール・ライトニングを落として移動。セーヴ難易度は18ね」 一同「了解〜(コロコロ)」 リースリットを除き、それぞれにダメージを与える。 グレネス「私の番。フライかかってるから…2倍移動で敵のリーチ(30フィート)ギリギリの手前でとまる。あと≪回避≫をムーンカーフに」 リースリット「続いて俺。飛んであがるよ。2倍移動で敵まで30フィートくらいね」 セルマール「俺はグレネスの隣まで2倍移動」 アルカライラ「私は敵から50フィート離れるくらいまで移動してから…リサイテイション」 キャラクターの性能が上がって、こちらは下がる…いやな呪文だ。 ■4ラウンド/イニシアチブ:ラ→ムーンカーフ→グ→リ→セ→ア アルカライラ「ランツェットの番」 ランツェット「ん〜。じゃあ2倍移動で登攀。もう少しで殴りに行ける」 にのまえ「わしの番。前回と同じく、移動しながらコール・ライトニング。難易度18ね」 アルカライラ「(にのまえのダメージ結果を見ながら)ここに来て出目がよくなってる…ヤバイ」 それぞれに(またもや身かわし能力で、ダメージを逃れたリースリットを除き)ダメージを与える。 グレネス「次は私の行動か…ん〜、この距離って突撃できる?」 にのまえ「移動距離は増えないけどできるよ」 フライ中は突撃をしても移動距離が増えないのだ。 グレネス「じゃあ≪回避≫を指定して、≪強行突破≫しながら突撃。全力≪強打≫で突っ込む!」 にのまえ「了解。まぁ、この状況だったら、足払いだろうなぁ…(コロコロ)接触AC19まで命中」 グレネス「…命中」 にのまえ「じゃあ、足払い判定ね。こっちは大型で…≪足払い強化≫があって…筋力ボーナスが…。ん、12スタートだぜ!(コロコロ)」 アルカライラ「(にのまえのダイスを覗いて)ファンブル振りました!」 にのまえ「いやいや、これ(足払い判定)にはファンブルないから」 グレネス「(コロコロ)20振りました!足払い判定23!勝った! にのまえ「どんだけ虚勢張ってもダイス目は1だからね…転ばせられないよね…」 グレネス「で、突撃は…(コロコロ)19は当たらないよね?(しょんぼり)」 にのまえ「それは無理だなぁ(微笑)」 リースリット「これは(ムーンカーフのACが高すぎて)当たらないか…?」 グレネス「うぅ…(泣)なんかくやしー!」 セルマール「ま、しかたない。次はリースリットね」 リースリット「じゃあ、足止め袋を取り出して投擲…(コロコロ)接触AC20まで命中」 足止め袋とは、空気と反応して粘着化する液体の入ったアイテムである。 主に地上の対象に使用して、動けなくすることが目的だが、うまくすると(対象が反応セーヴに失敗すると)飛行することができなくなるため、空を飛ぶ厄介なクリーチャーに使用することもある。 にのまえ「当たり。え〜と反応セーヴは15か。さっきのリサイテイションの効果があるけど…(コロコロ)成功」 リースリット「ちっ落ちなかったか」 アルカライラ「落ちなかったか。まぁ移動速度は半分になるよね」 にのまえ「そうだね。ハイ次の方」 セルマール「俺か。…スコーチンブ・レイ発動。…今は2本打てるから。(コロコロ)接触AC22と21まで命中」 にのまえ「…まぁ接触じゃあねぇ」 セルマール「だよねぇ。当たるよねぇ(コロコロ×2)両方で27点」 にのまえ「む。結構来たな」 グレネス「でもムーンカーフのHPって3桁あるんでしょ?」 ランツェット「10回当てれば良い(笑)」 セルマール「10回も使えません(笑)」 アルカライラ「次は私〜。移動してグレネスにキュア・シリアス・ウーンズ。20点回復」 グレネス「お〜。ありがとう」 ■5ラウンド/イニシアチブ:ラ→ムーンカーフ→グ→リ→セ→ア ランツェット「ラウンド代わって俺の番。2倍移動。…ようやく天辺までたどり着いたぞ!次から攻撃だ」 リースリット「目の前にいる限りは!」 にのまえ「早くフライをかけて貰いなさい。んで、ムーンカーフの番ね。」 グレネス「(覚悟を決めた様に)カモーン!カモーン!」 にのまえ「…ランツェットに全力攻撃5回(コロコロ×5)3回命中してダメージ28点ね。残り3回の全力攻撃をグレネスに!」 グレネス「ん」 リースリット「なんで8本も足あんだよ〜」 にのまえ「(コロコロ×3)1回命中、クリティカルでダメージ9点ね」 グレネス「了解。次はこっちの番ね!よ〜し全力攻撃だ!」 にのまえ「…………ん?」 グレネス「(手の中でダイスを振りながら)ん?何?」 にのまえ「…うわ!なんてことをやっちまったんだ!…あのさ、ムーンカーフの行動やり直しても良い?」 ムーンカーフの飛行性能は“貧弱”である。 これは各ラウンドに移動速度の半分を、必ず移動しなければならないことを表す。 そう、移動しなければいけないのである。 そして全力攻撃なんかした日には移動ができないのである。 移動ができないと言うことは…? アルカライラ「何でですか?」 にのまえ「いや〜…ちょっと、ね?」 グレネス「いやです」 アルカライラ「私たちに有利に働きますか?」 にのまえ「それは言えません」 一同「じゃあ、ダメです」 にのまえ「くすん………では、ムーンカーフは150フィート落ちました」 一同「……は?」 そうです。 飛行を続けられないので落ちてしまうのです。 ムーンカーフは攻撃回数が多いのに、それを生かせないのです! うわぁぁぁぁぁん! 攻撃回数にだまされた!(←にのまえの読解力がないだけである) これを読んだ後に、このシナリオをやろうというDM様が居ましたら、ムーンカーフは塔に侵入する際のPCのリソースを削る為に存在するとお考えください。 戦闘を行う為の存在ではなく、危機感を煽る為の存在だと思われます。 ところでさ、本来ならミーポは死んでなかったんだよね。 さすがにそこまで巻き戻せないので、死んだままになったけど…。 とりあえず一同には事情を説明し、プレイ再開。 にのまえ「…え〜…と、いうわけで皆さん機会攻撃どうぞ…」 グレネス「…と、言っても私しか攻撃できないね。(コロコロ)あたりませ〜ん」 ランツェット「…俺は何の為にここまで上がってきたんだ…」 見えなかったけど…きっと、多分、おそらく……ランツェットは血涙を流していたことだろう…スマヌ。 ランツェット「中に入らないか?」 一同はその案を検討するが、ミーポをそのままにしては行けないと言うこともあり、戦いを継続することに。 ランツェット「上がって来い!おらぁ(ヤケ)」 グレネス「(セルマールに)ランツェットにフライをかけてあげて下さい!」 セルマール「わかってるよ。1ラウンド待て」 グレネス「(気を取り直して)…私突撃しても良い?」 にのまえ「(データを確認して)いいよ〜」 アルカライラ「あ、呪文掛けるから、私の後にしてくれる?」 グレネス「…行動遅延でアルカライラの後に行動」 リースリット「移動しながら足止め袋を出して待機。足止め袋の投擲範囲内にムーンカーフが入ってきたら投擲ってことで」 セルマール「俺かぁ〜。2倍移動移動で終了」 アルカライラ「…グレネスにブルズ・ストレングスをかける。後はよろしく」 グレネス「了解!いっくぞ〜!突撃します」 セルマール「機会攻撃GO!」 にのまえ「そうだった(コロコロ)…≪強行突破≫持ってるでしょ?(グレネスうなずく)じゃあ当たらん」 アルカライラ「よし!」 セルマール「ふふふ…俺は機会攻撃としか言っていない!そしてDMはすぐに振った!よって足払い攻撃ではないのだ!」 アルカライラ「よくやった!」 確かに何も言わずにダイスを振っちまったよ…。 でもそういう誘導はどうなんだろう…。 ひどいよ…くすん。 グレネス「(コロコロ)命中!ダメージは23しか行かないです。ハイ…(しょんぼり)」 にのまえ「4分の1減った」 グレネス「…まだ4分の1か…」 ■6ラウンド/イニシアチブ:ラ→ムーンカーフ→リ→セ→ア→グ ランツェット「自分にブルズ・ストレングス。そして武器を抜く」 にのまえ「次は俺か…(コロコロ)…え〜…落ちた飛行クリーチャーは、次のラウンドを体勢を整えることに費やさねばならない…とここに書いてあります」 グレネス「?…はい」 にのまえ「というわけで、反応セーヴの難易度20を行ったわけであるが…」 グレネス「…ダイス目は2だね」 にのまえ「…うむ。失敗だな…その場合はさらに300フィート落ちる…と書いてある」 一同「大爆笑」 ランツェット「…さらに300フィートって、地面だよ?どうなるの?」 にのまえ「うん。落ちたことになってダメージを受ける。…300フィート分ね」 一同「爆笑」 ええい!うるさい!いつまでも笑っているんじゃない! だから巻き戻しして良いか聞いたんじゃないか! うぅぅ…なんかギャグクリーチャーになってしまった。 にのまえ「というわけで30D6だ…スマンが一人5D6ダメージ振ってくれ…」 グレネス「あっははははははは」 …あなた最初っから笑いっぱなしですね。 …みんなに振ってもらった結果、一気に100点あまりものダメージを受けてしまった…残りのHP44点しかないよ。 ん?あれ?なんかでかいダメージで判定があったような? そうだ!大規模ダメージ! 調べてみると頑健セーヴ難易度15で判定して、失敗したら即死らしい…。 だ、だいじょうぶだろうな…。 にのまえ「(コロコロ)…ふぅ!死ななかったぁ(安堵)」 アルカライラ「…死ねば良いのに」 リースリット「死ねば良いのに!」 一同「笑」 にのまえ「じゃあ戦闘に戻して…次はリースリットからだね」 リースリット「…敵って今地上なんだよね?…じゃあ、さっきと同じで待機で」 セルマール「俺は、フライの呪文をダウンロードしてます」 アルカライラ「私は自分に回復してますから。グレネスどうぞ」 グレネス「は〜い。では突撃行きます!≪強打≫入れて」 にのまえ「ん。ムーンカーフの機会攻撃。≪強打≫+足払い!(コロコロ)接触AC28まで命中!足払い判定しよう!さっきも言ったが12スタートさ(コロコロ)」 グレネス「うぅぅ…(コロコロ)…18(ぽそ)」 にのまえ「……16(さらに小さく)」 グレネス「やたっ!勝った!」 にのまえ「転ばすことができない〜!!!こっちが圧倒的に有利なのに!」 グレネス「♪(コロコロ)…やた!クリティカル可能域!」 にのまえ「ふっ、そんな攻撃がクリティカルになるものか!(と念を送る)」 ランツェット「もう一度同じ目を出せば良いだけだろ。出るさ!」 …それって5%しかないんですが…。 グレネス「もう一度命中すれば…(コロコロ)AC24まで命中…当たった!?じゃあ、クリティカルだ!やった〜!」 ものすごい喜びようである。 …今までを振り返って思うのだが、グレネスは気分が乗ってる時や、逆境の直後によくクリティカルを発生させる。 感情の盛り上がりで、クリティカルを呼び込んでいるようにしか見えない…。 グレネス…恐ろしい子…!! グレネス「(コロコロ)ダメージはぁ…47点!」 にのまえ「…しくしくしく。お亡くなりになりました(泣)」 一同「やた――――っ」 にのまえ「っと、最後に『私は扉を守ることはできなかったが、ガルシアス様はお前たちが来ていることを知り、復讐の準備を整えている。神の帰還によって世界には嘆きの涙が訪れるだろう!!はーっはっはっはっはっは……』というテレパシーがみんなに聞こえてきたよ」 |
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◆シーン5 戦い終わって◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ランツェット「下にむかって叫ぶよ。『おぉ〜い、倒したのかぁ〜〜?』」 アルカライラ「手で大きく丸を作ってから私も降りていく」 リースリット「(ランツェットに)降りてこいよ〜」 ムーンカーフを倒した一行は地上にて合流し、ミーポの遺体を回収する。 グレネス「…ミーポって復活代いくらかかるの?」 アルカライラ「無理です。お金があっても復活させてくれません」 グレネス「えっ…?(コボルドであることを思い出し)そ、そうだぁ!ど、どうしよう…?」 復活させる為にどうするか思案する一行。 もしかしたら、塔の上に(異種族を復活させるための追加料金を捻出できる)財宝があるのでは?と、塔の屋上を調べることにし、再度屋上まで登っていくことに。 にのまえ「状況説明するね(と、読み上げる)『塔の頂上部は、くぼんだ形になっている。腐った肉の腐臭がこの一帯をおおっており、その臭いは、翼のある爬虫類の動物が無残にも殺されてくぼみの底に横たわっている、その半分食べられてしまった死体から来ているようだ』だって」 リースリット「ドラゴンか……」 アルカライラ「…え?ええ?!」 グレネス「それってナイトスケイル?」 にのまえ「(状況説明の残りを読み上げ)…うん。ナイトスケイルの様ですね。グレネスはその死体の体の傷跡に覚えがあるよ」 ナイトスケイルは多くのコインの上に横たわっており、近くには酸であけたような階下へと続く穴があった。 一行は手分けして死体の検分と辺りの捜索を行った。 にのまえ「じゃあ死体の方から解決しましょうか。死因や傷跡を調べるなら<治療>を振ってくれる?」 セルマール「うぃ、<治療>か…(コロコロ)」 アルカライラ「あ、私も振るね(コロコロ)」 にのまえ「(二人の判定知を聞いて)アルカライラはわかるね。とはいえ死因は外傷によるものとわかる程度だけど。死体はムーンカーフのくちばしによる痕とその他にも人間の大きさの何かによって付けられた噛み傷も不吉なことに見ることができるよ」 セルマール「…まぁ、(データを思い出しながら)順当にムーンカーフにやられたってところだろうね」 ランツェット「…だろうねぇ」 にのまえ「次は<捜索>組の方ね」 グレネス「リースリットに任せっきりだけど(笑)」 リースリットの<捜索>の結果、隠されたものは何も発見できなかったが、屋上に散乱した財宝を回収すると、それなりの財産にはなった(アルカライラ「また大量のSPかよ!」)。 アルカライラ「トゥルー・リザレクション代ぐらいはできたんじゃない?」 グレネス「っ!(喜)」 リースリット「まてまてまて、それは本末転倒だ」 グレネス「…ん?」 アルカライラ「今まで、うちらってトゥルー・リザレクションのおかげで儲けがなくなってるでしょ?」 グレネス「…ああ…うぅ〜でもでもでも…」 アルカライラ「街で復活してもらえない場合、巻物になるけどその場合失敗率も上がるから」 ランツェット「高いお金出して失敗したら、目も当てられないしね。1レベル下がるのも仕方ない」 グレネス「…うん。わかった…(しょんぼり)」 グレネスはミーポがお気に入りのようだ。 こうやって気に入ってもらえると、DM冥利に尽きるなぁ。 セルマール「じゃあ、ドラゴンを退治した証拠の品を持って村に帰ろうか」 ドラゴンの頭部と尻尾を切り取り、村へと向う一行。 村で尻尾を差し出し、報酬の3000GPを宝石で得る。 一行は村で休まずそのまま街へと向かい、街道に沿って夜営することに。 翌日、街へとたどり着いた一行。 すぐさまペイロアの神殿へと向い、レイズ・デッドの呪文サービスを受ける為に予約をする。 翌日ミーポの遺体を持ち込み、儀式に臨む。 ペイロア神官「…こ、これは…コボルドではないですか!」 ランツェット「確かに。ですがミーポは奇跡のコボルドです!どうしても彼は復活してほしい」 ここで一行は相談し、一つの案を提示する。 それはペイロア神官に、スピーク・ウィズ・デッドをミーポに使用し、質問によりミーポが邪悪でないことを判断してもらってから、レイズ・デッドをかけてもらうという案であった。 にのまえ「じゃあ<交渉>を振ってくれるかな」 ランツェット「よし!<交渉>ね(ダイスを握る)」 セルマール「援護は良い?OK。じゃあ(コロコロ)」 ランツェットに交渉を任せ、他のメンバーが援護を行う。 この結果により、ペイロア神官の態度を非友好的から友好的にすることに成功する。 ペイロア神官「…ふ…む。…わかりました。仮にもハイローニアスのパラディンが、悪を勢力に力を貸すこともないでしょう。その案を試してみましょう。私がスピーク・ウィズ・デッドで幾つか質問を行い、それによって悪ではない判断した場合にはレイズ・デッドを行おう。それでよろしいか?」 アルカライラ&ランツェット「はい!」 リースリット「はぁ〜よかったねぇ〜」 ミーポにスピーク・ウィズ・デッドを発動し、悪ではないと判断したペイロア神官は、一行の要望どおりにミーポに対しレイズ・デッドを発動してくれた。 ペイロア神官「彼はすぐにでも目を覚ますでしょう」 一同「ありがとうございます」 ミーポ「……はっ!…ここは…?」 グレネス「はぁぅぅ〜よかったぁ〜(涙目)」 目が覚めたミーポは復活したことはわかったらしいが、不安なのかアルカライラにしがみついてきた。 グレネス「やっぱり(笑)」 アルカライラ「わたしも抱きしめて『ごめんね、ごめんね。うえ〜ん』」 ミーポ「…俺死んだか?」 リースリット「…ああ」 ミーポ「迷惑かけてゴメンな…」 グレネス「うぅぅ」 ランツェット「『そんなことはない』と言って肩に手を置く。…という訳で癒しの手な(一同笑)」 ミーポ「次からはガンバル!…俺、向こうで…みんなと会ってきた…」 グレネス「みんなって、一族の?」 ミーポ「…うん。久しぶりにイスドレイル様に会えて良かった…。早くみんなの仇を討たないと…」 グレネス「ん。手伝うからね」 沈むミーポを励まし、神殿を後にした。 装備を整え、体を休めた一行は、翌日早くに出発し、夜牙塔へと向っていった。 |
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◆シーン6 再挑戦◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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遭遇もなく、無事に夜牙塔へと到着した一行。 今回は全員でフライを使用し、塔の屋上へと登った。 屋上へと降り立つ前に、一行は影に隠れるワイト3体を<視認>する。 そのまま屋上へと降り立ち、戦闘を開始する一行。 セルマール「俺からね。ファイアー・ボール」 イニシアチブを振るも、セルマールの開幕ファイアー・ボールにて全滅するワイトであった。 脅威度3程度の敵が(約)8レベルのパーティに勝てるわけもないのだが、一瞬にして終わるのはどうだろう…。 まぁ、貴重な3レベルスロット一つと、轟音によって敵の警戒を招いたということでよしとする…か。 リースリット「よえ〜」 セルマール「脅威度3程度で、反応セーヴに失敗したらこんなもんだよ」 リースリット「屋上をもう一度<捜索>するけど、なんかある?」 アルカライラ&グレネス「明かりをつける」 にのまえ「<捜索>は出目10で良いんだよね?真ん中辺りにある穴以外は何も見つからないよ」 リースリット「…穴から中を覗くけど…」 にのまえ「北の壁が崩れて瓦礫があるね。残り三方向には扉がある。後、床には粉々になった医師の彫像の破片があって、埃や塵が積もっているよ。んでその上に行き来してる足跡がたくさんある。それとコインが何枚か落ちてるよ」 リースリット「足跡?敵はいないのね。じゃあ降りよう。その前に戻る時用に、鉤爪ロープを引っ掛けておくよ」 にのまえ「(テキスト読み上げ)天井に開いている幅10フィートのの穴の下には円を描く形で丸石が敷かれている。んで他はさっき言ったとおりで、静寂が辺りを覆っているよ」 リースリット「足跡は?<生存>?(コロコロ)…20。なんかわかる?」 にのまえ「足跡はあらゆる方向に向いてるね。ほとんどの足跡は爪が長い、裸足の中型の人型生物の物だけど、幾つかは非常に大きな裸足の人型生物の痕跡も見つけたよ。」 その後、リースリットはコインを回収した後(アルカライラ「ダーゲディンの武具はどこに行っちゃったのよ!」)簡単に『部屋:1』を調べて安全を確認し、一行を呼び寄せる。 一同「降りた〜」 セルマール「足跡の正体を調べたいのですが」 にのまえ「ん〜<知識:宗教>で」 アルカライラ&ランツェット「<知識:宗教>?…振る(コロコロ)」 セルマール「(コロコロ)…21」 ランツェット「24」 にのまえ「…ランツェットが一番高いのね。…ワイトやグール、ヴァンパイア・スポーンなどの足跡だね」 リースリット「アンデッドしかいねぇよ!」 アンデッドには急所攻撃が効かない為、ショックを受けるリースリット。 さらには…。 ランツェット「(アルカライラに)…フレイミング・ウォーハンマー貸してくれ…」 グレネス「どうしたの?」 ランツェット「…いや、ヴァンパイア・スポーンが冷気に対する抵抗持ってるから、俺のフロスト・ロングソードの冷気ダメージ効かないんだよね…(しょんぼり)」 などと違う方面にもショックを与えていた。 まぁその分アンデッド退散が使えるから(8回!)良いのではないだろうか? セルマール「大きい足跡のほうは?え、<知識:神秘>?(コロコロ)25」 にのまえ「…名前と分類程度はわかる。フレッシュ・ゴーレムだね」 セルマール「フレッシュ・ゴーレムかぁ…人造かぁ」 アルカライラ「どっちから行く?」 セルマール「その前に崩れた壁の方を見てみるけど」 にのまえ「(見える位置をマップに書いて)こんな感じかな。崩れた辺りには酸で溶けた跡が見えるよ」 グレネス「やっぱり、ドラゴンちゃんは外から入ってきたみたいだね」 リースリット「扉なんかを調べるけど…」 順に扉を調べる(<捜索>&<聞き耳>)リースリット。 扉の下が4分の1インチほどの隙間があり、一行の明かりが向こう側へと漏れてしまう=一行が不意打ちすることはできない上に不意打ちを受けやすいということがわかった。 とはいえ光源がなければどうしようもないので、そのままいつものように探索を続けることに。 リースリット「どっちから行く?」 グレネス「西側から行こうよ」 まずは『部屋:2』へと進む。 扉を開け、中を照らすと、壁に立てかけられた棺が5つ、闇に浮かび上がった。 にのまえ「(テキスト読み上げ)5つの石棺が埃っぽい残骸の中で立てられている。棺の石製のふたにはそれぞれ、奇妙な爬虫類の兆候を持つ、エルフのような人型生物の姿が彫刻されている。これらの石棺は光の中で不吉な陰を作り出している(と説明しつつマップを書く)」 グレネス「…彫刻って妙にリアルとか?」 にのまえ「特にリアルすぎるってことはないけど」 セルマール「入るとなんかが出てきそうだけど…石棺開けると全部の扉が開きそうな気もしますが…」 相談の結果、このままでは意味ないと、石棺を調べることに。 それぞれのミニチュアを配置し、戦闘準備を整える(グレネス「ミーポは『いのちだいじに』でお願いします」)。 リースリットが一人で中に入り、石棺の内一つを調べ、罠や鍵がないとわかると石棺を開けた。 するとその瞬間5つの石棺の中からシャドウが1体ずつ、計5体飛び出してリースリットを囲み、戦闘になった。 不意を打たれたリースリットが初撃を喰らい、筋力を2点吸収されたが、次のラウンド体制を整えたアルカライラのアンデッド退散により、全てのシャドウは一発で破壊され、全滅となった。 レストレーションのワンドによりリースリットの筋力を回復し、部屋を<捜索>する。 それにより石棺より幾ばくかのコインと宝石を発見する。 リースリット「隠し扉とかはなかった?(にのまえうなずく)じゃあ次どっち行く〜?」 グレネス「時計回り?」 アルカライラ「じゃあ南側ね」 『部屋:1』の南側の扉を開けようと、各自の配置を終了したところで…。 にのまえ「(リースリットの<聞き耳>出目10の結果を見て)リースリットは北側の方から、かすかな音が聞こえたよ」 リースリット「後ろで変な音がしたぞ」 グレネス「後ろって…後ろ?」 ランツェット「後ろを振り返るよ。何か見える?」 にのまえ「…ランツェットって暗視60フィートだよね?」 ランツェット「うん」 にのまえ「…そうだよね(がっかり)。後ろの部屋の天井に人影が張り付いてるよ」 ランツェット「…貞子?」 グレネス「それ怖いよ」 にのまえ「ランツェットと目が合うと、そいつらは降りてきたよ。じゃあ戦闘だね」 <知識:宗教>により、敵はヴァンパイア・スポーンと判明。 <聞き耳>にて接近を感知していた為、不意打ちを受けることはなかった。 イニシアチブを振り、ヴァンパイア・スポーン6体が先手を取り一行に襲い掛かる。 グレネスが叩きつけ攻撃を喰らい、負のレベルを1レベル受けたが(グレネス「うわぁ〜(泣)」)、その他は苦もなく勝利する。 続いてマップの番号順に各部屋を探索していく。 『部屋:5』にてシャドウ5体をさらに倒し、『部屋:8』にて謎の粘質の液体が床を覆っていたが、正体不明なので無視して進む。 『部屋:9』にもシャドウが5体出現したが、ランツェットのアンデッド退散により逃亡。 先に進む一行は『部屋:15』にて棺を発見し、中に居たヴァンパイア・スポーンに止めを刺した。 そこに至るまでの幾つかの部屋で、ダガーやリング、コインや宝石などの宝物を入手した。 |
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◆シーン7 とらわれし賢者◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヴァンパイア・スポーンに止めを刺した一行。 リースリットは『部屋:15』を調べるが特に何かを発見することはできなかった。 さらに南の扉を調べ<聞き耳>すると、中から年配の女性のすすり泣く声が聞こえる。 リースリット「(みんなに)中から啜り泣きが聞こえる」 ランツェット「前に同じ事あったよね?聞いたことある声?」 にのまえ「いやいや、その張本人は君の後ろで見てるから(ミーポとの出会い)」 リースリット「声かける?」 アルカライラ「話しかけましょう」 リースリット「(ノックをして)誰かいるのか」 にのまえ「『ひっ』…息を呑む悲鳴の後反応はない。息を潜めているみたいだ」 リースリット「もしアンタが囚われているなら、助けに来たものだ」 アルカライラ「え?」 ???「ほ、本当か?!食わないでいてくれんだな!?」 アルカライラ「食う?」 リースリット「ヴァンパイアたちの食料だろ。人間だよ」 アルカライラ「ああ…。まず中の様子とか聞こう」 ???「こ、ここは…やつらにとってのしょ、食料庫です…私は最後の…一人で…な、何人もの死体が…」 リースリット「そういうことか…」 ランツェット「ディテクト・イーヴルで調べてみるけど」 にのまえ「扉の向こうに邪悪な気配は無いね」 ランツェット「了解。…名前とか出身を聞いてみるけど」 ???「わ、私はドライレイクのイェシャ・フォウキンと言うものです」 事情を聞くと、数日前彼女は興味深い手がかりを調査する為に、夜牙塔に向っていたときに捕らえられたという。 一行は<真意看破>で確認した後、リースリットが鍵を<開錠>し、扉を開け『部屋:16』の中に入る。 イェシャ・フォウキンは一行に駆け寄り、しがみついてくる。 一行はイェシャを保護し、村に連れ帰ることを約束する。 しばらくすると彼女は落ち着き、この塔に関して知っていることを話し始めた。 ・この塔にいるヴァンパイア・スポーンは、ガルシアスと言う古代のヴァンパイアによって最近作られた。古い物語はヴァンパイアであるガルシアスの存在を伝えているが、しかし彼はずっと昔に退治されたと思われていた。どういうわけか、彼は最近になって、自らの住処である夜牙塔へと帰ってきた。 ・ガルシアスは寝ても覚めても伝説のドラゴンであるアシャーダロンに対する崇拝しか頭にない。ドラゴンがこの次元から――おそらくディドと呼ばれる誰かによって――撃退される前に、ガルシアスはかつてこのドラゴンに仕えていたのかもしれない。このドラゴンは長い間その姿を消してしまっているが、ガルシアスは熱狂的で、彼は、十分大きな、力の土台となるものを作り出せばアシャーダロンは戻ってくるだろうと信じている。イェシャはそれが起こることに関しては疑いを持っているが、ガルシアスはそれでもやはり脅威である。実際、探すことの叶わないドラゴンの神”の探求を彼が失敗すればするほど、ガルシアスは、自らの価値を示す為に、ますます多くの残虐行為をしでかすようになるだろう。 ・おそらく、スポーンがぶつぶつ言っていた物語が何らかの物語の指針になるとすれば、ガルシアスはこの塔の防護された中心部で何らかの強力な死霊術の力の源となるものを利用し、何かしらの儀式を行っているのだろう。彼が現在の方針を取り続ける限り、ガルシアスは、全ては古の主人を見つけるために必要だと思い違いの為に、自らの支配を劇的に広げることになるだろう。そうなれば、生きし者にとっての災難になる。 イェシャの情報は一行に何かをもたらしたようだったが、一行はそれについては何も話さなかった。 いや、会場利用の時間が迫っていたので、そんな暇がなかっただけだが。 部屋の中を簡単に調べると、十数人の遺体が散乱していた。 リースリットは腐臭のたちこめる中<捜索>を行い、北の壁に隠し扉を発見。 隠し扉に仕掛けられた罠を解除し、中にあった金貨などを回収する。 一行はイェシャのこともあるので、探索を終了して村に送り届け、装備を固める為に都市へ向った。 と、いったところで、この日の探索(セッション)は終了となった。 |
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◆経験点◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◆収入◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今回は一行の平均財産が少なかったので、ちょっと多めに出した。 みんなのうれしい悲鳴が耳に心地よかった。 |
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◆にのまえの反省点◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・ムーンカーフの不意打ちだが、飛行性能が貧弱なのに、全力攻撃をしてもそのまま空中にいてしまった。 ・今回、飛行や登攀などの特殊な状況が多かったのに、そのルール確認が不十分であった。 ・スピーク・ウィズ・デッドの描写する際、死者の魂…と表現してしまった。正確には一時的に知性を与えられた死体であった。 ・落下ダメージは最大20D6であった。 |
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