D&D冒険シナリオシリーズプレイレポート | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
秘密の工房編 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
第5話 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2007.01.24 今回は合計9回目のプレイ。 以下は冒険シナリオシリーズ2『秘密の工房』を、3.5Eへコンバートしてプレイしたレポートである。 『秘密の工房』編最終回! 一行は地下の最奥で、決戦に臨む。 |
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警告! この先はシナリオのネタバレが盛大に綴られています! まだプレイしていない方、プレイする予定のある方は、DMに相談して、許可をもらってから読んだ方が良いでしょう。 |
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◆冒険者の面々◆(五十音順) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
*以下のイラストはあくまでにのまえの想像によるものでプレイヤーの許可を取っていません*
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◆INDEX◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シーン1 アンデッド退治 シーン2 とらわれし者 シーン3 地底湖の主 シーン4 ダンジョンは危険がいっぱい |
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*プレイレポ中に使用された呪文は、レポ内で初使用時に呪文の簡単な説明ページへとリンクしてあります* | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆シーン1 アンデッド退治◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
冒険者達を追い返した後、一行は体ワイト戦の戦術相談を始める。 大まかな戦術を決めた一行は、話に聞いていたワイトが存在する部屋の近く…ドゥエルガルと戦った大きな部屋へと移動する。 シールド・オヴ・フェイス、イーグルス・スプレンダーなどの呪文で自分達を強化し、準備を整えた一行はワイトの居る部屋の扉を開け放った。 扉の先は元は礼拝堂であったとうかがわせる穢され、破壊された場所であった。 そして一行の視界の端で、中型、大型のスケルトンがそれぞれ2体、そしてハーフプレートを着込んだワイトが立ち上がり、一行に向かって突進してきた。 にのまえ「というわけで戦闘です。アッチブ〜(イニシアチブの意)」 一同「(コロコロ)」 アルカライラ「え〜、みんなごめん」 ランツェット「え〜、みんなごめん(笑)」 グレネス「(二人のダイス目を見て)っ!あははははは」 アルカライラ「ブ〜ッ(ふくれっ面)」 リースリット「(敵のイニシアチブを見て)…早いなぁ」 ■1ラウンド にのまえ「まずはこっちね。中型のスケルトンA&Bが先頭に居たリースリットに向かって突撃!(コロコロ)というわけで1回命中。ダメージいくぜ!(コロコロ)」 リースリット「何ポイントよ?」 にのまえ「ただの9点。ちなみにMAXダメージだ」 リースリット「げぇ!…もう3分の1もってかれた」 セルマール「次は俺か…ディスラプト・アンデッドを(リースリットの前のスケルトンを指して)こいつに」 セルマールの呪文は見事命中し、ダメージを与える。 と、ここで知識判定を行っていないことを一堂思い出し、あわてて判定を行う(ランツェット「振れる振れる(笑)」)。 <知識:宗教>に成功したアルカライラとセルマールが他の者にデータを教える。 リースリット「骨(スケルトン)ってクリティカルしないんだっけ?」 にのまえ「骨って言うか、アンデッドにクリティカルは無いよ」 アルカライラ「(ワイトのデータを見て)ホントだ、(生命力吸収のセーヴ難易度)14だ」 グレネス「(横から覗いて)これがレベル吸収する奴?」 アルカライラ「そう。…ACは15か」 グレネス「はぁぅ〜〜(溜息)」 アルカライラ「共通語も話すんだ」 セルマール「話せるよ。その分頭いいよ」 にのまえ「…スケルトンは見ないの?」 アルカライラ「見る必要あるの?正直私こいつら(スケルトン)軽く見てます!」 にのまえ「…一応言っておくけどさ、さっきも言ったように『大型』だよ?当然HDも上がってるよ。後、グレイブを持ってるよ」 セルマール「ハーイ、リーチがありまーす」 グレネス「ていうか、こいつらと戦いたくネェ〜」 リースリット「経験点と考えるんだ!」 グレネス「クリティカルもしないし…」 ランツェット「クリティカルいらないから当てて。そのダメージならクリティカルいらないから」 にのまえ「ついでに言えばダメージ減少/殴打も持ってるよ」 グレネス「戦いたくネェ〜(笑)」 敵データで一通り盛り上がった一行は戦闘を再開する。 にのまえ「ではワイトの行動ね。君達の視界に入らないように壁際沿いを移動して終わり」 リースリット「目の前のスケルトンに攻撃してから、<軽業>しながら後ろに下がる…ダメージ軽減持ってるからMAXで1点しかいかないんだよね…」 にのまえ「それなら標準アクションを『防御専念』にすればいいんじゃないかな?」 リースリット「ならそれで…(軽業の難易度)15と17?んー(コロコロ)両方ダメ」 にのまえ「2回とも誘発したか。(コロコロ)どっちも当らない。防御専念しといてよかったな」 リースリット「あっぶね。じゃあ下がった」 グレネス「私かぁ…じゃあ移動して待機です。ワイトが攻撃範囲に入ったら攻撃します」 アルカライラ「プレイヤーを発動!」 にのまえ「セーヴ不可なんだよね?つらいなぁ、それ…次は大型スケルトンか。ワイトの隣まで移動して終了」 ランツェット「俺の番か。5フィート・ステップで1歩前に出て、アンデッド退散!(コロコロ)え〜…ク、クレリックレベル−1…」 にのまえ「じゃあ、効かなかった!(笑)」 ランツェット「クレリック2レベル扱いだから1あるよ!」 にのまえ「え…1HD?…効いちゃったね…退散ダメージは?ああ、そう、スケルトンは粉砕したよ(泣)」 ランツェット「ふ〜、何とか役目は果たした」 ■2ラウンド セルマール「スケルトンいないから俺か…マジック・ミサイルのワンドを抜いて待機。射線が通る位置に移動してきたら発動ね」 にのまえ「ワイト行きます。5フィート・ステップしてグレネスに接敵。全力攻撃ね。というわけでマジック・ミサイルのダメージ下さい」 セルマ−ル「ん(コロコロ)4ダメージ」 グレネス「アンデッドいやん」 にのまえ「さて、グレネスとランツェットが目の前にいるのね。どう見ても薄い(AC低い)のは女(グレネス)」 グレネス「いやんいやん」 にのまえ「ランダム性も加味して1D6で5、6でランツェット(コロコロ)…2。グレネスね」 グレネス「きたかぁ〜」 にのまえ「攻撃はAC21まで命中。命中した?では5点ダメージ。そしてお待たせ、頑健セーヴです」 グレネス「頑健?…8あるから(コロコロ)」 アルカライラ「やった!おっけ」 にのまえ「ちぇっ」 アルカライラ「ワイトのせいで向う行けないね」 ランツェット「ワイトたこ殴り」 にのまえ「オレサマ オマエ タコナグリ(笑)」 リースリット「俺はライト・クロスボウを取り出して攻撃。(コロコロ)命中。ダメージは5点ね」 グレネス「私の番。≪回避≫をワイトに。5フィート・ステップで前に出て…≪強打≫込みで攻撃。(コロコロ)当った?ダメージは…25!」 アルカライラ「(喜色浮かべて)死んだ?ねぇ、死んだ?」 にのまえ「死なない!死なないよぉ!いったいなぁ…いってぇぇ(一同笑)」 グレネス「おお〜気持ちがいいぞぉ」 アルカライラ「これダメージ魔法に変えたほうがいいのかなぁ?」 ランツェット「ん、そんな気がする」 セルマール「ウォーハンマーで殴りかかるんじゃないの?(笑)」 アルカライラ「私か。サウンド・バースト(中心点を決めて)ここに発動。ダメージは5点」 にのまえ「ワイトも大型スケルトンも食らった。で、大型スケルトンAは…ここに移動してグレネスに足払い…16」 グレネス「接触AC〜?論外論外」 にのまえ「対足払い判定は(コロコロ)こっちの勝ちね。グレネスは伏せ状態になった。」 グレネス「転んだ」 にのまえ「大型スケルトンBはここ移動してグレネスを攻撃」 セルマール「まぁ、当たり前だわなァ。(グレネスに)スケルトンの攻撃だから大したこと無いよ」 にのまえ「(コロコロ)命中して、12点のダメージ」 グレネス「おお〜??」 にのまえ「よし!ワイトがグレネスを触って…」 ランツェット「ワイトの番じゃない!俺の番だよ(笑)」 にのまえ「そうだった、すまん〜」 ランツェット「もう順番は回さないよ!『悪を討つ一撃』(コロコロ)」 にのまえ「あたんなよ!あたんなよ!!」 ランツェット「21!命中!ダメージは14点」 にのまえ「…死んだ…塵に消えていきました(泣)」 これで戦いの趨勢は決った。 大型とはいえ所詮は脅威度1のスケルトン。 この後一行の集中攻撃を食らって粉砕してしまったのだった…。 |
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◆シーン2 とらわれし者◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ワイト達を倒した一行は、宝物を求めて部屋の探索を行った。 荒らされた祭壇にあった、いくばくかの貨幣を手に入れた一行は、ドゥエルガルがこの部屋を通り抜けて逃走したことを思い出す。 隠し通路があるはずだとリースリットに<捜索>してもらい、狙い通り東の壁に隠し扉を発見する。 隠し扉とその先にあった隠し扉をくぐると、一行が昨晩休んだ、新しい拠点へと続く通路へと出た。 一行は通路の両側にある、いくつも部屋を調べることに。 まずはリースリットの<捜索>で調べてもらい、どんどん中へと入っていく。 これらの部屋のいくつかはダイスを振って中の状況を決めるのだが、ここはあえてぶっちゃけて、キャラクターが部屋に入った時にダイスを振って決めてもらうことに。 ランツェット「(コロコロ)家具が3つ〜」 にのまえ「ベッド、机、椅子の3点セットだ!」 アルカライラ「じゃあ4つ目(1D4で家具の数を決める為)は?」 にのまえ「…」 ランツェット「(なぜか偉そうに)ふふふ、タンスだよ(一同笑)」 一同「確かにー(一同笑)」 リースリット「次の部屋行こうぜ〜」 グレネス「(コロコロ)…何もない…」 リースリット「なんかみんな6ばっかだな」 にのまえ「何も持ってない死体…てことはまっぱ?(笑)」 アルカライラ「(にのまえを)ほっといて次ぎ行くよ!」 セルマール「次の部屋は…(コロコロ)…お、ようやく金目の物が出た。だめだ。10GP相当だ(がっくり)」 などと盛り上がり、さらに宝を求める一行は、湿気を吸って膨張して開かなくなった扉を破壊しまくっってまで部屋へと押し入っていた。 もちろん何も無かったが…。 ひとしきり探索をしていた一行に<聞き耳>を要求するにのまえ。 こんだけデカイ音を出せば他の者に一行の存在がばれるだろう。 ということは、そいつらはリアクションを起こすわけで…。 <聞き耳>に成功したのはセルマールとリースリット。 その二人には遠くから「助けてください」「ここから出してください」とのかよわい女性の声が聞こえてきた。 一行は戦闘体制を整え、声のするほうへと近づいていく。 声の主は扉を叩き、「ここを開けて下さい」「助けてください」と叫んでいる。 声の主のいる位置を特定した一行はな・ぜ・か!戦闘体制を取ることに。 散開する、武器を構える、ワンドを抜く、…と交渉する気ナッシングなご一行様。 挙句の果てには ランツェット「ディテクト・イーヴルします」 と来たもんだ。 うら若き、か弱い女性の声ですよ? 助けを求めてるんですよ? 一も二も無く助けるのが人情ってもんでしょう? …それを…ディテクト・イーヴルとは…ハァ〜ァ、世も末だネェ〜。 イヤ、当然女性は邪悪なクリーチャーであったのだが。 …閑話休題。 女性が邪悪な存在とわかった一行は、当然戦闘を仕掛けることに。 リースリットが<捜索><開錠>を行っている間に戦闘体制を整えた一行。 グレネスがリースリットと入れ替わり、扉を蹴り開け先端を開く。 扉の向こうにはまっぱ(素っ裸)な、翼の生えた女性がいた。 セルマールが<知識:次元界>で判定に成功するも、データが見れるほど高い目でなかった為、にのまえから多少のデータを教えてもらうしかできなかった。 にのまえ「名前はサキュバス(さっきゅん)で、生命力吸収してくるっぽいね。あと特殊能力がいっぱい」 リースリット「き、基準が分からない(笑)」 グレネス「生命力吸収〜?」 アルカライラ「まってまってまってまって…生命力吸収っていわゆるさっきのワイトと一緒?」 にのまえ「そうです。むっちゅう〜ってしてくるらしい」 グレネス「ってことは【耐久力】が吸われるってこと?」 アルカライラ「レベルドレイン!」 グレネス「ま、また出てきやがったのね、こいつら」 ワイトに続いて生命力吸収のクリーチャー。 はたしてレベルは無事なのか!? にのまえ「ダメージ減少も10あるね」 ランツェット「…一つ言っていいか?ダメージ減少10?俺MAXダメージで1点しかいかないよ」 リースリット「ダメだ、こりゃ(笑)」 というわけでイニシアチブを振って順番を決める。 サキュバス「あなた達の中にパラディン様がいらっしゃるとはね?」 グレネス「嫌味言ってるよ」 ランツェット「嫌味言われた」 リースリット「い〜やみ♪い〜やみ♪」 サキュバス「ふふっ…うまく引き込めたと思ったのだけれど」 ランツェット「チームワークの勝利だ」 ちっげぇYO!ちぃむわぁくじゃねぇYO!ディテクト・イーヴィルだYO! 折角<はったり>で皆をだませたと思ったのに…(しくしく)。 というわけで戦闘開始。 ■1ラウンド アルカライラ「ブレス!」 セルマール「5フィート・ステップで後ろに下がって、トゥルー・ストライクの巻物を出して読む!」 ランツェット「え〜と、悪を討つ突撃(コロコロ)命中?ダメージは22点」 にのまえ「ぬはぁ〜(蒼白で)やるわね?」 リースリット「ライト・クロスボウで〜(コロコロ)命中、ダメージは…5…ひっくぅ。いかねぇじゃん」 にのまえ「よ〜し、サッキュンの番。5フィート・ステップでランツェットから離れてチャーム・パースン。意思セーヴの21ね(ふふふ、勝ったァ)」 ランツェット「意思セーヴ21か(コロコロ)ん、ぜんぜん問題ない」 にのまえ「あqwセdrftgyフジコlp;@(泣き崩れるワシ)…ヤヴァ過ぎるゥ、後がネェぇ」 グレネス「私やるね?まず≪回避≫を指定して、3マス移動…」 セルマール「3マスなら突撃できるよ」 グレネス「突撃するか、じゃぁあ、3歩進んでぇ」 にのまえ「(すかさず)二歩下がる♪(一同爆笑)」 グレネス「さ〜んぽすっすんで♪」 一同「もういいから!(笑)」 グレネス「じゃあ(コロコロ)うぅ…当んない」 にのまえ「あたりませんか(なでおろし)」 グレネス「当りません(泣)」 アルカライラ「じゃあグレネスにシールド・オヴ・フェイス」 グレネス「ありがとう〜♪」 セルマール「(自分の番で)よろしですか?ではスコーチング・レイ…遠距離接触…(コロコロ)対接触AC20もある?」 にのまえ「…いや、ない」 セルマール「はい了解です♪(コロコロ)28点」 にのまえ「うわぁぁぁぁぁ〜」 …脅威度7でも単体だと弱いなぁ…生命力吸収という欲を出すんじゃなかった…orz |
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◆シーン3 地底湖の主◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
サッキュンを倒した一行はその後探索を続け、中へ奥へ中へ奥へと進む。 途中またもや細かい硬貨を手に入れ、バッグ・オヴ・ホールディングが溢れてしまう。 現在の階層の探索も終わったことから、まずは体を休め、翌日は拠点に安い物を置いて、スペースを空けてから探索の続きをすることに。 翌朝、呪文の用意も完了した一行は、隠し扉の先にあった梯子を伝い、更なる地下へと向かった。 地面に降り立った一行の前に広がるのは、水の流れであった。 5〜10フィートの川幅に、更に奥には大きな地底湖までも見える状態であった。 この日の呪文の選択はこの水の多い階層に合ってないとアルカライラとセルマールの言葉に、一行は引き返すことに。 皆が梯子を登り、最後にセルマールが続こうとした時、嗄れ声がセルマールの背にかけられた。 ???「…お前達戻ってくるのだろうな?わらわにお前達の宝を献上する為に」 セルマール「それ相応の返礼を持って返させていただこう。それぐらいの覚悟は出来ていよう」 ???「ならば明日、そなた達の訪問を待っていよう」 セルマール「確約できぬが」 ???「明日こなければ近くの街が滅ぶだけだ。それも楽しかろ?」 セルマール「!」 という言葉を最後に気配が消えた。 皆と合流したセルマールはやり取りを報告した。 一行はこの日の探索を諦め、翌日呪文を選択し直して謎の存在と決着をつけることにした。 そして一行はそのまま戦術相談を始める。 竜語を話してはいたもののドラゴンだ!とは言っていないのにドラゴンと決め撃ちして戦術を話し合う一行。 やはりシナリオの表紙か?表紙なのか? 戦術も記憶する呪文も決定した一行は一晩休み、そしてウォーター・ウォークやレジスト・エナジー[酸]、プロテクション・フロム・エナジー[酸]などの呪文をかけてから梯子を降っていった。 地面へと着いた一行は効果時間の短い呪文を立て続けに発動し、自身達を強化しまくる。 しばらくすると一行に声がかけられた。 ???「来たか、冒険者達。待ちわびたぞ」 セルマール「確約は出来ないとは言ったが約束をしたからな」 ???「見上げた根性だ。…そこの女が腰から下げている魅惑のウォーハンマー。それをわらわに献上するならばお前達は無事にここから帰れるし、街が襲われることもない。わらわも手を煩わせずに手に入れることができる。どうだ?身の安全と引き換えにそれを置いていかぬか?」 セルマール「ダーゲディンの財宝を得て何をするつもりだ?」 ???「それは良い物だからな。コレクションに加えるのだ」 セルマール「こちらとしてもこれを得る為に苦労をしている。それを横から置いていけというのは都合が良くないか?」 ???「強者がすべてを得る。そういうものだろう」 セルマール「お前がここの強者とでも言うつもりか。ならばお前が井の中の蛙であるということを教えてやろう」 ???「よろしい、いいだろう。では始めようか」 口上の間により優位な場所へとじりじりと歩を進める一行。 途中にあった橋にリースリットが足を乗せた時、橋が崩れ落ちたが、反応セーヴに成功した為橋の残骸に掴まることができ、下へと落ちずにすんだ。 そして戦闘が始まった。 ■1ラウンド リースリット「ん〜<視認>でどこに居るか調べる(コロコロ)15」 にのまえ「(マスを指差して)ここでブラック・ドラゴンが顔だけ出してるね」 セルマール「まずはエンラージ・パースン。グレネスを対象に」 にのまえ「(大型化するグレネスに押されるという描写をして)あ〜ランツェットが大変なことに」 ランツェット「た、倒れる〜(一同笑)」 グレネス「で、私の番か…≪回避≫指定して…移動しながらブルズ・ストレングスのポーションを抜いて飲む」 アルカライラ「ここに移動して…リースリットにシールド・オブ・フェイス」 リースリット「サンキュー」 にのまえ「では敵の番。敵は水の中にもぐって移動ね。(タイルを指し)ここいらに居そう。<視認>振っていいよ。難易度18で成功したら場所が分かる」 一同「成功〜」 にのまえ「なら、正確な位置をつかんだね」 ランツェット「ディヴァイン・フェイヴァーを自分にかけてから(マップを指して)ここまで移動」 ■2ラウンド リースリット「移動ね」 セルマール「ファイアー・ボール。セーヴどうぞ、17ね」 にのまえ「17かぁ〜、結構つらいっすなぁ…(コロコロ)うし!成功!」 リースリット「半減だっけ?」 セルマール「そう、(コロコロ)13点だから、半減で6点ね」 にのまえ「了解」 グレネス「次は私。2倍移動でここまで移動する〜」 アルカライラ「グレネスの隣まで移動して、グレネスにシールド・オブ・フェイス」 にのまえ「君達、直線に居すぎだね。とはいえそこは狙わずに…梯子に向かってブレスね(コロコロ)うん、梯子は溶けたね」 グレネス「ということは戻れないってことね?」 にのまえ「んで、ここに移動ね」 ランツェット「相手は水の中30フィートだよね?何も出来ん。とりあえず防御専念で」 ■3ラウンド リースリット「移動して防御姿勢」 セルマール「ワンドを出してマジック・ミサイル(コロコロ)3点」 ランツェット「こういう時、俺達役立たずだなぁ…」 グレネス「私かぁ…移動して終わり」 アルカライラ「移動してランツェットにシールド・オブ・フェイス」 にのまえ「移動して水面すれすれまで上がってきて、顔だけ出して噛み付き。(コロコロ)AC21まで!」 リースリット「21?シールド・オブ・フェイスがあるから当らない」 にのまえ「な、なんですってぇ(裏声)?…これで当らないなんて…orz」 リースリット「やったぁ、今がチャンスだ!」 ランツェット「俺だね?!よし悪を討つ突撃!(コロコロ)AC23まで命中」 にのまえ「…に、にじゅうさん?ん〜あたるねぇ」 ランツェット「よしっ21点ダメージ」 にのまえ「いてぇ!いてぇっ!」 ■4ラウンド リースリット「移動して挟撃にしてから攻撃〜。(コロコロ)命中、急所攻撃も乗って17点ダメージ」 にのまえ「いってぇ〜…やばい」 セルマール「移動してスコーチング・レイ(コロコロ)14点」 にのまえ「うぅ…痛い」 グレネス「移動して攻撃〜」 セルマール「≪強打≫入れないの?」 グレネス「確実に当てたいから(コロコロ)27!(喜)」 セルマール「やっぱり≪強打≫だったよー」 グレネス「うぅ……で、ダメージが(コロコロ)30点!」 ランツェット「さ、さんじゅってん?!」 にのまえ「ぐはぁぁ」 アルカライラ「私…ブレスを発動」 にのまえ「つ、次はこっちの番でいいんよね?じゃあ…撤退で…」 セルマール「あ、なら機会攻撃」 にのまえ「イヤ、撤退ですので誘発しません。んで、ここまで水中を移動して、ここから飛んで…皆さんの視界から隠れました」 アルカライラ「逃げた」 リースリット「もう死にかけてる?」 セルマール「だろうね」 にのまえ「んで声が聞こえるよ『冒険者どもよ、お前達は強いな』」 逃げたブラック・ドラゴンを2倍移動で追いかける一行。 一方、ブラック・ドラゴンは両手に持てるだけの宝を持ち、住処を逃げ出すことに。 ブラック・ドラゴンを追い奥に進むランツェットの目に、散乱した金貨が飛び込んできた。 そこは川に面した洞窟の一部で、おそらくブラック・ドラゴンが住処にしていた場所であろうことがうかがえた。 ランツェットは辺りを見回すが、どこにもドラゴンの姿が無い。 すぐに一行が追いつき辺りを<捜索>し始める。 どうやら宝物の一部を持ち、川を昇っていったらしい。 一行に諦めムードが漂い始めた時に、川上から声が聞こえた。 ???「…名を聞いておこう」 一斉に(アルカライラ「いやだぁ〜」リースリット「個人名は言わないよ」ランツェット「悪に名乗る名前は無い」) にのまえ「……」 セルマール「人に名を聞く前に、名乗るのが礼儀であろう」 ???「…そうだな。よかろう、わらわはナイトスケイル。いつかお前達を倒す者だ。覚えておくが良い」 セルマール「また敵が出来たぁ」 アルカライラ「私は●●で、あそこにいるのは…(超!偽名をしゃべくり始める)」 ナイトスケイル「では、また会おう(フェード・アウト)」 いやぁ、キャラクター強かった。 もう少し何とかなると思っていたんだけどなぁ…残念。 |
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◆シーン4 ダンジョンは危険がいっぱい◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ナイトスケイルを退けた一行は残された宝物を手に入れたあと、破壊された梯子にロープをかけ、拠点へと引き返した。 呪文の数が少ない為、一行は一晩休んでから、残された未踏破地区を探索することに。 溢れていたCP(これが原因でハンディ・ハヴァ・サックやバッグ・オヴ・ホールディングが満タンになっていた)を拠点に残し、一行はトログロダイトの通った階段を下っていった。 そこは湿気の立ち込める場所であった。 階段を下りてすぐ左にある湿気を吸って膨張した木の扉を破壊し、中を確認する。 この部屋は食料倉庫だったらしく、中が腐った樽や木箱などがあった。 部屋の真ん中にあった水溜りに近づくといきなり動き出し、一番近かったランツェットに命中、微々たるダメージを与える(不意打ち後の知識判定でグレイ・ウーズと判明)。 その後、一行の集中攻撃を食らい、3ラウンドでグレイ・ウーズは倒された。 しかしイタチの最後っ屁のごとく、倒される前にランツェットにもう一度命中させ、+1フルプレートを溶かした。 ランツェットの+1フルプレート(他にもダガーや、ボルトもあったが)という高い犠牲を出しつつも、メイジ・アーマーで応急処置を施し先へと進むことに。 一行は川の脇の細い濡れた道を進んで行く。 途中、水に沈んだ部屋を見つけたものの、後回しにして先を進む。 道を伝い川を乗り越えた時、DMから<視認>判定が促される。 高い難易度にリースリットだけが成功し、川を挟んだところにある石筍がクリーチャーであることを看破する。 リースリットが一行に注意を促し、引き返した瞬間、クリーチャーは鞭のような触手を一行に伸ばしてくる。 ギリギリ射程外であったため、命中はしなかったが一行の目の前の地面を叩く。 それを機にセルマールが知識判定を行い、成功する。 データを確認した一行はその強さに撤退を決定、道を引き返す。 一行は最後に水浸しの部屋を確認し、いくばくかのアイテムを回収した後、ガンドルーカーの探索を切り上げることに。 翌日、一行はブレイジングデルへと向かって出発し、『秘密の工房』は終了となった。 |
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◆経験点◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◆収入◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◆にのまえの反省点◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・今回ドラゴンを見ていないのに対ドラゴン用の戦術を練っていた。 ・ドラゴンが水面下ぎりぎりにいたのに、それを忘れて水上に居るリースリットの挟撃&急所攻撃をOKしてしまった。 ・戦闘時知識判定を促すのを忘れてしまっていた。 ・水面は遮蔽を与えるのを忘れていた。 ・ブラック・ドラゴンは倒しても捕らえてもいないので経験点は得られないはずだったのに与えてしまった。 |
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