D&D冒険シナリオシリーズプレイレポート
秘密の工房編
第1話
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  2006.10.22
  今回は合計5回目のプレイ。
  以下は冒険シナリオシリーズ2『秘密の工房』を、3.5Eへコンバートしてプレイしたレポートである。


  新たなる冒険の地で、一行を待ち受ける者は…?
警告!

この先はシナリオのネタバレが盛大に綴られています!
まだプレイしていない方、プレイする予定のある方は、DMに相談して、許可をもらってから読んだ方が良いでしょう。
◆冒険者の面々◆(五十音順)
*以下のイラストはあくまでにのまえの想像によるものでプレイヤーの許可を取っていません*
 信仰魔法でパーティを守る守護神
アルカライラ 【種族など】人間 女性 真なる中立 21歳
【クラス】3レベル/クレリック(ファラングン:幸運と守護)3
【能力値】
筋力:11/±0 敏捷:14/+2 耐久:11/±0
知力:15/+2 判断:16/+3 魅力:9/-1
【特技】イニシアチブ強化 治癒呪文増幅 早抜き
【主な装備】+1モーニングスター チェインシャツ バックラー ワンド各種
 パーティの守護神。
 この人がいないとダメージの回復不足できっと全滅する。
 将来はミスティックシーアージを目指す。

 今回からマッパーを担当。
 洞窟部の外壁をマッピングしていると「うがぁー!もう!」と爆発してた…。

 次回以降のほうが洞窟然としたうねうねの外壁が多いのは秘密。
 戦闘では危うく瀕死となるところだった。

 豪腕でパーティを守るアタッカー
グレネス 【種族など】人間 女性 真なる中立 17歳
【クラス】3レベル/ファイター3
【能力値】
筋力:16/+3 敏捷:14/+2 耐久:15/+2
知力:11/±0 判断:12/+1 魅力:11/±0
【特技】強打 回避 武器熟練(グレートソード) 強行突破 薙ぎ払い
【主な装備】高品質グレートソード ロングボウ ブレストプレート バックラー ポーションベルト
 グレートソード持ちのファイター。
 なんとこのパーティは前線の二人がグレートソード持ちである。
 切り込み&ダメージディーラーを目指す。

 今回はここぞというところでクリティカルを出し、戦いの流れを変えた立役者。
 そろそろダイス運も変わってきたか?

 知識と秘術魔法で運命を切り開く軍師
セルマール 【種族など】ハイエルフ 男性 中立にして善 137歳
【クラス】3レベル/ウィザード3
【能力値】
筋力:13/+1 敏捷:17/+3 耐久:12/+1
知力:17/+3 判断:12/+1 魅力:12/+1
【特技】巻物作成 技能熟練(精神集中) 呪文発動時間短縮
【主な装備】高品質コンポジット・ロングボウ(マイティ+1)
 パーティの秘術使い。
 だが、にのまえのイメージでは弓使い。
 だって魔法あんまり使ってないんだもん!(笑)

 今回も戦闘に探索にと、一行の知恵袋として活躍。
 特に戦闘での読みが鋭い!

 高い防御力でパーティを守るディフェンダー
ランツェット 【種族など】ハーフエルフ 男性 秩序にして善 22歳
【クラス】3レベル/パラディン3
【能力値】
筋力:14/+2 敏捷:13/+1 耐久:15/+2
知力:9/−1  判断:13/+1 魅力:17/+3
【特技】迎え討ち 強烈な個性
【主な装備】高品質グレートソード ライト・クロスボウ +1フルプレート バックラー
 もう一人のグレートソード持ち。
 体験ベーシックセットではロングソードであったが、当時の仲間のグレートアクスの破壊力を目の当たりにして武器を変更。
 パーティでは壁役を目指す。

 残念ながら不参加。
 今回はNPCであったが一同を爆笑の渦に巻き込んでくれた。

 眼と耳でパーティを守る探索者
リースリット 【種族など】人間 男性 中立にして善 25歳
【クラス】3レベル/ローグ3
【能力値】
筋力:11/±0 敏捷:16/+3 耐久:13/+1
知力:14/+2 判断:14/+2 魅力:12/+1
【特技】近距離射撃 精密射撃 武器の妙技
【主な装備】高品質レイピア 高品質ライト・クロスボウ 高品質チェインシャツ
 レポでは発言が少ないが、それは技能判定に関する発言が中心になってしまっている為。
 プレイレポートでは扉のチェック関係は「扉を開け」で、済ませることが多いので…まぁローグでは仕方ないよね…。

 今回も近接戦闘から遠隔戦闘、そして探索と抜け目なく活躍。
 ちょっとしたミスはご愛嬌。

◆INDEX◆
 シーン1 新しい出発
 シーン2 石歯山
 シーン3 正面突破
 シーン4 縄のつり橋
 シーン5 洞窟
 シーン6 決戦
 シーン7 追撃
 シーン8 帰還
*プレイレポ中に使用された呪文は、レポ内で初使用時に呪文の簡単な説明ページへとリンクしてあります*
◆シーン1 新しい出発◆

  ミーポ達に別れを告げ、オークハーストを旅立った一行。
  ある大きな都市にて一週間ほど滞在し、新しい呪文の習得や買い物、地底の城砦で手に入れた『黒のダーゲディン』という言葉の調査を行っていた。

  調査により、『ダーゲディン』とはとある地方に存在したドワーフの鍛冶師で、彼は素晴らしい性能の武器を作っていたということが分かった。

  さらには…

  『ある日、彼の故郷はオークの襲撃を受け、全滅こそ免れたものの虐殺が行われた。
  彼は生き残りの氏族を率いて『ブレイジングデル』の町の北にある山に辿り着き、そこに秘密の要塞を築いた。
  この要塞から数十年にわたって、すべてのオークに対する復讐を行ったが、オークに要塞を発見されて襲撃を受け全滅をした』

  …という情報まで手に入れた。

  噂では、今でも件の要塞には、略奪を免れたドワーフの宝物や素晴らしい武器が眠っているらしい。
  一行はこれを次の冒険と決め、ブレイジングデルへと向かった。

  ブレイジングデルという大きな鉱山町を根城に情報を集めると、三日北上した所にある『石歯山』が件の要塞『ガンドルーカー(燐光洞)』の所在地であると分かった。

  一行は心躍らせブレイジングデルを後にした。
◆シーン2 石歯山◆

  ブレイジングデルを旅立って三日、一行は目的の石歯山近くに辿り着いた。
  見上げる一行の目に、石歯山の中腹に続く路と山の途中から薄くなりながらも立ち上がる煙が映った。

  一行は相談後、まず煙を確認しようと道を外れ山の中に向かうことにする。
  道を上り始めた一行は、数日前に道を下っていく四人ほどの中型の人型生物の足跡を発見する。

  一応の警戒しつつも、下っていく足跡ということで安心する一行。
  そのまま道を外れ、煙の発生源に向かう。


  一行は<生存>判定に成功し、山中で迷うことなく煙の発生源に辿り着いた。

  煙は藪に隠された穴から出ていた。
  穴を覗き<視認>判定に成功すると、穴の下にチラチラと赤い火が見える。
  コボルドに出されたシチューの様な匂いも漂ってくるということで、一行は台所ではないのか?何者かが住み着いているのでは?と判断。

  ここを降りることをやめて、中腹に続く道まで引き返すことに。
◆シーン3 正面突破◆

  <生存>判定に成功し、迷わずに道まで引き返して来た一行。

  そのまま道を上っていくと、何者かが話し合う声が聞こえてくる。
  話を聞くと『アルフェ』という存在について文句を言い合っている。

  一行は<忍び足>で進み、声の方向を確認。
  道の折り返し地点の岩棚に、だれきった様子の二人のオーク(知識判定成功)が見張りとして立っていた。

  一行は交渉を行わずに、すぐさま攻撃を開始。
  不意を討たれたオークは、リースリットとセルマールの矢を受け音もなく倒れた。

  リースリットは<忍び足>で岩棚まで進み、死体を確認して一行を呼ぶ。

  合流した一行は周囲を<視認>。
  リースリットとセルマールが高い目を出し、東の山壁にくりぬかれた銃眼を発見する。

  リースリットは<忍び足>で、近くの銃眼まで進んで中を確認。
  こちら側に背をもたれて、大声で話しをしているオーク一人を発見し、一行に合図を送る。

  銃眼の中のオークの存在に、一気に緊張が走る一行。
  セルマールは<忍び足>で、もう一つ見える銃眼まで近づいて中を確認し、弓を構える。
  リースリットはレイピアに持ち替え、銃眼から近くにいるオークに攻撃!一撃で倒す。

  そして向こう側にいた、話し相手であったオークが異変に気付き、セルマールの居る銃眼を覗き込む。
  セルマールは覗き込んだオークめがけ矢を放ち、オークを倒した。

  中にいたオークが向こう側で「襲撃!襲撃〜!」と、一行の存在を周囲に叫ぶ。

  一行は山道を駆け進み、侵攻することを選択。
  道を進み、階段を上がり、道を東に曲がると閉ざされた石の大きな扉と、扉を挟んで南北にある銃眼を発見する。

  一行が移動している間にオーク達も配置についたのか、銃眼からは矢が覗いていた。

  一行はどうやって進むかと相談するが、結局HP、ACのあるグレネスと今回のNPCランツェットが囮となり、二人が弓を攻撃された隙に、他の者が石の扉まで進むという作戦となった。

  これによりグレネスとランツェットはかすり傷程度のダメージを負ったが、他の者は無事に石の扉に辿り着く。
  すかさずリースリットの<開錠>で扉を開け、一行は中に踊りこんだ。
◆シーン4 縄のつり橋◆

  踊りこんだ一行の目に飛び込んできたのは、部屋を南北に横切る30フィートほどの亀裂とその底に流れる水流。
  そして対岸まで渡された縄のつり橋であった。

  対岸には石の扉とその前に置かれた二つの岩、そして岩の陰で一行を弓で狙っている二人のオークの姿があった。

  一行は部分遮蔽を取るオークと弓による射掛け合いを繰り広げる。


 ■1ラウンド

  アルカライラはスピリチュアル・ウェポンを発動してオークを攻撃。
  リースリットは手にしていた投光式ランタンを地面に置き、ライト・クロスボウを取り出す。
  セルマールは、アルカライラが攻撃しなかったオークにワンドからマジック・ミサイルを放つが、倒しきることが出来なかった。
  オークの反撃は当らず、グレネスとランツェットはグレートソードをしまって弓を取り出す。


 ■2ラウンド

  アルカライラのスピリチュアル・ウェポンを食らったオークは倒れる。
  リースリットの攻撃は当らず。
  セルマールのマジック・ミサイルはダメージを与えるが、もう一人のオークを倒すことは出来なかった。
  すると生き残ったオークは弓を捨てて斧を取り出し、つり橋を落とそうとロープを切り始めた。

  ロープが一本切られたところで、グレネスの矢が命中しオークは絶命。
  つり橋の被害をこれ以上広げることなく戦闘は終了した。

  ロープが一本落ちたつり橋を渡る為、相談を始める一行。
  結局は身の軽いリースリットが命綱を結んで、つり橋を渡ることに。


アルカライラガイダンスの呪文かけるね。これは使用したい時(判定前宣言)に+1していいからね。どこで使うかは君の自由」

グレネス「私とランツェットでロープはしっかり持ってる!」

リースリット「<平衡感覚>?(コロコロ)…14、平気?じゃあここでガイダンスを使って(ころころ)…あ〜良かった、平気だ、24」

にのまえ「向こう岸まで渡りきったね」


  リースリットは自分のロープを使い、切れたつり橋のロープを結び直す。


グレネス「じゃあ、先に渡るね。<平衡感覚>…判定ペナルティが−3か…」

リースリット「(ペナルティが)…でか…」

グレネス「(コロコロ)…8…ぶら〜んぶら〜ん(すでに諦め)」

にのまえ「いや大丈夫。進めるよ」

グレネス「ホント!良かったぁ、進みますね。続いて…」

にのまえ1出せ1!1!…はぁぁぁ〜〜〜(ダイスに向かって呪いを送る)」

グレネス「そこ黙れ!(コロコロ)…!やられたぁぁぁ

にのまえ「ホントに出しやがった〜(笑)」


  …というような(DMの呪いによって)危ないところがありつつも、何とか渡りきったグレネス。

  次は鎧による判定ペナルティが−6もあるランツェットの番である。
  両側からランツェットの体にロープを括りつけ、安全に渡らせることにした。


グレネス「ランツェット行きマース(ころころ)…早速落ちた(一同笑)」

にのまえ「難易度18の<平衡感覚>お願いします」

セルマール「難易度18?無理です。目がありません」

にのまえ「じゃあ、落ちた。君達はランツェットを支えられたか【筋力】判定やってください。三人が援護で一人が判定ってことで」

セルマール「筋力修正が一番ついてないと意味ないので、援護で振ります。成功」

アルカライラリースリット「援護成功」

にのまえ「(グレネスに向かって)まぁ、【筋力】判定で難易度10ってとこかな?」

セルマール「10だったら、気負わなくていいってことだね」

グレネス「(コロコロ)……!!」

一同(爆笑)

セルマール気負わなくたっていいからって…4!(笑)」

にのまえ「ロープを使ってランツェットは5点支持なのに落ちたぁ(笑)」


  落ちかけたが命綱のおかげで九死に一生を得たランツェット。
  だが運命は更なる道化を彼に命じたのだった。


グレネス「(ランツェットが登った後)じゃあ、また行きますね。(コロコロ)…落ちたぁ―――――っ!(爆笑)」

セルマール「<平衡感覚>は目がないから無理なんだね?(コロコロ)援護は成功」

アルカライラ「成功」

リースリット「…失敗した」

グレネス「筋力判定は…成功」


  グレネスのダイス目に恐怖を感じた一行は、ランツェットの判定を一行で順番にまわしながら行うことにした。
  リースリット、アルカライラと順番にランツェットの判定を行っていく。

  ランツェットはつり橋から落下はしないものの一歩も動けず、一同を爆笑の渦に巻き込んでいった(アルカライラ「なんでいつもこんな時にプレイヤーが居ないんだ(笑)」)。


セルマール「(ランツェットの判定をおこなうのが)次は俺か…一体いくつ振ればいいんだ!(笑)」

リースリット時限爆弾がいつ爆発するかって感じだな(笑)」


  その後、何度も落ちつつも皆で支え、判定と爆笑を繰り返して何とか対岸へと渡らせることが出来た。
  重ね重ね中の人がお休みだったのが残念である。

  アルカライラとセルマールは落ちることもなく、無事に対岸に渡りきることが出来た。
  全員が渡ったのを確認してから、リースリットは一通り扉を調べ、先に進むことに。
◆シーン5 洞窟◆

  扉を開けると、床こそ整えられているものの、壁や天井は自然の洞窟然とした場所であった。
  そこにはオーク達の生活必需品などが積み上げられており、南、東南、北、東の4方向に通路が続いていた。

  一行が周囲を確認していると、南の方の格子のはまった奥から「助けてくれ!、ここを開けてくれぇ」と声が掛けられる。
  声を掛けてきたのは、ボロを纏い衰弱が見て取れる人間の成人男性二人であった。

  訝しみながらも近づく一行。
  セルマールは彼らに<真意看破>を行うが、特に隠し事があるようには見えなかった。
  さらにランツェットのディテクト・イーヴルで、彼らが悪属性でないことを確認してから、彼らの話を聞くことにした。

  自らをジェラディル、コーラナと名乗った彼らが言うには「自分達は近くの村の狩人で、森に狩りに出た際にオークに掴まり、ここで捕虜になっていた。村に身代金の請求が行っている筈だが、そんな大金は用意できない為、ここで何日も掴まったままだ」という。

  一行は「現在オークと戦闘中なので、連れ歩いたり解放すると逆に危険な為、もうしばらくこのままで辛抱してくれ」と説得。
  彼らに食料と水を与え、周りの生活必需品などを格子の前に積み上げて、戦いに巻き込まれにくいようにしてから、一行は北の通路に向かった。
◆シーン6 決戦◆

  北に続く通路を進むと、東西に通路の続く開けた場所に出た。
  おなじみリースリットの偵察で、仕掛けのような物はないことと東の通路の行き止まりに扉があり、その向こう側に6人ほどのオークが存在することが判明した。

  相談後、銃眼に隠れているオークの退治を優先する為、扉に南京錠を仕掛けてオークを封じ込め、他の場所に向かうということになった。
  …が、リースリットが南京錠を仕掛けている間に、オークの<聞き耳>が成功し、南京錠の設置はしたもののオークが中から扉を破壊し始めた。

  一行は急ぎ西の通路を進む。
  途中で南に続く通路との分岐があったが、それを無視して通路を進む。
  通路が北に折れたところで、西に扉、通路の奥の行き止まりにドワーフの石造があった。

  リースリットが扉を調べ、<聞き耳>を行うと、中からオークの話し声が聞こえた。
  一行は、扉をノックしてオークをおびき寄せ、扉が開いたところを攻撃しようと、相談し配置についた。

  しかし位置取りのためにリースリットがドワーフの像の前に立った時に、足元のタイルが少し沈み、ドワーフ像から緑色の毒ガスが噴出してきた。

  ガスの噴出に巻き込まれたのはリースリットだけであった。
  幸い頑健セーヴは成功し、事なきを得た。

  リースリットはガスが拡散する前にオークを巻き込もうと、扉をノック。
  しばらくすると、中から誰何の声がして扉が開いた。

  扉を開いたオークもガスを吸い込み頑健セーヴ。
  当然失敗してしまった(泣)。

  扉の向こうはオーク達の居住区らしく、雑多な物が転がっていた。
  そしてリースリットの目の前に1人、奥にテーブルを囲んで5人のオークがいた。
  一行を見たオーク達も立ち上がり武器を手に取った。

  と、ここでイニシアチブ。
  戦闘に突入となる。


 ■1ラウンド

  お馴染みの感があるアルカライラのブレス
  次にランツェットがいまだ漂うガスにもひるまず、オークに接敵して一撃で切り捨てる(頑健セーヴは成功)。
  セルマールは位置取りをしながら弓を捨て、ワンドを取り出す。

  偉そうなオークは他のオークに指示を出し、部下のオークはそれに従ってランツェットに突撃するも命中せず。
  突撃を行わないオーク達も一行に近づいてきた。

  リースリットはライト・クロスボウを取り出す。
  グレネスは漂うガスに尻込みしその場で行動終了。


 ■2ラウンド

  アルカライラはグレネスにレジスタンスの呪文を発動。
  ランツェットは目の前のオークを攻撃し順調に切り倒していく。
  セルマールは南側の通路から何かが出てきたら攻撃するつもりで待機を宣言。

  偉そうなオークはランツェットに攻撃するも微々たるダメージしか与えられない。
  続く手下のオーク達の攻撃は全く命中せず。

  ここでリースリットは痛恨の戦術ミス。
  オークの目の前で矢を放ってしまい、オークから機会攻撃を誘発。
  これによりダメージを受ける。
  さらには放った矢も外れてしまう踏んだり蹴ったりであった。

  これはまずいとリースリットはライト・クロスボウを捨てる。

  レジスタンスの援護を受けたグレネスは毒の充満する中に進み(頑健セーヴは成功)、雑魚オークを攻撃して一撃で切り倒す。
  そしてラウンドの最後。
  セルマールの読みどおり、南に続く通路からウルフ(知識判定成功)二匹が南の通路から飛び出してくる


にのまえ「これウルフね(この時、持っているミニチュアの関係上、ウルフがないので豹のミニチュア置く)」

アルカライラカワイ〜!!

グレネスお手!お手ぇ!(真・剣)」


  それをトリガーにセルマールがウルフに対して矢を放つ。それがクリティカルして、哀れウルフは登場と同時に退場となった。
  と、ウルフが倒れた時、ウルフが飛び出してきた通路の奥から「ヴァァァァァァァック」と悲痛な叫び声が響く。


 ■3ラウンド

  アルカライラはウルフに近寄ってモーニングスターで攻撃するが当らず。
  ランツェットは命令を下していた偉そうなオークにダメージを与えるが、倒せはしなかった。

  オーク達はランツェットを集中攻撃するも、さすが+1フルプレート。
  このレベルの敵では全く攻撃が当らない(泣)。

  続いてグレネスも偉そうなオークを攻撃!
  この攻撃がクリティカルして22点ものダメージ!
  こんなダメージに耐えられるはずもなく偉そうなオークは絶命。

  セルマールは後ろから迫るウルフに矢を放つが命中せず。

  そして2ラウンドにウルフの出てきた通路から、今度はグレートソードを装備するオーガ(知識判定成功)が出てきた


アルカライラ「えぇぇぇ!?何でこんなとこに居るのぉ!(恐)」


  オーガは一番近かったアルカライラに接敵して攻撃。
  一撃で20点のダメージを与える。

  このダメージを一撃で受けたのは初めての一行は色めきたつ。


グレネス「大丈夫?(慌)」

アルカライラ「ダメ!HP残り3点しかない(慌)」

セルマール「下がりな!」


  さらにウルフがアルカライラに対して足払い攻撃を行うがこれは命中せず。


 ■4ラウンド

  アルカライラは5フィート・ステップで下がりつつキュア・モデレット・ウーンズの防御的発動で当座のHPを稼ぐ。
  ランツェットはオークを攻撃するも命中せず。

  オーク達はランツェットに攻撃するも外れ。
  さらに防御専念で移動し、ランツェットを挟撃しようとするも、グレネスの機会攻撃の前に倒れる。

  目の前が開けたリースリットは捨てたライト・クロスボウを拾い、矢を番える。
  グレネスはオーガに対して回避を指定、さらに強行突破を使用してオーガに迫る。
  オークとオーガの機会攻撃を誘発するが、幸いどちらも命中せず。

  グレネスはまずHPの少ないウルフを一刀両断。
  さらに≪薙ぎ払い≫を発動させ、オーガにも攻撃を加える!

  この攻撃がクリティカルとなり一気に22点ものダメージを与える。

  さらに追撃として、セルマールがスコーチング・レイを発動、11点のダメージを与える。
  これらの大ダメージでDMのダイス運まで変わったのか、オーガの攻撃は命中せず。

  その後、南京錠のかかった扉が破壊され、オークの増援が現れる。

  一行は挟み撃ちされる形になりながらも、グレネスがオーガ側の、ランツェットがオーク側の前面に立ち、間に居るアルカライラ、セルマール、リースリットを守りつつ戦闘は続く。

  最後には居住区側のオークを倒しオーガ側に駆けつけたランツェットが、オーガに『悪を討つ一撃』を叩き込んで斬り倒した。

  それを見た増援となるはずのオーク達は逃げ出し、戦闘は終わった。
◆シーン7 追撃◆

  一行は逃げたオーク達が捕虜を盾にするのではと危惧、急いで追いかける。
  幸いその危惧は外れオーク達は逃走の為に、つり橋に向かっていた。

  オーク達がつり橋を渡っている途中で追いついた一行。
  オーク達は「この場を去るから見逃してくれ」と叫び武器を捨てるも、ランツェットのディテクト・イーヴルにて悪と断定。
  一行は攻撃を加えるも、6人の内4人のオークは攻撃を逃れ、山道を下っていった。


 これ以上は無益と追撃を諦めた(つり橋が怖かったとも言う(笑))一行は、ジェラディルとコーラナを救い出し、オーガ達の宝を捜索する為に道を引き返した。


  まずは偉そうなオークが居た部屋を調べようと戻ると、隠し扉からこちらを伺っているオーク3人と目が合う。
  オーク達は引き返そうとするもイニシアチブに負け、1人が一行の矢に倒れた。
  残り二人は隠し扉の向こうに回り扉を閉めた。


  一行との間で扉の押し合いへし合いがあったが、オーク側が一行に降伏を申し出る。
  オーク達の降伏を受け入れ、オーク2人の身柄を拘束する。


  隠し扉の奥にさらに隠し扉を見つけ調べると、そこは一行を狙った銃眼の部屋であった。
  さらにつり橋のある場所へと続く隠し扉も見つける一行。

  隠し扉の位置を確認すると反対側にも隠し扉があったらしく、大きく扉が開かれていた。
  調べてみると、どうやら中に居たオークは逃げ出したようでもぬけの空であった。。

  一行は現状は安全であろうと判断し、宝物の捜索へと戻った。
◆シーン8 帰還◆

  捜索を終えた一行は、ジェラディルとコーラナを彼らの村に送ることにした。


  1日ほどの所に彼らの村があった。
  村を訪れるとジェラディルとコーラナは自宅に駆け込み家族と喜びあっていた。

  騒ぎを聞きつけた村人や村長、そして戻ってきた二人とその家族に囲まれ、感謝される一行。
  オーク達を彼らに官憲に出すように頼んで引き渡した後、村で一晩歓待を受けた。


  次の日、一行は所持品の処分や補給のことも考え、一度ブレイジングデルに戻ろうということになった。
  村中の者に見送られ、一行はブレイジングデルを目指して出発する。


  途中何事もなく(ランダム遭遇が出なかった…しょんぼり)ブレイジングデルへと到着…といった所でこの日のプレイは終了。


  複数ある階層のうち、まだまだ序盤の今回。
  この先も激戦とお宝が待っていることであろう。
  PL諸氏よ!お楽しみに!

◆経験点◆
克服した敵/障害など 脅威度および数 経験点(3レベル) 経験点 経験点
オーク 脅威度1/2×16 2400
偉そうなオーク 脅威度3 900
オーガ(偉大なアルフェ) 脅威度3 900
ウルフ 脅威度1×2 600
罠(毒ガス) 脅威度2 600

合計 ――― (2875÷5)

アルカライラ 経験点 3675(+1080)→4755
グレネス 経験点 3675(+1080)→4755
セルマール 経験点 3675(+1080)→4755
ランツェット 経験点 3675(+1080)→4755
リースリット 経験点 3675(+1080)→4755

  まだまだ経験値が足りずに4レベルになれない一行。
  次こそレベルアップできるか?
  今の内にどの能力値を上げるか決めておくと良いですよー。

◆収入◆
収入 市場価格
 硬貨
PP
GP 706GP
SP 1892SP
CP
 宝石および美術品
トパーズ 200GP相当
オニキス 50GP相当×2
 非魔法の武具
ファルシオン 75GP×3
グレイブ 8GP
グレートアクス 20GP×2
ハンドアクス 6GP×2
ジャヴェリン 1GP×2
ロングボウ 75GP×8
ヘヴィ・フレイル 15GP
鋼鉄製ヘヴィ・シールド 20GP
バックラー 15GP×3
バックラー(大型) 30GP
スケイルメイル 50GP
スケイルメイル(大型) 100gP
アロー(20本) 6GP
 魔法の武具
+1グレートソード(大型) 2400GP
+1レイピア 2320GP
 非魔法の装備品
 魔法の装備品
 非魔法のアイテム
 魔法のアイテム
ポーション(スパイダー・クライム 300GP
ポーション(キュア・ライト・ウーンズ 50GP
 未鑑定品

◆にのまえの反省点◆
  D&DのDMに慣れてきても後から思えば反省するべき所ばかり…(ため息)。

  ・今回の進行はオーク側の時間経過(つり橋渡る時間と捕虜を隠す時間)による行動をさせ忘れていた。

  ・ランツェットに縄を結び補助しながらつり橋を渡っているのだからつり橋を渡る<平衡感覚>判定に援護という扱いにすればよかった。
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