D&D冒険シナリオシリーズプレイレポート | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
地底の城砦編 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
第2話 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2006.07.23 以下は冒険シナリオシリーズ1『地底の城砦』の、3.5へコンバートを行ってプレイしたレポートである。 今回は2回目のプレイで前回の続きから。 今回もプレイヤーの阿鼻叫喚は響くのか!? |
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警告! この先はシナリオのネタバレが盛大に綴られています! まだプレイしていない方、プレイする予定のある方は、DMに相談して、許可をもらってから読んだ方が良いでしょう。 |
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◆冒険者の面々◆(五十音順) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
*以下のイラストはあくまでにのまえの想像によるものでプレイヤーの許可を取っていません*
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◆INDEX◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シーン1 囚われの男 アーキー シーン2 再会 カルクリックス シーン3 地下へ シーン4 亀裂での戦い シーン5 植物園…? シーン6 掃除人 |
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*プレイレポ中に使用された呪文は、レポ内で初使用時に呪文の簡単な説明ページへとリンクしてあります* | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆シーン1 囚われの男 アーキー◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前回のゴブリンとの戦闘した場所から再開する。 ゴブリンとの戦いが行われたその部屋には、増援が入ってきた扉が一枚しかなく、さらにその扉は大きく開かれていた。 リースリットは扉の向こうを偵察し、一行を呼び寄せる。 一行が踏み込んだ部屋は、ゴブリン達の訓練場のような部屋であった。 北に一つの扉、西に2つの扉があり、南側の壁には数本のジャヴェリンの刺さった人型の的があり、床には数多くの折れたジャヴェリンが転がっていた。 セルマール「…つまりここで投げて練習していたと」 リースリット「(落ちてるジャヴェリンを見て)これだけ投げて数本しか刺さってないがな(一同笑)」 リースリットは身近な西側の扉に聞き耳を立てる。 すると中から人のうめき声やぼそぼそと話し声が聞こえてくる。 すかさず(今回はNPCの)ランツェットがディテクト・イーヴルをするが反応はなかった。 一行は相談の後、リースリットが鍵を外して扉を開く。 一行の目に映ったのは近くの柱にロープと枷でつながれたコボルド、白骨死体、小さな檻にギュウギュウ詰めにされたノームの姿だった。 それを見たミーポは名前を呼びながら、つながれたコボルド達に走り寄る。 助けようとするリースリットにコボルド達は騒ぎ出す。 いわく、身代金で助かるので脱走は危険だと。 アルカライラが帰り道の安全を教えると、一転して喜んで解放されたが。 一方セルマールは、奥のノームに近づいていく。 するとノームはかすれた声で助けを求めてきた。 その声に応え、リースリットが檻の鍵を開け、セルマールがノームを優しく檻から出してやる。 苦しみながらも体を伸ばし、横になったノームは「助かった。私は一年もの間ここに囚われていたんだ」と告白した。 その告白に驚く一行。 セルマールが自己紹介すると、男はアーキー・ティンバーズと名乗った。 事情を聞くと、「一年前に旧街道を旅していた時にゴブリンの山賊に捕まり、ここに閉じ込められた。回復魔法を自らに使うことで今日まで生き延びてこられたのだ」と言う。 アーキー「神への信仰心がなければ、この状況に堪えられず、気がふれていたことだろう」 アルカライラ「同じく神を信仰する者として尊敬いたします」 アーキー「ありがとう。だが私は情けなく思う。悪に屈してしまったのだから」 その後、解放した彼らをつれて一時撤退。 コボルドの居住区まで引き返し、(ゲーム内時間で)数時間と立たずにイスドレイルと再会する一行。 イスドレイル「囚われていた我が同胞を解放してくれるとは、なんとありがたいことか」 アルカライラ「いえ。最初のお約束はまだ果たしておりませぬが…」 グレネス「(かぶせるように)アローをくれぇ〜〜(一同笑)」 アルカライラ「(グレネスを落ち着かせるように)わかった。わかったからまずはさわりから…」 イスドレイル「(汗)…それでも嬉しく思う。囚われていた我が民を連れ戻してくれたのだからな。これは礼じゃ受け取るが良い」 と、一行にスパイダー・クライムの巻物を渡す。 イスドレイル「して、ミーポはどうであった?」 セルマール「非常に勇敢でした」 リースリット「非常に微妙でした(一同笑)」 イスドレイル「び、びみょう?」 アルカライラ「(リースリットに)こら!(イスドレイルに)私が危ない時に助けていただきました(汗)」 イスドレイル「…そうか。ミーポよ頑張ったな。」 ミーポ「ミーポ頑張った!カルクリックス助け出す!」 という一幕の後、一行はアーキーの保護と介護を頼み、休憩を取った。 |
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◆シーン2 再会 カルクリックス◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
休憩をとった一行は、再度ゴブリン門の奥へと進む。 ゴブリンの食糧貯蔵庫と思われる部屋を抜けると、大理石の柱が立ち並ぶ廊下へと出る。 そこには北に3つの扉、南に一つの扉、西に一つの扉があった。 一行は扉を調べ始める。 すると北側の一番手前の扉から暴れるような音と騒ぐ声が、南の扉から弛み切った数人の話し声(ゴブリン語)が、西の扉からは生活感漂う雑多な声がそれぞれ聞こえてくる。 どの扉にも罠はなく、暴れる音の聞こえる北の扉以外には鍵も掛かっていないことを確認する。 アルカライラは暴れる声がドラゴン語であるのを確認し話しかける。 アルカライラ「もしもし。あなたはコボルドのところにいた方ですか?」 にのまえ「一緒にくっついてきていたミーポが『カルクリックスか?』と扉の向こうに話しかけるね」 アルカライラ「ミーポ!名前言っちゃダメじゃん!」 すると扉の向こうにいた者は扉に突進したらしく、大きな音を立てながら「ミーポ!ミーポ!助けてミーポ!」と新たに騒ぎ出した。 アルカライラ「静かにして!助けられなくなるから」 ミーポ「アルカライラの言うことを聞け!静かにしろカルクリックス」 アルカライラ「ちなみに私がアルカライラです(苦笑)」 ミーポの言うことを聞き(?)暴れなくなったカルクリックス。 だが早く外に出たいのか「早く♪ 早く♪ は・や・く♪」と歌っていた。 一行は、ドラゴンを救助した後にコボルドのところに送り届けることで、ゴブリンの警戒が強まることを懸念。 ならばここで強襲を掛けようと話がまとまる。 ミーポにその旨伝えると、カルクリックスが不満を述べるが、ミーポがカルクリックスのそば(扉ごし)に居ることで承諾を得る。カルクリックスの救出は後回しになった…。 ミーポ「俺ドラゴン守備隊!カルクリックス帰ってきた。俺守備する!」 グレネス「そうそうそう!(笑)」 アルカライラ「(まだ助けてないので)でも今ただの“守備隊”」 グレネス「違うよ。今一人だから“守備”だよ(一同爆笑)」 ミーポ「(クロスボウを振り回して)俺弓撃つ」 グレネス「頼むから変なことするなよ〜」 アルカライラ「(ミーポに)敵が来たらね」 ミーポのお守りをアルカライラとグレネスに任せ、セルマールとリースリットは作戦を練る。 結果、リースリットが話し声の聞こえた南の扉に、持っていた南京錠を仕掛けて挟み撃ちの危険をなくした後、ゴブリンの居住区と思われる部屋へと突入することに。 無事に南京錠を仕掛けたリースリット。 態勢を整えた一行が扉を大きく開けると、そこには何十体ものゴブリンや一回り大きいホブゴブリン(知識を取ったのでモンスター判別できる!)達が! 不意を打った一行は、リースリット、セルマール、アルカライラがボウなどで攻撃。 そしてグレネス、ランツェットが中に踊り込み敵と距離を詰める。 ■1ラウンド 後衛3人衆はゴブリンに次々に矢を放つが、どれも当らず。 順番の回ってきたゴブリンは武器を手に取り、大きな声を上げる(「敵襲でござる!敵襲でござるー!」)。 NPCランツェットは距離を詰めるために移動。 グ レネスはホブゴブリンに接敵し攻撃(グレネス「≪強打≫で攻撃します!(コロコロ)。…ダメじゃん」)するもダイス目が低く外れ。 返すホブゴブリンの攻撃もハズレまくり、双方ダメージなしの展開。 ■2ラウンド リースリットは遮蔽をよける為に前に出て、コンポジット・ロングボウにて遠隔攻撃。 撃った矢はホブゴブリンに命中し手傷を負わせるが、倒すには至らない。 セルマール、アルカライラの放った矢は命中せず。 続いて奥の扉二つが開き、ゴブリン8人が増援として現れる!更にゴブリンの後には数人の影が…。 一行に冷たい汗が流れる(一同「やばいよこれ〜」「大丈夫なのかぁ」)。 居住区にいたゴブリン達はグレネスを囲い挟撃。 にのまえ「(コロコロ)命中…ダメージ行くね(1D6を振る)」 グレネス「1出せ1!1、1、1、1出ろ1ぃ!(超必死)」 にのまえ「…6(笑)」 グレネス「(前回から続いて)いつも最大値だよねぇ…(怨)」 にのまえ「1出るかなぁって思ったけど、んなわきゃないよね♪(笑)」 ランツェットの攻撃は1を出して命中せず。 ホブゴブリンは前に出たリースリットに6点のダメージを与える。 ■3ラウンド リースリットはアルカライラの後ろに移動し、ホブゴブリンに矢を放つが当らず。 セルマールはホブゴブリンを矢で仕留め、移動アクションでワンドを取り出して終了。 アルカライラは待機(グレネスが後退して来たらクロスボウを落として、移動しながらワンドを取り出し、それを使って回復)を選択。 増援を含めたゴブリン達は、グレネスやランツェットに対し突撃や移動攻撃を行うが一切当らない。 …が、ここで問題が発生。 アルカライラの待機のトリガーたる『グレネスの後退』に指定していたマスにゴブリンが入ってきたのだ。 このままではグレネスの回復が出来ない為、一同に焦りが走る。 ランツェットはホブゴブリンに攻撃をあて、一撃で葬る。 遥か後方に控えていたミーポが、ライト・クロスボウで待機アクションの邪魔になるゴブリンを攻撃。 クリティカル一撃でゴブリンを倒し、グレネスの移動スペースを空ける。 一同から喝采を受けるミーポ(一同「ミーポすげ〜」「やるなぁ」)。 グレネスは回復をしてもらう為に、指定されたマスに移動。 ついでとばかりに身近のゴブリンを一撃し、これを倒す。 アルカライラは待機していた行動を行い、グレネスのHPを9点回復。 そしてホブゴブリン達の攻撃…は当らず。 ピンチを乗り越えただけあって一行に楽勝ムードが漂いはじめる。 最後にスケイルメイルを着たホブゴブリン(以下族長)がポーションを取り出し一行に近づく。 ■4ラウンド リースリットがショートボウで攻撃するもハズレ。 セルマールはメイジ・アーマーのワンドを振り、呪文を発動。 そしてワンドを落としてコンポジット・ロングボウを構えなおす。 アルカライラはメイスに持ち替え攻撃するが命中せず。 そしてゴブリン達の行動。 手近なグレネス、ランツェットに攻撃するが命中せず…と思いきや最後にグレネスに命中! にのまえ「なんかさ、前回もそうだけどグレネスばっかり当るよね」 グレネス「うん」 リースリット「ある意味、一番硬いところだから助かっているけど」 にのまえ「一番硬いんだけど、何故か同じく硬いランツェットには当らないという(笑)…んで(コロコロ)ダメージは最大の6ね」 グレネス「またかよ―――っ(泣)」 ここで戦闘に気付いたのか鍵を掛けた南の扉から、扉を破壊しようとする打撃音が響く。 挟み撃ちかと一行に緊張が走る。 ランツェットとミーポの攻撃は当らず。 グレネスは歩を進めアルカライラ、ランツェットらと前線を構築。 さらに恨みのこもった攻撃をゴブリンに向ける…が、当らず。 ホブゴブリン達の攻撃も命中せず。 族長は一行に向かって距離をつめ、ポーションを飲んで大きくなる(アルカライラ&セルマール「(うんざり気に)…エンラージ・パースン…」)。 一瞬流れた楽勝ムードもどこへやら、再び冷たい汗が流れ始める。 ■5ラウンド リースリットの攻撃は命中するもゴブリンを倒しきることが出来ない。 続くセルマールの攻撃は外れ。 ゴブリンは援護を駆使し、アルカライラにダメージを与える。 アルカライラは扉を警戒しながら(アルカライラ「扉はどのくらい持ちそうなの?」 にのまえ「かなり持ちそうだと思った」)援護をグレネスに行い、後ろに下がる。 ランツェット、ミーポの攻撃は外れ。 セルマール「あたらネェ〜(苦笑)」 アルカライラ「ランツェット、今日ダメージ振るわないねぇ…」 セルマール「いや命中が振るわない」 グレネスは先のラウンド近くに寄ってきたホブゴブリンを一撃で切り捨てる。 返してホブゴブリン達は次々にランツェットに攻撃を命中させ、そのHPを5分の一以下に…。 そして最後に、大きくなった族長のスパイクト・チェインによる足払いが4マス先からグレネスに命中!。 足払い判定値に5の差があり、絶望的な判定であったが、グレネスはこれに勝利する(グレネス「おぉ〜〜〜〜!やったぁ〜〜!」)。 ■6ラウンド リースリットは族長に攻撃を当てわずかながらにダメージを与える。 セルマールはここぞとばかりに、族長にレイ・オブ・エンフィーブルメントを発動!遠隔接触が見事命中。 セルマール「1D6+2かぁ(コロコロ)よし! 7点の筋力ダメージ!」 にのまえ「…ななてんのきんりょくだめ〜じぃ…」 セルマール「(グレネスに向かって)これで足払いに対して対抗できるね」 グレネス「すこしね…(←わかってない)」 セルマール「少しじゃないよ!筋力7点下がってるんだよ」 にのまえ「命中しにくいし、足払い判定も4下がったしね」 グレネス「……あっ! なるほどね!うん、うん、それはすごいや!(喜)」 アルカライラ「やっと理解したらしい(笑)」 セルマール「こういう時のために覚えて、今まで取っておいたんだから」 これで戦いの趨勢は決する。 この後、DMは援護などを利用して攻撃を当ててくが、ドアまで後退した一行に、効果的にダメージを与えることが出来ない(ダメージ与えてもすぐさまアルカライラに回復されてしまう…)。 逆転の可能性を秘めていた族長の足払いも不発な上に、グレネスの攻撃によりゴブリン、ホブゴブリンが一撃で葬むられていく。 戦況を覆せないと踏んだ族長は一行に交渉を持ちかける。 だがDMが『ゴブリン語で〜』と言ってしまった為に、アルカライラにしか通じず、交渉を行うことが出来なかった。 その間にもどんどん手下を失う族長はついに武器を捨てて降伏(今回は間違えずに共通語で話しかけました)。 質問に答えれば降伏を受け入れるとの一行が出した条件を族長が受け入れ、ゴブリン達の降伏により戦闘は終了となった。 その間も南の扉を破壊しようとしていた者達に、事の次第を伝えると彼らは奥の扉を開けて走り去ってしまった。 逃げた者達は後回しに、生き残りを武装解除して拘束した後、質問タイムへ。 族長が嘘を言い、それを一行が<真意看破>するという一悶着もあったものの… ・タルジェンは死亡(食べられた…)、ブラフォード卿とシャーウィンは地下にいるべラックの下へ連行、もう一人は戦闘中に逃げ出した。 ・二人を必要とした目的は不明。 ・べラックは十数年前に来たドルイド。 ・ダンジョン内の勢力はゴブリン、ベラック(ゴブリンと同盟)、コボルド、3勢力である。 ・(扉をたたいてた)ゴブリンが逃げた先はコボルドとの最前線である。 という情報を手に入れ、さらに族長から印章指輪を取り返す。 質問タイムが終わった一行はカルクリックスを助け出し、ゴブリン(含む非戦闘員ゴブリン)達を引きつれコボルドの居住区まで撤退。 本日3回目のイスドレイルとの会見をおこなう。 イスドレイル「おぬし達は有能な人間であるのぅ。約束した日にすべてを果たすとは。しかもやらないと言っていたゴブリンの壊滅までつけて」 セルマール「いえ。たまたま我々が選んだ道が最短ルートであったという幸運のおかげでしょう」 セルマールの進言と意見を受け、早速ゴブリン達の裁判が行われる。 裁判の結果、ホブゴブリン溜め込んだ500GP相当の宝物を、身代金としてコボルドに引き渡すことでゴブリン達の命は取らずに、この城砦からの追放ということになった(グレネス「その中に矢があったら分けてくれぇ〜(一同爆笑)」)。 裁判後改めて報酬を頂くことになった一行。 イスドレイルはゴブリンの件に対する感謝を表し、先に上げた報酬をすべて一行に渡した。 ミーポ「イスドレイル様!俺も頑張った!」 アルカライラ「ええ、とても!」 セルマール「おかげで瓦解寸前だった前線を支えることが出来ました」 アルカライラ「誇張でなく!」 ミーポ「俺にも褒美!俺にも褒美!」 ミーポは一行と共にいることを褒美として要求し、イスドレイルに許可をもらう。 イスドレイルから、この先も一行とコボルドとの友好関係を約束され、会見は終了となった。 |
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◆シーン3 地下へ◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
会見後、イスドレイルに与えられた部屋で休んだ一行。 翌朝、一行が覚える呪文を相談していると、コボルド達が(自分達にとって)豪華な食事を差し入れしてくる。 アルカライラ「それって…食べれるの…?」 にのまえ「頑張れば。彼らにとっての豪華だから…取れたて新鮮なネズミを使った(一同笑)シチューとか?」 リースリット「シチューなんだ」 グレネス「お気遣いなくって感じでございますね(汗)」 にのまえ「んでミーポとカルクリックスが来て一緒に食べ始めるよ」 リースリット「これも食うがいい(と言ってシチューをあげる)」 グレネス「で、なんでカルクリックスいるのよ」 にのまえ「ミーポが守備隊だから(一同笑)」 食事も終わり呪文の選択をしているとアーキー・ティンバーズが一行の元へと訪れる。 昨日の礼と、タルジェンらの情報と提案をかねての来訪だった。 タルジェンの情報と言っても、一緒に捕らわれていたと言うだけであったが…。 アーキーの提案とは、手助けが必要なら手を貸そうというものであった。 一行は彼がファイター1/クレリック1ということで、手を借りるか悩むが経験値が頭割りなこと、装備がないことを考え、断ることにした(リースリット「装備はさぁコボルドから借りればいいじゃん。コボルドから借りると何でもコボルドがつくんだよ。コボルドレザー・アーマー コボルドバンディッドとか(笑)」)。 準備が整った一行は身代金回収部隊と共に族長のいた部屋へと赴く。 族長の部屋は地下から伸びる木が真ん中を貫いていた。 一行はここでコボルド達と別れ、木を伝って(セルマールとランツェットが<登攀>に失敗、落下してダメージを受けるという場面がありつつも)地下へと降り立つ。 そこは土が敷き詰められた部屋で、二つの人影が土を掘り返していた。 北の壁は崩れ奥へと穴が続いており、さらに東と南には扉があった。 南の扉からは奥からガンガンという音が響いていた。。 ランツェットがディテクト・イーヴルすると人影は悪と判明。 さらにアルカライラの<知識:宗教>で人影はスケルトンにローブをかぶせたものと判明し、一行は戦闘を仕掛けることに。 スケルトンの能力(ダメージ減少5/殴打)に多少の苦戦はしたものの、一行の敵ではなく2ラウンドで撃破した。 降りてきた部屋を制圧した一行は北の壁から続く穴を覗く。 そこは自然の岩が露出した穴倉であった。 穴倉の奥には武器が保管され、寝床や生活の跡があったが、部屋の主は不在であった。 次に東の扉を調べ、安全を確認したリースリットが開くと南北に3枚ずつ、計6枚の扉がある通路に出た。 通路にはベンチやテーブルがありその上には何かしらの材料が散乱していた。 6枚の扉の向こうからゴブリン達の話し声などが聞こえてきた為に、一行は作戦会議を行う。 結果、スケルトンがいた部屋の南の扉に鍵を仕掛け、後ろからの敵の出現を封じた後にゴブリン達と戦闘を行うことに。 不意を打たれ、さらに部屋に分散していたゴブリン達は、何の手も講じることなくあっさりと全滅。 六つある部屋はそれぞれゴブリン酒の製造機械、ゴブリン達の寝床、武具の修理所、ダイア・ラットの診療所、南の壁が崩れ奥に断層の続く部屋、東に扉のある部屋であった。 捜索をしても大した物が見つからなかった一行は、南の壁が崩れた部屋から続く断層を覗く。 断層に近づくと奥から先ほどと同じガンガンという音が聞こえてきた。 断層の奥と、鍵を閉めた南の扉の奥が繋がっていると判断した一行は、狭い断層を進むより南の扉の奥を調ようと、引き返すことに。 |
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◆シーン4 亀裂での戦い◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スケルトンのいた部屋へ戻り南の扉を調べ、自分達で仕掛けた鍵を外す。 扉を開けると奥に続く通路があり、その先は先ほどと同じような断裂があった。 扉を開けたことによりガンガンという音も大きく、断層の先から聞こえてくる。 音にまぎれて歩を進めた一行は、断裂まで来ると断層は北東から南西へと続いていた。 断層の床には1フィートの穴がそこかしこに開いており、一行はいぶかしむ。 さらに先ほどから聞こえてきた音は南西から聞こえており、断層からの続く穴の一つから光が漏れていた。 音の発生源はそこであろうと判断した一行は穴へと近づいていく。 近づいていくとゴブリン語で「出てこんかい!」などと怒鳴る声が聞こえて来た。 中を覗くリースリット。 そこにはダイア・ラットを連れたバグベアがモーニングスターで床や壁をたたいていた。 どうせ悪だろうと判断した一行は不意打ちを決定。 と、穴の一つが明るく光り始めたが、あまり気にせずに攻撃を行う。 ■不意打ちラウンド まずはグレネスが突撃しバグベアに大きな傷を負わせる。 アルカライラの弓は外れ。 続いてランツェット、リースリット、ミーポの攻撃が命中し、バグベアは1ラウンドももたずに昇天(名前つきなのに)…まぁ、ミーポで撃墜できたのは嬉しいんだけどね…。 ■1ラウンド 残ったダイア・ラットに攻撃を加える為に奥に進む一行。 そこにDMから<聞き耳>判定を要求される。 戦闘中ということもあり、難易度が高めなので全員が失敗…。 その為、明るく光り始めた穴の近くにいたリースリットは不意打ちを受けることに! 穴から大きいミミズのような物が飛び出し、リースリットに体当たり。 にのまえ「(コロコロ)という訳で命中。ダメージは(1D6を振り)…6!…だから9点ね」 グレネス「うわ、またかよ(汗)」 リースリット「ん〜」 にのまえ「…続いてアチィアチィということで[火]ダメージが来ます。(2D6を振って)…12!」 アルカライラ「え!?(焦)」 グレネス「生きてる?(焦)」 リースリット「…死んだ」 一同「うそ―――――――――っ!?」 アルカライラ「−10行ったの?」 リースリット「…(計算中)あ、−7だ」 安堵する一行。 それでもHPがマイナス、さらに敵の隣ということを考えれば、まだまだピンチは続く。 アルカライラは<知識:次元界>に成功し、穴から出てきたデカイミミズがソックアと判別。 火の次元界のクリーチャーで高い攻撃力があることがわかる。 わかった時にはリースリットが体験したあとであったが…。 その後、ランツェットがダイア・ラットからダメージを受ける(にのまえ「4点ね」セルマール「また最大かよ!(笑)」)が、頑健セーヴは成功し病気にはかからなかった。 ミーポはポーションを取り出してリースリットの傍まで移動。 ■2ラウンド アルカライラはワンドにてリースリットを回復。 HP0以上にはならなかったが、とりあえず止血は出来たのでこれ以降のラウンドで自動的にHPが減ることはない。 ランツェットはダイア・ラットに攻撃を行うが外れ。 セルマールは今回初めてマジック・ミサイルを発動!ソックアにダメージを与える。 ソックアはミーポを攻撃するが当りはしなかった。 ダイア・ラットはランツェットに少しばかりのダメージを与える。 ミーポはポーションを口に含み、リースリットに口移し!前回に続いてコボルドからのキッスを受けたキャラクターが現れた。 リースリットはそのおかげでHPが1になり、目を覚ます。 アルカライラはリースリットにサンクチュアリをかけ、攻撃対象から外して安全を確保。 ランツェットはダイア・ラットに攻撃を食らい続けHPが半分以下になってしまう。 ランツェットは本日は中の人がお休みの為か、まったく攻撃が当らない。 ミーポのほうが敵を倒している為にとうとう「ミーポの方が活躍してる」とまで言われてしまう…。 その後、撤退を検討するも結局は戦闘を継続することに。 何度か危なげなところもあったが、何とか敵を全滅させることができた。 戦闘後、お約束のHPの回復タイム。 アルカライラのワンドとランツェットの癒しの手を駆使し、一行のHPは全快した。 バグベアーの装備などを回収して、この部屋を後にすることに。 |
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◆シーン5 植物園…?◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
その後一行は断層から続く通路を発見。 その先に進み大きなドラゴンの像のある部屋に行くが、何もないために引き返す。 そしてゴブリン達と戦った部屋からさらに奥へと進むことにした。 リースリット「(マップを見て)うわ〜ちょートラップありそう!罠がありそうだ〜(コロコロ)」 にのまえ「何もなかったよ」 リースリット「あそ(落胆)。んじゃ<聞き耳>〜(コロコロ)」 にのまえ「ふん〜ふ、ふん〜♪って鼻歌が聞こえるよ」 リースリット「…鼻歌?」 一行は敵がいると判断し戦闘準備を整える。 扉を開けて中に飛び込むと、中は土が敷き詰められた植物園のようなところであった。 真ん中でそれを耕すバグベア。 飛び込んできた一行に気付くが時すでに遅し、一行の攻撃を受け2ラウンドほどで倒れる。 さらに南側にある扉から、騒ぎを聞きつけたゴブリンが4人駆けつけるが、こいつらも見せ場はなく一行の前に瞬殺される。 ゴブリン集団、ソックアとの戦いを経て、戦闘での動きが格段に良くなった一行。 多少の戦力では相手にならないようになってきた…。 ゴブリンが出てきた部屋を調べるが、この部屋も植物園の様相であった為に、調べるのもおざなりに北に進むことに。 |
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◆シーン6 掃除人◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
リースリットが扉を調べ、<聞き耳>を行うと人の声が聞こえた。 戦闘準備をしていると、<聞き耳>判定に成功したバグベアが誰何の声を掛けてくる。 バレては仕方がない!と扉を開ける一行。 そして戦闘へと突入する。 さすがにバグベア一人ではどうすることも出来ず2ラウンド目に降伏。 この先の情報がほしかった一行は渡りに船と受け入れる。 ロープで拘束後、尋問タイムへ。 ベラックまでの道筋と部屋の構造(地図の入手)、クリーチャーの配置、二人の消息などを聞き出す。 …と、ここで仕事だった(お疲れ様です)ランツェットのプレイヤー氏が到着。他の諸氏から経過を教えられる。 そしてバグベアーからソックアとスケルトンがいることを聞き出し、中の人がいるランツェットの活躍を見る為(ある方達にとってはソックアの恐怖を味あわせる為)にソックア達と戦闘をすることに。 まずはスケルトンのいる部屋まで引き返し、扉を調べ開放。 すぐさまアルカライラがアンデッド退散を行う。 アンデッド退散は成功し、退散ダメージが高かった為にスケルトンは爆散! アルカライラ以外は行動もせずに戦闘終了となる。 続いて対ソックア戦。 ソックアのいる部屋へと赴き、ソックアが穴から出てくるのを待機する一行。 近づいたグレネスにソックアは突撃を行うが命中せず。 ソックアが出てきたことで一斉に攻撃を行う。 セルマール、グレネスが攻撃を当て、HPを半減させたところに注目のランツェットの行動順が…。 ランツェット「(コロコロ)え〜22。命中!」 アルカライラ&グレネス「おぉ〜」 セルマール「やっぱり俺がいけなかったんだぁ(←今回のランツェット管理人)」 アルカライラ「言っちゃダメ言っちゃダメ(笑)」 ランツェットは大ダメージを出し、ソックアに止めを刺す。 中の人がいるかいないかでPCの強さは段違いになる好例であった。 …と、ここで時間切れ。今回のプレイは終了となる。 次回のランツェットの活躍に期待! |
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◆経験点◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◆収入◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◆にのまえの反省点◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
凡ミスが多いですね。 申し訳ない。 ・ゴブリン達との戦闘で構想していた戦術を忘れていた…。 ゴブリンに遠隔武器を取りに行かせたり、繋がっている通路の存在を知っているのでそれを使って一行の後ろに移動したり…。 ・足払いの仕返しを忘れていましたね。 ・突撃は味方のいるマスを通っていると行えない、不意打ちラウンドでは行えないなどの制約を忘れていたと言うか勘違いしていた。 ・不意打ちラウンドは標準アクションか移動アクションしか取れないが、普通のアクションと同じ扱いをしていた。 ・戦闘の音が聞こえていたかどうかの判定は難易度−10に各種修正だった。 もっと援軍来るやん…。 ・サイズの違う武器を(PCが)使用しているのに−2の修正を忘れていた。 ・待機アクションも間違っていたり…。 |
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