D&D4thプレイリポート
シャドウフェル城の影編
第2話
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 09.01.10
 本日は初心者の会にて、植埜さんDMの『シャドウフェル城の影』2回目をプレイ。

 全3回のショートキャンペーンとして開催予定……だったが、4回になるかも?
 今回は前回のメンバー全員が無事参加。
 よかったよかった。

 メンバーは……

ユリウス ヒューマン/ウィザード/男
ギム ドワーフ/ファイター/男
シーモス エラドリン/ローグ/男
シャイン ハーフエルフ/ウォーロック(フェイ契約)/男(ミニチュアは女性なんだけどね)
バラッシュ ドラゴンボーン/パラディン/男
ハルベク ドワーフ/クレリック/男



 というわけでセッション突入。
 


■■■以下はシャドウフェルのネタバレを多分に含むので、未プレイの人は見ないように!■■■
 
 
 

  前回のラスト_コボルドが滝の裏の洞窟に逃げ込み、直後に物が落ちる音がした_から再開。

  DMの説明では洞窟内に入るルートは2つあるという。
  一つは逃げたコボルドを追って、滝の裏から。
  もう一つは崖に空いた洞窟から、であった。


  ユリウスが逃げたコボルドを追いかけたいからと、滝の裏からの進入を進言。
  待ち伏せの危険もあったが、相談の結果、滝の裏から侵入する事に。

  洞窟内ではリズミカルに太鼓の音が打ち鳴らされ、低い声が響き渡っていた。
  そして現れるコボルド達。


DM:何十匹とコボルドが迫ってくるね。

一同:多いよぉ〜!

ユリウス:……。(援軍が出たりして)

DM:では戦闘を始めましょう!


太鼓の音に鼓舞され、意気揚々と現れるコボルド!
 

DMが歌を歌いながらミニチュアを動かし、前に出ていたシーモスが大変な事に!
 

しかしバラッシュのドラゴンブレスとユリウスのスコーチング・バーストにより一気に殲滅!
楽勝!

 

と、思いきや、2ラウンド目に増援が……。
ユリウス:やっぱり出たか……。

  その後も次々とコボルドの増援が現れる。
  連携を覚えた一行は次々とコボルドを屠っていくが多勢に無勢、次第に消耗していく。

  数に押され、とうとうバラッシュが重症に。
  さらに悪い事は重なるもので、明らかに他の者と描写の違う、ローブを着たコボルドとバトルアックスを両手に携えたゴブリンが現れた。



アイアントゥース:「切り刻んでやるぜ〜!!」


ギム:DM、〈知識〉でわかります?

DM:(判定結果を聞いて)あっ、わかりましたね。 アイアントゥースという名のゴブリンです。

シャイン:ΩΩΩ<な、なんだってー!?


  知識ロールで個人名までわかってしまう、個人情報保護法もガン無視な恐ろしいゲームです。


シーモス:フェイ・ステップでアイアントゥースの後ろに回る。 バラッシュと挟撃する!

バラッシュ:OK!


  この作戦でアイアントゥースを挟撃する事になり、シーモスの攻撃に急所攻撃が乗るようになる。
  さらにギムも参戦し、一気にアイアントゥースのHPを削っていく。
  そして数ラウンド後にはローブを着たコボルドを始末したシャイン、ユリウスもアイアントゥースに攻撃する。


シャイン:エルドリッチ・ブラスト!

ユリウス:「お前の弱点はもうわかっている! マァジック・ミッソー。 ん〜、ブルズアイ!」 命中!

ギム:「プルート・ストライク! よし、今度こそ命中!」

DM/アイアントゥース:それで重傷状態になりました。 「こんな程度で俺を何とかできると思っているのか!」 筋肉が盛り上がり傷が塞がっていきます。

ユリウス:高速治癒か!?

DM/アイアントゥース:では、こっちの番。 バラッシュに攻撃……はずれたね。 じゃあ、斧が壁に当たって一部を崩すよ。 「命拾いしたなぁ?」

ユリウス:どんな厨二病ですか?(一同笑)


  重傷状態になるとそれぞれの手に持っていたバトルアックスで、挟撃していたシーモスとマークしていたギムを同時攻撃!
  加えてダメージ増加、高速治癒などのパワーを発揮し、逆に一行を追い詰めていく。
  さらに、洞窟の奥にフェイ・ステップしたため、他のキャラと立ち位置を変えられないシーモスが……。


シーモス:まずい、今のでHPが一桁になった。

ハルベク:ヒ、ヒーリング・ワードはもうないよ。

一同:……。

バラッシュ:よしっ! シフトした後に移動して、アイアントゥースにディヴァイン・チャレンジ!

ユリウス:……なるほど。 おびき出してるうちにシーモスを逃がすのか。

ハラッシュ:YES!


  バラッシュのナイスな行動で、シーモスが助かる! と思った瞬間。


ユリウス:次にシーモスが移動するんでしょ? んじゃ、とりあえず攻撃。 マジック・ミサイル。 「ブルズア〜〜〜イ!」 ケツのど真ん中に命中!

DM:……それで倒れました。

一同:え!?

ユリウス:ケ、ケツに当たって死んだ――!?(笑)

DM:最後に「カラレル様! オラクル様! バンザーイ!……それはそれとして、KY」って言って倒れるよ。(一同爆笑)


  シリアスな雰囲気ぶち壊し!
  ……うん、ごめんなさい。
  でも、まさか、敵に(DMに?)KYって言われるとわ……orz



  小休憩後、アイアントゥースを漁ると手紙と銀の鍵を発見する。
  手紙を読むと「村の内通者が訪問者に気をつけろと警告を送ってきた。 あと数日で“裂け目”は開く。 “裂け目”が開けば、冬越村の者は生贄となるだろう」とある。

  カラレルとは城にいる者ではなかったか?
  さらに手紙に記された“裂け目”とは?
  疑問を抱きつつも、村に内通者がいるとわかった一行は、ダンジョン内をざっと探索した後に、冬越村に戻る事に。




  ここで一同はお食事タイム。
  さらには経験点の前借(←こんなルールありません)でレベルアップもさせてもらえる事に。
  やったー、ありがとー。

  ユリウスは回復力が不足しがちと思い、マルチクラス特技《信仰の参入者》を取得。




  夕方、村に戻ると村の入り口に誰も立哨についていない。
  さらに畑を手入れしているはずの農民の姿さえもない。


ハルベク:これってまずいんじゃないか?

ギム:急いで中に入ろう!


  もしや手遅れか!?と、急いで村に入ると、通りかかった住民を発見する。
  しかし、その住民も一行の姿を見るとそそくさと姿を消してしまう。

  事情を聞きに宿に行く一行。
  どうやら何かトラブルが起こったわけではなく、村人は何か悪い予感が働いて、不安で引っ込んでいるらしい。

  直接、何かあったわけではない事に安心しつつも、村人が抱いている不安に、城でのカラレルの計画の進行具合を知る。
  自分達の力不足を感じ、カラレルの計画を打ち砕く為に、領主の力を借りる事に。

  謁見に通された大部屋で、コボルドの退治の件を領主に報告。
  さらに手紙を見せて警告を発するも、にわかには信じてくれない様子。

  バラッシュのあふれんばかりの魅力で〈交渉〉ロール。
  ユリウスは(〈歴史〉判定で得た)城の歴史を、ハルベクはオルクスの脅威を話してバラッシュの〈交渉〉を援護。

  その甲斐あってか、領主は一行の話を信じてくれる。
  続く援助の話は断られるも、報酬を多めにもらえる事に。

  領主から新たに“城を調べ、カラレルの計画を打ち砕く”依頼を受けた一行は、村の内通者への対処を領主に任せ、館を後にする。

  ユリウスが宿を押さえている間に、皆は情報収集や装備を整える為に村のあちこちに散らばり、ポーション4本とマジック+1のバトルアックスを手に入れ、情報も手に入れた。

  手に入れた情報は以下の通り。


  ・城は裂け目を封じた目に建てられた。
  ・裂け目とはシャドウフェル(他の次元界)に通じている。
  ・城の裂け目はオルクスが司る死のシャドウフェルとつながっている。
  ・開けばアンデッドがあふれ出すだろう。
  ・オルクスは死のデーモンロードでアンデッドなどを司る。
  ・キーワードから察するに拝死教団は城にて裂け目を開こうとしているようだ。


  セッション残り時間を鑑み、宿での騒ぎはなし。
  バラッシュの中の人がちょっと残念そうにしていた。





  一晩休んだ一行は早朝に村を出て、城跡に向う。
  数時間、森を進むと、シャドウフェル城に到着する。
  城の周りをざっと調べた一行は、早速地下へと降りていく。


罠対策にシーモスが先頭。
そしてブレスでの殲滅を狙ってバラッシュがその隣に。


  すると、階下の広間にゴブリンの戦士が1体出現。
  交渉の余地もなく戦闘を開始する。


バラッシュ:(イニシアチブを振って)Oh! やっぱり遅かったよ……。

ユリウス:さ、作戦はよかったはずなんだけどね……。(汗)

ハルベク:じゃあ、行きます。 (ミニチュアを動かして)ここまで進んでランス・オヴ・フェイス!

DM:あ、そこまで移動したら、床が抜けるよ。

一同:え!?

ハルベク:お、落とし穴ー!?


  落とし穴に落ちダメージを受けるハルベク。
  さらに悪い事に……。


DM:さらにラット・スウォームが出てくるね。
ハルベク:ぎゃー!

 

ユリウスが下ろしたロープで穴から戻ったハルベク。
しかしラット・スウォームは壁を登り攻撃してきた!
さらには敵の増援も……。

 


  ラット・スウォームは通常の攻撃のダメージに耐性があるようで、効果的にダメージを与えられるのはユリウスのスコーチング・バーストだけであった。
  その為、ハルベクとユリウスでラット・スウォームと戦う事に。



バラッシュ、ギムが前線を支え、それを援護をするシャインとシーモス。
ハルベクとユリウスはラット・スウォームと戦う。
ハルベク:「コイツ、思ったよりHPある! ぜんぜん倒れない!」


シーモス:〈隠れ身〉してスライ・フラーリッシュで射撃。

DM:それでゴブリン・スカーミッシュは死んだね。

シャイン:隣のヤツに呪いをかけてからエルドリッチ・ブラスト。 ……外れた。

ユリウス:あんまり出目がよくないですね。

シャイン:ダイス目に頼るようじゃダメなんだよ。


  は、シャインさんも固定値教団の方でしたか。
  私もです!



  最初の頃のような、それぞれが好き勝手のバラバラな動きはなく、パワーのコンボとそれぞれの連携で敵を撃破していく。
  ハルベクのHPが一桁、ユリウスのHPが1になるも、誰一人倒れる事なく戦闘に勝利する。
  ゴブリン1体に逃げられたが……。

  小休憩を3回取り、ハルベクのヒーリング・ワードでHPを回復させた一行は城内の探索を続ける。





シーモス:先頭に立とう。 専門だからな。

一同:よろしく。


  シーモスに先行偵察を任せ、城の中をさまよう一行。
  そんな中、床を掘って何かを探している様子のゴブリン達を発見するも、特殊な地形の為、引き返す事に。

  さらに探索を続ける一行は、扉が東、北、西それぞれに1枚ずつある小部屋に出る。
  東の扉は鋼鉄製、北と西の扉は木製であった。
  そして北と西の扉の間には何かを引きずったような血の跡が……。



写真下が北
赤いラインが血の跡
シーモス:順に聞き耳してみます。

DM:では、〈知覚〉を振ってください。

シーモス:出目10で。

DM:はい。 北の扉の向こうから話し声が聞こえるね。 何人もいるみたい。

シーモス:一度皆のところに戻るよ。


  相談後、やっぱり突入する事に。


  扉を開けて突入する一行。
  部屋の中には拷問用具がそこここに。
  そう、この部屋は拷問部屋だったのだ!

  この部屋のリーダーっぽい拷問吏のホブゴブリン(革バンドで顔を隠している変態さん)の挑発を受け、イニシアチブ。


戦闘開始!
 

後衛の敵に向っていくバラッシュ!
 

敵の猛攻を受け、HPが0になるハルベク……。
 

あちゃー
ユリウス:こんな時のための《信仰の参入者》! ハルベクにヒーリング・ワード発動!

ハルベク:やった! ありがとう。

ギム:よし、ハルベクを守るためにもここでホブゴブリンにプルート・ストライク! って、あらぁぁぁぁぁ!?


  ギ、ギムさん、そっちの道を歩み続けるんですね!?
  楽しみにしています

ユリウス:マジック・ミッソー撃ちます。 命中。 「ブルズアイ!」


  まぁ、そんなこんなでいろいろあったけれど、小足見てから昇竜余裕でした(^^)v


  戦闘に勝利した一行は、牢屋にいたゴブリンを開放する。


DM:/ゴブリン:「ありがとう! トカゲの人!」(一同笑)

シーリス:お礼は良いけど、そういう言い方はどうなんだろう?(笑)


  確かに。


  スプラグと名乗ったゴブリンから、助けたお礼に幾つかの情報を手に入れる。


  ・城を掘り返す為に、カラレルに工夫&ガードマンとして雇われているゴブリン達が多数いる。
  ・トップはカラレルらしいが、ゴブリン達が指示を受けているのは、カラレルの下にいるヒューマン/クレリックかららしい。
  ・カラレルやクレリックは下の階層にいるらしいが、行き方は不明。
  ・1つ前の部屋の西の鋼鉄の扉の奥には、倉庫が1つと寝室が2つ、それを繋げる通路がある。
  ・寝室にはゴブリンを束ねるバルグロムと護衛のゴブリンが15匹以上がいるらしい。
  ・そのほかこの城にはさまざまな強力な敵がいるとの事であった。



  用済みになったゴブリンを始末しようとすると、バラッシュがそれに反対。


バラッシュ:コイツは俺が面倒見る! だから殺しちゃダメだ!

DM:スプラグはバラッシュの後ろに隠れたね。

一同:バラッシュがそう言うなら良いけどさ……。

バラッシュ:冷やした食べ物を上げます。

ギム:シャーベットシチューですか!

DM/スプラグ:「ありがとうございます」


 それをユリウスは腐った目で見ていた……。


  と、スプラグとの会話が終了したところで今回は終了。
  次回、カラレル捜索は後回しにして、城内探索を優先する事に。
  時間制限がありそうで、それに間に合うか不安だけど、レベルアップしてから戦いたいしね!

  DMの植埜さん、プレイヤーの皆さんお疲れ様でした!
  今回も楽しかったです!
◆にのまえの反省点◆
・最終戦闘眠くて舟をこいでしまった。

・情報収集に参加してません。 ある意味キャラ立ち?

・今回はちょっとシモーネーターだったかもしれない。
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