D&D4thプレイリポート
シャドウフェル城の影編
第3話
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 09.02.14
 ハッピーバレンタ――――――イン!
 本日は初心者の会にて、植埜さんDMの『シャドウフェル城の影』3回目をプレイ。
 世間は甘い空気の中、男供が顔を突き合わせて遊んできましたよ。

 全3回のショートキャンペーンとして開催予定……果たしてどうなることか?
 今回のプレイレポは、全体に戦闘の連続であったこともあり、プレイヤーの掛け合いはほとんどない。
 今まで以上に、こんなことがありましたよー、的なレポである。

 今回は前回のメンバー全員の内、バラッシュのプレイヤーさんが仕事でお休み……の筈が、嬉しい事に午後から合流。
 無事、全員参加できました。
 よかった、よかった。

 そしてよかったといえば、今回は新たにプレイヤーを迎えてのセッション。
 新キャラクターは

 メンバーは……パト。
 ドラゴンボーンのウォーロードDA★

ユリウス ヒューマン/ウィザード/男
ギム ドワーフ/ファイター/男
シーモス エラドリン/ローグ/男
シャイン ハーフエルフ/ウォーロック(フェイ契約)/男(ミニチュアは女性なんだけどね)
バラッシュ ドラゴンボーン/パラディン/男
ハルベク ドワーフ/クレリック/男



 というわけでセッション突入。
 


■■■以下はシャドウフェルのネタバレを多分に含むので、未プレイの人は見ないように!■■■
■■なお、このプレイレポはにのまえの主観で書かれていますのでご了承ください■■



  

  前回、拷問室からスプラグを救出した所から開始。
  が、いきなりオープニングでDMがのたまった一言。

DM:今日、来る途中で買い物したら、444円でした。 これは“来るな”と思いましたので、皆さんよろしく。(笑顔)

一同:いやいやいやいや……。

DM:では、始めましょう。 よろしくお願いします。

一同:よろしくお願いしまーす。

DM:では、前回の続きで、スプラグを檻から助け出し、あーだこーだあった後です。 開けてない檻から呼びかけられて、中を見てみると、ドラゴンボーンがいますね。

パト:よろしくー。

ユリウス:まさか囚われの身からの登場とは……。

シーモス:助け出して聞きます。 どうしてこんなところに?

パト:記憶を失っているのでわからない。

ギム:戦えるのか?

パト:他の人を支援することができる。

ハルベク:やれることはわかってるんだ。

パト:記憶はないけど。


  どうやら檻に入れられたときに暴力を受けて、記憶障害を起こしているらしい。


ユリウス:あ、そうだ。 ここいらの敵戦力について何か覚えてない?

パト:一切記憶にございません!

ユリウス:こんの政治家め!(一同笑)

ハルベク:事情を説明して着いてくるか聞くよ。

パト:もちろん、ご一緒します。

ユリウス:死出の旅路へようこそ。(笑)

ハルベク:死出の旅路じゃない!(笑)


  なんにしろ合流を果たしたパト。
  代わりにバラッシュとスプラグは、プレイヤーが復活するまで、書き割りの中できゃっきゃっうふふをしていることに。


  前回スプラグから聞き出した情報によると、拷問室の前部屋から、金属の扉を通った先にはゴブリンのボスがいるらしい。

  まずはそれを倒そうと、そちらに向うことに。

  扉を開けた先にはゴブリンがいるらしい。
  通路が長くレ1ラウンドで攻撃することができない。

  しかし戦うしかないと、突撃を慣行する一行。


ユリウス:さ、イニシアチブを振りましょー。

パト:みなさん、イニシアチブに+2してくださいね。


  仲間にいるだけで+2とは!
 

いきなり前に出るパト&ユリウス

当然、パトを狙ってきます。

そしてひょっこり現れるホブゴブリン。
ここからまた、援軍、援軍、援軍の地獄が……。

前線を構築し、正面から殴りあう一行。

シーモス:フェイステップで敵の後ろ回ろうかと思うんだけど。

パト:危なくないですか?

ユリウス:いや、急所攻撃のダメージが欲しいから後ろに回ってもらおう。

ハルベク:このゲームは前のめり!らしいからね。

ユリウス:ハリウッドだよ、ハリウッド。


  敵の只中に行ったシーモスは重傷状態になるも、パトのインスパイリング・ワードなるパワーでHPを回復。
  事なきを得た。


シーモスの急所攻撃で戦線を打ち崩し、ついにはボス_バルグロンを追い詰める。

DM:コイツは臆病だから逃げたいんだけど、ギムのマーク、うぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!(一同笑)

ギム:ファイターの唯一と言っていい利点ですから!(笑)


  バルグロンは一行に囲まれ、総攻撃を受けて、あえなく撃沈するのであった。


一同:やったー。 お疲れ〜。

シーモス:あたりを調べてみるけど。


  辺りを捜索すると、お金と用途不明な鍵、マジックワンド+1をゲット。
  マジックワンドは攻撃ロールとダメージロールに+1、クリティカルで+ダメージ1D6という優れ物です!
  前回でシャインはマジックワンドを持っているので、ユリウスが持つことに。

  その後、日パワーや回復力の減少が激しい一行は、大休憩を取り、回復することに。

  プレイヤー達も休憩を取り、食事タイムに。
  するとバラッシュの中の人が仕事終わって、しばらくすれば合流できると吉報が。
  いえー。

  再開した一行は、経験値欲しさに、前回戦うのを見送った発掘現場の敵と戦うことに。



発掘現場

シャイン:声かけらんないのかな?

ギム:誰かゴブリン語知ってる?

一同:(首を振る)

ユリウス:DM〜! 言語決めてなかったんだけど、ゴブリン語でも良いですか?

DM:どうぞ。

ユリウス:では、交代だ〜って言います。

シャイン:そうやっている間に通路を進んで不意を打ちたいんだけど。

DM:じゃあ、〈はったり〉振ってください。

ユリウス:(コロコロ)4です。

DM:では、お前の声に聞き覚えはないなぁ。 お前は誰だぁ〜? って言われますよ。

シャイン:そうやっている間に前に出たいんですけど。


  〈はったり〉ミスにより、逆に敵に手番を与えてしまったが、ドンマイ!
  これからが勝負さ!


敵をぶん殴る為、急ぐ一行。
その姿は山賊のようです。

ギムが敵を止め、シャインとユリウスが後ろから援護する。

バラッシュ見参!
どうやら、きゃっきゃっうふふは飽きたようです。

ゴブリン狙撃兵が遮蔽を取って隠密状態に。
ゴブリン狙撃兵は、隠密状態からの攻撃にダメージ増加という嫌な能力を持っている。
後方に位置する敵に近づけない一行は、次々に重傷状態へ突入する。

ユリウスとバラッシュは床板を進もうとするも、〈運動〉で失敗。
10フィート下の地面に叩きつけられる。

遠距離戦を基本とする敵に手を焼いたが、追い詰めることに成功。
近接戦闘に持ち込めばこちらの物!とばかりに倒していく。

  生き残りからこの場で何を発掘していたのか聞くも、ゴブリンどもは“何かあるはずだからここを発掘しろ”と言われたとアホな返しをするばかり……。
  切って捨てんと剣を構えるも、スプラグが(己の部下にしようと)ゴブリンどもの命乞いを始める。

  すると、ゴブリンどもは幾つかの情報を吐いた。


・地下2階にはホブゴブリンのトップ(城全体ではNO.3?)、スピアを使う戦闘隊長がいる。
・ホブゴブリンもいっぱいいる。



  それ以上有益な情報を持っていない様子なので、この城から出て行くことを条件に、ゴブリンどもを解放する。
  ……近くで悪さをしなければ良いが。(←善のロールプレイ)

ビュー・マップ(笑)

  ゴブリンの情報を元に地下2階を目指す一行。
  すると明かりの漏れる部屋があった。

  覗いて見ると、壁にはプレートアーマーを着た兵士の彫られた石棺がいくつもある部屋へと出る。
  奥がほんのりと明るくなっているので、調べるために踏み込む。

  すると、石棺が一斉に開き、中からスケルトンが飛び出してきた。
  戦闘に突入する。


ユリウス:では行きます。 バーニング・ハンズで燃やしてやる!


敵を一気に殲滅するユリウス。
この時、確かに楽勝ムードが流れたのだ。

続々と石棺より湧き出るスケルトン。
どうやら無限に出てくる仕様らしい。
楽勝ムードは気のせいだったようです。

DM:祭壇に竜語で何か書いてあるよ。

パトバラッシュ:読みに行きます。

DM:祭壇には『白金の竜は我が礎なり、我が砦なり、我が救済者なり。 彼は我が城砦なり、我が救い主なり、生命の敵から我を守る鎧なり。 我はただ跪き、彼に祈りを捧げる者なり』って彫ってあるよ。

一同:う〜ん?

ハルベク:バハムートに祈れって事かな?

ギム:多分。

シーモス:やってみよう。

ハルベク:じゃあ、バハムートよっ 我等を救いたまえ!

DM:……何も起きないね。

一同:うぅ〜ん?


悩んでいる間にも続々と湧き出るスケルトン

DM:じゃあ、ヒントを。 アメリカでは神に祈る時にどんな感じの言い回しをするでしょう?

シーモス:讃えるのかな?

ユリウス:え〜、そうなのかなぁ? まぁ、いいや、やってみます。 バハムートさん、マジサイコーっス。(一同笑)

DM:じゃあ、光が強くなって部屋を満たすよ。 するとスケルトンが石棺に戻っていく。(笑)

ユリウス:こんなんで良いのかよ!(爆笑)

シーモス:バハムートさん、サイコーっす。(笑)

ギム:マジ、パネェっす。(笑)

ハルベク:ドンダケー!(笑)

シャイン:みんな、なんでそんなにチンピラ言葉なの?(笑)


  日本と外国の神に対する考え方の違いを垣間見た気がする。


一息ついた一行は、ようやく扉の先の部屋を探索することができるように。

パト:ここはローグのシーモスと、信仰心のあるバラッシュとハルベクに行ってもらった方が良いと思うんだ。

バラッシュ:OK! 行こう。

ギム:怖いんで扉を半分閉めます。


  そして部屋の中には……。


蓋にプレートメイルが彫られた棺が鎮座していた。

バラッシュ:これは危ない気がするよ。

一同:……。

シーモス:回り調べたし、何もないから棺しかないな。 中身覗いてみます。

DM:では蓋がバ――――――――ン!と、吹っ飛んで、中からプレートメイルを着た骸骨騎士が剣を携えて立ち上がる。 で、何用で来た! 返答によっては容赦せんぞ!と言って、シーモスの首にロングシードを当てるね。

シーモス:ごくり……。


蓋を弾き飛ばして登場!
元気なスケルトン

ハルベク:え〜、じゃあ、私達は、この地にはびこる悪を倒しに来た者です。

DM:何を持ってお前達の言葉を信じねばならぬ? ここから技能チャレンジになります。 3回失敗する前に4回成功してください。


  ハルベク、バラッシュが立て続けに失敗。
  続いてシーモスが交渉に成功し、何とか命を繋げる。


DM:では、扉が自動で開くよ。 で、スケルトンがそこにいるものたちは何者であろうか?

シーモス:彼は私達の仲間でございます。

ギム:私達はバハムートの信徒ではございませぬゆえ、部屋を穢す事になると思いこちらで控えておりました。

DM:うむ、くるしゅうない、近こうよれ。


  バカ殿になり下がるスケルトン。


ギム&シャイン&パト&ユリウス:いえいえいえいえ、滅相もございません。

DM:ではそこでよい、質問に答えよ。 (ユリウスに)この地には邪悪な力が眠っておる、その力に対する備えはあるか?

ユリウス:判定したくないなぁ。 あ、《信仰の参入者》の特技があるからバハムート信仰でいいや。 私はそこのパラディンどのに感銘を受け、バハムートの信徒に目覚めたばかりの者でございます。 私の備えとは仲間の力でございます!(ババ〜ン:SE)

バラッシュ:Oh! 部下を手に入れた!

DM:そんなことは聞いておらん。 いいからダイス振れや。(笑)

ユリウス:は〜い。


  その後シャインが交渉に成功し、技能チャレンジ達成。
  こちらの言葉を信じてもらえることに。

  スケルトンはとつとつと自らのことを話し始めた。


・この城を守る司令官だった。
・名前はキーガン。
・母国が崩壊したとき、にじみ出る邪悪な力に心奪われ、自信を失っているときに愛すべき家族や部下を切り殺してしまう。
・ここに隠れているうちに死んじゃった。
・邪悪な力が大きくなっている。
・部屋の外にバハムートのお宝があるよ。



  キーガンにカラレルを打ち倒す事を約束すると、彼が持つ+1マジックソードを一行に与えてくれた。
  それを手に、立ち上がるバラッシュ。


バラッシュ:必ずや邪悪を倒して見せよう。

DM:頼む。


  キーガンと別れた一行は、言われたとおり祭壇を漁る。
  すると小さいドラゴンの像が7体出てきた。
  一人1個ずつ所持し、カラレルの姿を求めて先へと進む。


変なマークを避けて通る一行。

地下に通じる階段を見つけ、喜び勇んで降りてみれば……。

ホブゴブリン:合言葉を言え!

一同:は?

ユリウス:ソ、ソンナモノアッタ?

シャイン:ないんじゃない?

ホブゴブリン侵入者DA―――!!



そして戦闘へ……。

死の跳び蜘蛛が強いらしく、敵は檻を解放して戦いに参加させようとする。

しかしそうはさせじとシャインが落ちてるスピアを拾い、敵の足止めに。

シャイン:これって俺の仕事じゃねぇ〜。(笑)

ユリウス:遠距離型のはずなのに、何、近接してるんすか〜。(笑)


シャインの尊い犠牲(をい!)で蜘蛛が開放されることはなかった。

  数ラウンド後にはホブゴブリンどもを駆逐し、檻の隙間から蜘蛛を倒して(DM:経験値になりませんからね)戦闘終了。
  と、同時にこの日のプレイも終了。

  経験点を計算してレベルアップを行う。

  大休憩から日パワーを使わずに順調に進んできた一行。
  次回こそは必ずカラレルを倒すことを誓い、解散となった。

  皆さんお疲れ様でした。

  そして、この日、DMの呪いを受けたのはシャインさんでした。
  D20を振ったのにほとんど10以下……。
  隣で見ててD10かと思うくらいでした。
  しかもスタートから4を連続で出し続けるし……。

  DMの呪いって怖いなぁ。
◆にのまえの反省点◆
今回は特に無いような気がする。
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