D&D冒険シナリオシリーズプレイレポート | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
夜牙塔の心臓編 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
第3話 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
INDEX/REPORT INDEX/NEXT | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2007.12.09 今回は合計18回目のプレイ。 以下は冒険シナリオシリーズ5『夜牙塔の心臓』を、3.5Eへコンバートしてプレイしたレポートである。 前回、前々回とこのスペースで物騒なことを書いたこともあり、プレイヤーに嫌な思いをさせてしまった。 反省しなければ。 実際に殺す為のマスタリングをするわけではないのだが、ついつい口にしたり、公の場(プレイレポ)に書いてしまっては、殺す為のマスタリングをしているように思われても仕方あるまい。 にのまえ自身、そんなDMの下でプレイするのは嫌だものなぁ…。 これからは気をつけねばな…と思ったのが前回のプレイレポ作成中。 しかしプレイ当日になるとその思いはどこへやら、またもや口に出してプレイヤー諸氏を嫌な思いをさせてしまった。 さらにプレイ序盤で最悪なことが…。 |
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警告! この先はシナリオのネタバレが盛大に綴られています! まだプレイしていない方、プレイする予定のある方は、DMに相談して、許可をもらってから読んだ方が良いでしょう。 |
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◆冒険者の面々◆(五十音順) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
*以下のイラストはあくまでにのまえの想像によるものでプレイヤーの許可を取っていません*
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◆INDEX◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シーン1 未来への希望 シーン2 黒歴史 シーン3 再始動 シーン4 でぃ・おぅ・じぃの雄姿 シーン5 探索 シーン6 鮨詰め シーン7 3Fの探索 シーン8 4Fの探索 シーン9 大いなる障害 シーン10 捜索と撤退 |
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共同体データ:ドライレイク リドリィン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
*プレイレポ中に使用された呪文は、レポ内で初使用時に呪文の簡単な説明ページへとリンクしてあります* | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◆シーン1 未来への希望◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前回、めでたくレベルアップするまで経験点を得た一行は、レベルアップ作業を開始した。 成長でどの技能を成長させるか、どの特技を取るか、その他クラス能力の確認や呪文の取得……etcで、盛り上がるプレイヤー(と、ミーポを成長させていたにのまえ)たち。 アルカライラ「再訓練で≪信仰の後見人≫取る〜」 グレネス「やっぱり≪上級武器熟練≫かなぁ」 セルマール「今回はメイジ・オブ・アーケイン・オーダー上げて…」 ランツェット「これでさらにACが上がる様になった」 リースリット「再訓練で≪技能体得≫を取るよ」 アルカライラ「あ、技能<跳躍>に入れておいてね。チーム特技:突撃経路取りたいから」 セルマール「…クラス外技能じゃん!1ポイントしか余ってないよ!(笑)」 にのまえ「!!ミーポもだ!(笑)」 本日のプレイに期待し、キャラクターの成長を喜び、話す姿はDMとしても喜ばしいものだ。 グレネス「そうだ。買い物してて良いの?」 にのまえ「あ、さっき言ってたヘルム・オヴ・テレポーテーションで大都市に行っての売買ね?良いよ」 アルカライラ「巻物で欲しいのがあるんだよね」 グレネス「う〜…残りで何買おっかなぁ」 セルマール「(リースリットに)エリクサーで良いのがあるよ!」 ランツェット「……むぅ、どうするか」 リースリット「(ページをめくりながら)攻撃力が上がるものはないのか…」 にのまえ「おっ、ミーポは所持金も払って、アミュレット・オヴ・ヘルス買っとくか」 一同「ぎゃあぎゃあぎゃあ……」 数十分後、レベルアップや買い物も終わり、いよいよプレイ開始となる。 にのまえ「よろしくお願いしま〜す」 一同「お願いしま〜す」 前回の戦闘の後、村人に感謝され一行は改めて休息を取った。 呪文のこともあり、8時間休息し、買い物を済ませ(実際はプレイ前に行っていたが)出発する。 出発前に、村長から「村に報酬を払える余裕はないので、タウンガードの方に一行に助けてもらった旨を報告し、村全体がその証人になること。一月の間は宿の宿泊費を無料にする」ことを告げられた。 |
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◆シーン2 黒歴史◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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5時間の道程を経て、夜牙塔へと到着する一行。 にのまえ「じゃあ塔の前まで着いたよ。どうやって上に上がるの?」 アルカライラ「前回と同じで…」 にのまえ「ミーポがリースリットにフライをかけて、偵察してもらってからみんながレヴィテートで上がる?」 一同「そうそう」 今回、呪文の効果時間などを厳密にやっているため、偵察の仕方や塔の上がり方を相談する。 リースリット「ね、ね、犬どうする?すっかり忘れてたんだけど(一同笑)」 グレネス「抱えていけば?」 リースリット「できるの?」 にのまえ「……呪文かけないとダメだと思う」 リースリット「じゃあレヴィテートをかけてもらう」 にのまえ「上に上がるのをすごい怖がってたよ(一同笑)」 リースリット「仕方がない。連れてきちゃったモンは」 犬話で盛り上がる一行。 ハタと、正気に返りプレイを再開する。 アルカライラ「とりあえず前回の場所まで行っても良いの〜?」 ランツェット「あ、じゃあフレイミング・ウォーハンマーを起動させておく。明かりも点いた(笑)」 アルカライラ「行こう〜」 グレネス「お〜」 にのまえ「あいよ〜(マップを広げ、『部屋:1』にミニチュアを配置する)じゃあここまで来たね」 リースリット「扉は前回開けてたよね?じゃあエリクサー・オヴ・ヴィジョンを飲む。これで出目10で<捜索>になる」 セルマール「あっそうだ。ここに来るまでにみんなにメイジ・アーマーをかけていたってことで」 リースリット「おっ!?犬のAC、俺より高くなった(一同笑)」 そして、これより黒歴史が綴られる。 ブリザードの吹きすさぶ歴史が……。 にのまえ「了解。出目10で進むんだね?じゃあここに(『部屋:2』Tの文字)落とし穴の罠を見つけたよ」 リースリット「えっと<装置無力化>」 にのまえ「君が前回落ちた、例の落とし穴と同じ物ですね」 セルマール「良かったな。エリクサー飲んで置いて(前回は発見できずに落ちた為)」 にのまえ「出目10で良いのね?(リースリット頷く)…じゃあ落ちました」 リースリット「<装置無力化>って失敗すると落ちるんだっけ?」 にのまえ「5差以上の失敗で罠が発動する」 アルカライラ「(氷のような声で)…また落ちるの?」 にのまえ「…………」 アルカライラ「罠って同じマスに入らないと解除できないの?」 にのまえ「うん」 プレイレポ中書き起こしにPHBを確認したところ、「<装置無力化>を行うには同じマスでなければならない」とは書いていない。 おそらく生来の間合い内であれば、同じマスに入らなくても<装置無力化>を行えると考えて良いだろう。 だが「5差以上の失敗で罠を作動させてしまう」か、「装置を無力化させたと思い込んでしまう」とある。 今回はどちらかと言えば、「無力化したと思いこみ、落とし穴のあるマスに踏み込んだときに罠が作動する」とマスタリングした方がベストだったようだ。 リースリット「…見つけた意味ないよな(嘆息)」 にのまえ「<装置無力化>も上げてないと、意味は低くなるね(笑)」 リースリット「出目10じゃなく振ればよかった」 にのまえ「仕方ないねぇ(ニヤニヤ)」 前回の事もあるので、この時はまだ無事に生きているだろうと思っていた。 アルカライラ「2度目なんで前回のと同じだと思って良いんでしょうか?」 にのまえ「状況を確認したらすぐにわかるとは思うよ(ニヤニヤ)じゃあ罠の解決するよ」 まずは通路に仕掛けられたカミソリにいくつ当たったかの判定と、その攻撃ロール。 そして140フィート(本来は150フィートだが<軽業>にて軽減)の落下ダメージ。 これらの合計ダメージは75点。 そんなものに耐えられるはずもなく…リースリットは死亡した。 リースリットの中の人「…じゃあ、キャラ作り直しますんで」 一同「…………」 アルカライラ「ていうか、このシナリオはクリアできないと思います」 ランツェット「うん。我々は撤退します」 にのまえ「了解しました…」 場を支配する冷たい空気。 …暖房は入ってるんだけどなぁ。 にのまえ「(重い空気に耐えられなくなったように)だってシナリオに書いてあるんだもん」 アルカライラ「(氷のような冷たい声で)ふ〜ん…」 にのまえ「…………。どこに戻るの?都市?」 セルマール「村じゃどうにもならないでしょ」 にのまえ「了解。じゃあミーポがテレポートの巻物を使用するよ」 グレネス「リースリットは連れて帰れるのね?」 にのまえ「うん。犬は自然に帰りました…」 アルカライラ「ならシナリオは放棄ってことで、タウンガードに今回のことを報告する。塔のマップなんかも提出して」 ランツェット「あと、かなり難度の高い塔なので、低レベルの冒険者には知らせないようにとも伝える」 リースリットの中の人「ローグ雇って行く?作り直してる間に」 アルカライラ「…作成に1時間はかかるんじゃないの?それにリースリットって、装備とかあわせると、ローグとしてはかなりのところまで行ってるわけでしょ?」 リースリットの中の人「同じレベルのを雇えば良いんじゃない?」 アルカライラ「同じレベルの雇って、罠が解除できなかったらどうするの?」 ランツェット「落っこちちゃって、また街に戻ってくるっていうのはちょっと…」 グレネス「………」 アルカライラ「日にちも無駄、お金も無駄なわけ」 ランツェット「……塔は攻略したいけど、断念せざるを得ない」 アルカライラ「モチベーション的にもね」 ランツェット「どうしようもないよ」 にのまえ「了解。じゃあこのシナリオは放棄と言うことで」 アルカライラ&ランツェット「はい」 セルマール「……ミーポには悪いけどね」 アルカライラ&グレネス「………あ――――――っ!?」 リースリットの中の人「だから、人雇って行けばいいんじゃないの?もうちょっと考えた方が良いよ」 ランツェット「もう少し相談するか」 グレネス「ねぇ!ここで断ったら、ミーポどうなるの!?」 にのまえ「お金返してもらえたら、それで冒険者雇うし、冒険者が雇えなければ一人で塔に行く」 グレネス「ミーポ死んじゃうよ!」 リースリットの中の人「代わりのローグって雇うといくら?」 にのまえ「1日にレベルGP。それで分け前は頭割りね」 セルマール「1日9GPか。腕が良いのを雇うならそれ以上が必要だな」 アルカライラ「うぅ〜」 リースリットの中の人「リースリット復活させる手もあるけどお金の無駄だしな」 アルカライラ「レベル下がって良いなら、私がレイズ・デッド使えるようになったから、安くは済むけどね」 一同「…………」 部屋に流れる重い空気。 一同は、ミーポのことでシナリオを続行するか悩んではいたが、正直にのまえは諦めていた。 プレイヤー諸氏は、今回のプレイを終了するだろうと。 シナリオを放棄するだろうと。 にのまえの悩みはもはや、「夜牙塔の心臓」以外のシナリオを持ってきていないことによる、それ以降の時間の使い方であった。 そんな中、頭にふと浮かんだのは反応セーヴの文字だった…。 アレ?罠に反応セーヴってあったっけ?(ぺらり)…………あるな。 シナリオの罠の項目に、力強く反応セーヴ(難易度20)と書いてあるな。 ……反応セーヴしたっけ……? にのまえ「あぁぁぁぁぁぁああぁぁぁああ!!!」 一同「なに?」 にのまえ「……反応セーヴ忘れた……」 一同「何じゃそりゃ――っ!!!」 …というわけで、リースリットが反応セーヴをしくじるはずもなく。 開始からここまでが黒歴史となりました。 後に語るプレイヤーの心境…。 |
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うん、ゴメン。 反応セーヴを忘れて、本当に申し訳ない。 …でも反応セーヴに失敗して、本当に死んでたら……どうなっていたんだろう……(ガクガクブルブル)。 と、冗談めかしてはいるが、あの場のブリザードを忘れることはないだろう。 |
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◆シーン3 再始動◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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黒歴史でモチベーションが下がった一同は、しばし休憩を入れる。 気持ちを入れ替えたあと、プレイ再開となった。 にのまえ「え〜…では改めて…よろしくおねがいしま〜す」 一同「…………」 痛いっ!空気が痛い! 録音を聞いてるにのまえの心が痛い! にのまえ「え〜…早とちりしちゃってごめんなさい(ぺこり)」 リースリット「うむ」 改めて『部屋:1』と『部屋:2』にミニチュアを並べる。 リースリット「あ〜…どんな状況だっけ?」 にのまえ「カクカクシカジカという訳で、リースリットは<装置無力化>で、解除したと思って足を踏み出したら落とし穴が作動して落ちかけたけど、飛び退いて事なきを得た」 リースリット「長柄の解除装置を使って、改めて罠を解除するよ。出目20で」 にのまえ「了解。数分たって、落とし穴を使い物にならなくしたよ」 リースリット「もう大丈夫だ。落ちる心配はない」 安全を宣言し、奥へと進む一行。 角を曲がると、通路が置くまで続き、通路の北側には4つの扉が並んでいた。 リースリットが一番手前の『部屋:3』の扉を調べ、かかっていた鍵を数度の<開錠>で開けた。 リースリット「(鍵が)開いたぞ〜。…難易度っていくつだったの?」 にのまえ「30」 リースリット「げ〜っ!高いな!」 グレネス「隊列とか配置このままで良いの?」 アルカライラ「狭いからこれで良いんじゃない?」 ランツェット「俺後ろけいか〜い♪」 リースリット「あっ!犬連れてこないと」 ランツェット「地雷犬か何かですか?(一同笑)先頭歩かせて罠に引っかからせると言う(笑)」 にのまえ「挟撃用に用意したんだよな」 リースリット「一応な(笑)」 さすがに突入を控えているので、犬は後方に居てもらうことに(挟撃に使えないけど)。 準備を整え、グレネスが扉を開けるためにノブに手をかけた時、『部屋:1』に残っていたランツェットが<視認>にてスペクターの姿を発見した。 ランツェット「ガン見しながら『何か居るぞっ!』って警告を発するよ」 グレネス「あ〜前回逃げてたもんねぇ」 にのまえ「スペクターはランツェットと視線が合うと『すすす』っと石棺に隠れるよ」 グレネス「(壁を挟んで裏側に居る)下手するとこっちに来るかもしれないのね!?」 にのまえ「じゃあ、ここでイニシアチブ振ろうか」 |
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◆シーン4 でぃ・おぅ・じぃの雄姿◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■1ラウンド/イニシアチブ:スペクター→ランツェット→リースリット→セルマール→アルカライラ→ミーポ→グレネス→犬(以降のイニシアチブはPCのみ一文字目で表記 にのまえ「スペクターはデータバレしてるから、見たい方はMM見て良いですよ。あと負のレベルが2レベルあるって事は先に言っておく」 ランツェット「了解。まずはスペクターからだよ」 にのまえ「おう!了解」 ランツェット「で、なにが凄いって、次が俺なことだ(一同爆笑)」 アルカライラ「珍しく私が負けた!(笑)」 にのまえ「ではスペクター行きます。移動で石棺の中を通って…ランツェットに隣接。接触攻撃」 アルカライラ「当たるな当たるな当たるなっ!(にのまえのダイス目見て)当たっちゃったぁ〜」 開幕からいきなりの負のレベル。 黒歴史…再び? グレネス「負のレベルってセーヴできたっけ?」 にのまえ「24時間後にね。とりあえずダメージは4点。それで負のレベルが2レベル受けるよ」 負のレベルは結構痛い。 1レベル負うごとにHPの上限が5点減り、基本攻撃ロール、セーヴ、技能判定、能力値判定が−1、さらに呪文も1番上のスロットに記憶していた呪文が使用できなくなる…etc。 スペクターは一回の攻撃で負のレベルを2レベルも与えてくる。 しかもセーヴなしに受けてしまう! プレイヤーが嫌がるのは当然であろう。 ランツェット「(負のレベルの修正書き終えて)次良いか?じゃあ俺ね。殴ります」 にのまえ「例のアレ(触霊カプセルの意)使うの?」 ランツェット「(例のアレ?悪を討つ一撃のことか?)うん。悪を討つ一撃(コロコロ)命中」 にのまえ「(ん、宣言がないぞ?)……触霊使った?」 ランツェット「あっ…(一同笑)」 伝わっていなかったようです。 とりあえず、失敗確率50%の判定は成功し、無事命中。 ランツェット「アンデッドってクリティカルしないんだよね。ダメージは21点ね」 クリティカルが発生しないので書いていないのだが、このシナリオになってから、プレイヤー一同のクリティカル可能域の発生率が異常なほど高いのだ。 そしてアンデッドにクリティカルがないことを確認するたびに、ガックリorzしている。 …もしかしてみんな…Mな人? アルカライラ「次はリースリット」 リースリット「え〜…犬に攻撃を命令して終わり」 セルマール「次は俺。移動…しながらマジック・ミサイルのワンドを抜いて終わり」 アルカライラ「私の番」 グレネス「(マップを見て)逃げた方が良いんじゃないかな?」 アルカライラ「機会攻撃喰らうから…」 にのまえ「いや壁で遮蔽を得てるから、機会攻撃喰らわないよ」 アルカライラ「!ってことは、呪文使ってもOK?じゃあ、私にデス・ウォードをかけて移動」 にのまえ「ん。了解。じゃあ目の前を通ったから機会攻撃(コロコロ)接触AC22まで命中」 アルカライラ「あ、そっか接触攻撃だったか」 にのまえ「そう。ダメージは3点ね(命中はしたけど負のレベルは無しか…)」 ランツェット「次はミーポね」 ミーポ「じゃあ…スペクターの機会攻撃はないから、目の前を通り過ぎて……自分のスロットからマジック・ミサイル(コロコロ)ダメージ14点」 グレネス「移動+移動で前線に駆けつける」 にのまえ「次は…犬?」 リースリット「おうっ!行くぜ。移動して攻撃」 にのまえ「って、ちょっと待て。(モンスター・マニュアル見ながら)…動物は近づかないって……下手すると恐慌状態になるよ(一同笑)」 リースリット「なんだよ、そりゃあ(笑)」 結局犬はその場で行動終了ということに。 ■2ラウンド/イニシアチブ:スペクター→ラ→リ→セ→ア→ミーポ→グ→犬 にのまえ「と、いうわけで2ラウンド目。スペクターの行動。誰を狙うかダイスで決めよう(コロコロ)……い、犬――――――っ!?(一同笑)」 グレネス「死んだか?」 アルカライラ「ゴメン。一番被害が少なくてありがたい」 リースリット「今、犬のAC、俺より高いから当たらないかも知れない(笑)」 セルマール「接触ACだからなぁ(諦め)」 にのまえ「(コロコロ)…当たったねぇ。ダメージでは死なないけど、負のレベルを喰らって『きゅぅぅ〜ん』(ミニチュアを倒す)」 リースリット「犬――――――――――っ!(一同爆笑)」 身を挺して仲間を守るなんて、なんてすばらしい犬なんだ! ムチャしやがって……。 セルマール「…………スペクター・ドッグ?」 アルカライラ「そうだ!スペクターになるんだ!」 ランツェット「このままでは敵として復活してしまう!?」 にのまえ「復活するとしたら、24時間後とかかな?(モンスター・マニュアル確認して)ぶっD4ラウンド後ってある(笑)」 グレネス「え〜〜〜っ」 アルカライラ「……スペクターとして復活したやつ倒したら、経験点もらえる?(一同笑)」 グレネス「とどめさせばいいわけ?」 敵として復活してきたやつを倒したら、経験点になると思うよ もう死んでいる状態で、さらに敵として存在していないので、倒せないんじゃないかな? にのまえ「あ、でも人型生物じゃないとスペクターにならないや」 アルカライラ「……」 ランツェット「……みんな経験点になるってわかった瞬間から、なんか態度が(一同笑)」 アルカライラ「だって、だって!(笑)」 ランツェット「次、俺の行動ね。5フィート・ステップでスペクターをグレネスと挟んで…。触霊使って悪を討つ一撃。(コロコロ)……何故に20が出るかな(笑)」 本当に、効かない敵にはクリティカル(可能域)出しまくりな一行である。 もったいないね。 ちなみにこの後も出まくりでした。 ランツェット「…ダメージ23点」 にのまえ「了解。影が薄くなった…」 ランツェット「あとは任せるわ」 リースリット「次は俺か」 にのまえ「あっ!さっき通路の先から『きゅぅぅ〜ん』て聞こえた(一同笑)」 リースリット「一瞬じゃん(笑)。フライの無駄遣い(笑)……え〜と、待機。スペクターが壁抜けて、俺の攻撃範囲に入ったら攻撃ってことで」 セルマール「5フィート・ステップして、マジック・ミサイルのワンド振ります。(コロコロ)4点」 アルカライラ「私の番。グレネスの後まで行動遅延」 ミーポ「マジック・ミサイルのワンド取り出して使う」 これがとどめとなり、スペクターは空気に溶けるように消滅した。 前回は7体いて楽勝だったのに、今回は苦戦したような? やはりD&Dは準備のあるなしで戦闘の難易度が激変するなぁ。 リースリット「犬一瞬だったなぁ。……めんどくさいから、次の相棒も犬で良いや(笑)」 ランツェット「犬は尊い犠牲だったよ!おかげで2回目の負のレベルを喰らわなかったよ」 リースリット「仕方ないんで、犬はそこら辺に片付けとく(一同笑)」 「片付ける」って、ひどい扱いッすね。 でも、俺たちはお前(犬)の雄姿を決して忘れないだろう。 …ところでリースリット? 犬の名前ってなんていうの?(笑) 飼い主が一番ひどい扱いをしているような気がしないでもないが、犬の遺体はすぐ傍の石棺の中に入れ、探索を続けることに。 |
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◆シーン5 探索◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スペクターを倒した一行は、回復を行った後『部屋:3』の探索を行った。 そこには小さな祭壇があったが、埃などが積もっていて、長い間使われてないのがわかった。 リースリット「部屋の中を<捜索>〜」 にのまえ「ん。じゃあ床に例の枯れ木のマークがあるのを確認したよ」 アルカライラ「あぁぁ〜」 リースリット「あれかぁ。壊せるの?」 にのまえ「ある程度のダメージを与えれば。ただ、石として扱うからある程度の硬度とHPを持ってると思ってくれ」 リースリット「そうか……」 まぁ、リースリットの攻撃力では、厳しいと思う。 グレネスのフル≪強打≫なら、話しは別なのだが。 グレネス「やっぱり物置いとくの?」 リースリット「……そこいらのゴミ乗っけとくってことで」 にのまえ「了解」 アルカライラとセルマールがマークに対して、<知識>判定を行うが、前回で得た情報(マジックアイテムの端末)以上のことはわからなかった。 二人がマークを調べている間に、隣の『部屋:4』の扉を調べるリースリット。 扉の安全を確認し、グレネスが扉を開ける。 そこには下に向う螺旋階段があった。 リースリット「ようやく下に降りれるのか」 アルカライラ「とりあえず後回しにしましょ」 リースリット「<捜索>だけ先にやっちゃうね」 階段以外、何もなかった『部屋:4』を後にし、隣の『部屋:5』の扉を調べる。 にのまえ「扉には、骸骨、スパイク、触手、口なんかが彫刻されてて、扉の上には文字が書いてあるよ」 リースリット「俺には読めない?」 にのまえ「アルカライラやセルマール、ミーポはわかる」 そこには『オグノン・ササールがここに埋葬されている。この入り口を通る者のは愚か者のみだ』とあった。 アルカライラ「オグノン・ササールがドラゴンてこと?」 にのまえ「オグノンがドラゴンかはわからないけど、文字は竜語で書いてある」 リースリット「竜語わからな〜い」 セルマール「オグノン・ササールに関して<知識>振るぞ」 <知識:歴史>または<知識:地域>で判定することで、昔ここにあった教団の幹部の名前だと気づく。 グレネス「それが埋葬されてるって書いてあるんだ」 にのまえ「そうだね。そのあとには警告文が続くけど」 セルマール「……ゴーストか?それとも何かで強化されているのか……あっ足跡」 グレネス「……足跡?」 セルマール「うん。……人造のね」 アルカライラ「あぁぁぁぁぁぁ!はいはいはいっ!あったね!あった!」 しばしオグノンの正体や、フレッシュ・ゴーレムに対しての考察が交わされる。 どうやら一行の中ではオグノン=フレッシュ・ゴーレムとなったようだ。 にのまえ「あと扉に鍵がかかっているのと、罠が仕掛けられてるのがわかった」 リースリット「解除で〜」 <開錠>には手こずったが、罠の難易度はそれほど高いわけでもないため、無力化に成功する。 扉を開け中へと入る一行。 部屋の奥には、直径5フィートの金属の筒が、蓋をされた状態で床から生えていた。 ランツェット「アレは何だろう?」 セルマール「人が入れそうなんだよね?(にのまえ頷く)嫌な予感がする(笑)」 グレネス「ほっぽとく?」 アルカライラ「ほっぽといて良い気がする」 リースリット「う〜ん。ここで変な傷を負うこともない」 ランツェット「とりあえず、後ろをガン見してるよ」 ランツェットのガン見=ディテクト・イーヴルを使用しながらの警戒である。 にのまえ「そうだった。ランツェットは金属の筒の肉厚が、ディテクト・イーヴルを防ぐほどじゃないと思ったよ」 ランツェット「むっ?ちょいとゴメンよ、ちょいとゴメンよ(とミニチュアを一番前に出す)」 にのまえ「ん。じゃあ悪の気配を筒の中に感じたね」 ランツェット「む!敵がそこにいる」 グレネス「構えとく」 セルマール「(何か気づいたよう)そうかっ幹部か!」 にのまえ「筒の下の方に気配を感じるね」 アルカライラ「(気づいたように)そういうことか!出てきちゃうよっ!」 グレネス「!?どういうこと?どういうこと?」 アルカライラとセルマールは、最初、筒の中にフレッシュ・ゴーレムが封印されており、筒を開けなければ起動しないのではないか?と思っていたという。 しかしディテクト・イーヴルに反応したことで、正体が人造ではなく、アンデッドであると考えたようだ。 さらにオグノンがドラゴン教団(現在はアンデッド教団)の幹部であること、潜伏場所から、ガルシアスに次ぐ位置にいる者というところから、オグノンはヴァンパイアであり、そして金属筒の下の方でガス化して潜伏しているのだと推理した。 グレネス「おおっなるほどぉ」 リースリット「どうする?後にするか?」 ランツェット「どっちにしろ来るんだろ?」 リースリット「まぁね」 グレネス&ランツェット「ではやろう!」 後ろから襲われてはかなわんと、戦闘することを決意。 立ち位置を整え、イニシアチブを行う。 ■1ラウンド/イニシアチブ:リ→ア→ラ→オグノン→セ→グ→ミーポ リースリット「まだ出てきてないんだよね?じゃあ、待機。攻撃範囲内に敵が入ったら攻撃ってことで」 アルカライラ「私?ランツェットにデス・ウォード発動。で、終わり」 ランツェット「もらった♪」 にのまえ「次はランツェットか。さぁ、どこに来る?(ニヤニヤ)」 ランツェット「ふ〜む。土管(金属の筒)は部屋のの角だよね?」 リースリット「(すかさず)土管に突撃!(一同爆笑)」 ランツェット「土管に突撃してもしょうがないだろっ(笑)」 敵が潜む土管に近づくならともかく、いきなり突撃でどうするか!(笑) にのまえ「さ、仕切りなおそう」 ランツェット「とりあえず、土管の近くまで移動。んで、待機で攻撃範囲内に敵が入ったら攻撃する」 にのまえ「次はオグノン」 アルカライラ「待機?」 にのまえ「いや。君たちに気づかれているのは、<聞き耳>でわかっているから…土管から出てくるよ(ミニチュアを置く)」 グレネス「うわぁ〜」 ランツェット「(ミニチュアを見て)でけぇな!俺、いきなり隣接してるんだけど(笑)」 セルマール「(ミニチュアを見て)……人造だったか?」 ここで<知識>判定。 アルカライラ、セルマール、ランツェット、リースリットが判定。 敵は、オグノン=ササールはジバリング・マウザー・ヴァンパイアであった。 アルカライラ「ヴァンパイア〜?デス・ウォード、セーフ!セーフ!あぶね〜(アンデッドでなかったら無駄打ちだと覚悟してた)」 セルマール「(データを見て)うわぁ…つぶやきや包み込み、噛みつきに吸血、生命力吸収…etc,etc。特殊能力のオンパレードだ」 ランツェット「じゃあ、待機解除で攻撃しますね。その前に銀カプセル使って…(コロコロ)お、今日はダイス目良い!AC29まで命中。ダメージは14点」 にのまえ「おお!?当たった。え〜と、武器は今は銀および魔法?」 ランツェット「そう。炎は普通に効く?」 にのまえ「ん、大丈夫。攻撃も炎も、ちゃんとダメージいくよ。んで、オグノンの行動の続きね。目の前のランツェットに噛みつき攻撃〜」 ランツェット「いきなり隣接してるからな」 にのまえ「(コロコロ)…AC17までじゃあ当たらないよね。終わり」 グレネス「噛みつきって当たったら、負のレベル受けるの?」 にのまえ「そう。しかも2レベル」 一同「げぇ〜〜〜〜〜!!」 セルマール「……(マスを数えて)マジック・ミサイルのワンドを抜きながら移動。そして発動!ダメージは3点」 グレネス「≪回避≫指定して移動。銀カプセル使ってフル≪強打≫で攻撃!(コロコロ)……」 にのまえ「?」 グレネス「……ふっふっふっふっふっふっふ」 セルマール「(ダイス目見て)フル≪強打≫で2振ったらなぁ(溜め息)」 アルカライラ「≪強打≫しなくても2振ったら終わりね〜」 グレネス「……ハイ、失礼しました」 ミーポ「グレネスの後ろに移動して、自分のスロットからマジック・ミサイル。ダメージは12点」 ■2ラウンド/イニシアチブ:リ→ア→ラ→オグノン→セ→グ→ミーポ リースリット「さっきと同じで待機」 アルカライラ「≪信仰の後見人≫使って、グレネスにデス・ウォード」 グレネス「ありがとっ♪」 ランツェット「俺の番〜。とりあえず全力2回。(コロコロ)おっ18出た。AC30まで命中。ダメージは11点。次は…(コロコロ)AC16じゃ当たんないね」 にのまえ「はい。当たりません。では、オグノンの行動」 早くもHPの半分近くが削られ、焦っていたにのまえは、ここで大失敗をしてしまう。 にのまえ「よし、これだ!対象はランダムで。(コロコロ)…ランツェットに向けて、支配(ドミネイト・パースン)!意思セーヴお願いします」 ランツェット「意思セーヴね。(コロコロ)おっ!1だっ!(笑)」 にのまえ「!やった!え〜、ランツェットには他の人型生物と戦え!って命令が聞こえるよ」 グレネス「げげっ!」 ランツェット「でも俺の行動は終わったぞ!今の内にオグノンを倒すんだ!(笑)」 アルカライラ「レヴィテートかけて上に上げてしまえば無力化できるね」 セルマール「ランツェットの最大の攻撃手段、悪を討つ一撃が俺たちには効かないから、あんまり痛くないよ」 ランツェット「俺、味方にはあんまり害はないよ」 アルカライラ「有害なのはあっち(グレネスを指す)(笑)」 グレネス「え〜〜〜!そんなことないよぉ」 ランツェット「あのダメージじゃ、止めようがありません(笑)」 リースリット「みんな逃げろ〜(笑)」 確かに意思セーヴが苦手で、敵に操られやすい上に高い攻撃力となれば、脅威かもしれん。 しかし有害はないだろう(笑)。 それにしても支配(ドミネイト・パースン)の対象を、ランダムで決めるんではなかった…。 セルマール「…う〜む。どうするか…。接触ACが通常よりも低いことを祈って……オーブ・オヴ・ファイアー・レッサー。(コロコロ)え〜接触AC16まで命中」 にのまえ「…………」 セルマール「…………」 にのまえ「………あ、当たっちゃった」 セルマール「よし!偉い!ていっ!(コロコロ)…24点」 リースリット「死んでしまえ〜(笑)」 にのまえ「…敵は崩れるよ。それでガス状のものが土管の中に入っていくよ」 アルカライラ「そこが棺か!?」 オグノンはあっさりとやられてしまったが、まだ支配を受けたランツェットがいる。 一行は作戦タイムを取り、どのようにランツェットに対処(無力化)するかの相談を始める。 そしてアルカライラがあることに気づく。 アルカライラ「(にのまえに)すいません。ランツェットはパースンじゃありません」 ランツェット「そうだっ!俺パースンじゃないよ!」 にのまえ「………あっ」 ランツェット「俺効かないよ?」 沸き起こる爆笑。 そうです、パースンは人型生物を指します。 そしてランツェットは来訪者(原住)です。 アアシマールだったのです! これにより、ドミネイト・パースンが効いていなかったことになり、ランツェットは正気に戻ることになり、オグノンは1行動無駄にしたことになったのです。 にのまえ「(何もなかったように平静を装い)…さ、どうする?」 アルカライラ「コイツ(笑)」 リースリット「土管開けて、とどめ刺そうぜ」 グレネス「そうだね」 金属の筒の中は、塵や汚物でいっぱいであったが、それらを掻き出した一行は、回復を待つオグノン=ササールにとどめを刺した。 筒の中を<捜索>すると、ヘッドバンドと護符と金貨や宝石などを発見した。 セルマール「護符とヘッドバンドか……ふむ」 アルカライラ「すいません。デス・ウォードが残ってるうちに次の部屋行きたいです」 アルカライラのこの一言により、急いで隣の『部屋:6』へ向うことに。 『部屋:6』には何もなく、一行は螺旋階段を下ることに。 ランツェットの待機行動を先に解決をしたため、フリーアクションでのつぶやきや酸の目潰しを忘れてしまった。 これらの行動を行えていたら、もう少し緊張感のある戦いであったろう。 あと、支配(ドミネイト・パーソン)を間違えなければ…。 少し残念である。 |
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◆シーン6 鮨詰め◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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螺旋階段を下りて『部屋:7』『部屋:8』の順に<捜索>などを行いながら進む。 『部屋:8』で、またもや落とし穴を発見するが、出目20で<装置無力化>を行う。 その後『部屋:9』に続く扉には何もなかったが、リースリットの耳に部屋の中から物音が聞こえてきた。 リースリット「中に何か居るぞ」 セルマール「ここの扉も下が開いてる?」 にのまえ「開いてます」 セルマール「じゃあ、バレてるな」 ランツェット「ガン見(ディテクト・イーヴル)!反応ある?(にのまえ頷く)…まぁ、どこ行っても悪の塊みたいなもんだからな。ここは(笑)」 にのまえ「5つほどの反応があるね」 グレネス「5つかぁ…」 にのまえ「…中が静かになったよ?」 アルカライラ「行きますかっ!」 戦闘を行う為、位置を整える一行。 グレネス「じゃあ、戦闘だね?扉開けるよ!?」 にのまえ「扉の先には…(ミニチュアを配置して)…4本腕の大型サイズのゴリラに似た動物が5体居るね」 一同「5体!?こんな大きさの部屋に!?」 リースリット「部屋ぎゅうぎゅうだよ?」 グレネス「狭そう…」 セルマール「知識判定良い?神秘学?(コロコロ)…24」 ゴリラの正体はギラロンと判明。 全力攻撃で4回も殴ってくる嫌な敵である。 で、そんな凶暴で大きなモノが、扉の向こうにピッタリ立っているのである。 グレネス「これじゃ入れないのか…」 にのまえ「んで……(テキスト読み上げ)ギラロンは……(中略)……この部屋の掃除をしているようだ(一同爆笑)」 それおかしいだろっ! 大型の魔獣が5体、部屋にギュウギュウ詰めになりながら掃除してるんだぞ? 何を考えているんだアメリカ人! というかコーデル!お前だっ!お前!! アルカライラ「きっと命令だったんだよ(笑)」 グレネス「こんなの(ギラロン)で掃除しないでほしい(笑)」 リースリット「逆に散らかってるんじゃないの?(笑)」 しばらくすると笑いもおさまり、作戦会議を始める一同。 ランツェット「(笑いおさまって)……ところで…これ、入れないだろ?」 アルカライラ「入れるんじゃないの?…え!入れないの!?(笑)」 入れません。 だって大型サイズが5体、みっちり詰まっているんだもん。 扉の正面をグレネスとランツェットで固め、ギラロンとガチで殴り勝負をすることにし、イニシアチブを振った。 ■1ラウンド/イニシアチブ:リ→セ→ラ→ア→ギラロンA〜D&ギラロンボス→グ→ミーポ リースリット「移動アクションで武器を抜いて、正面を射撃」 にのまえ「遮蔽がついて、敵のACに+4、≪精密射撃≫取り直してないから攻撃ロールに−4だけど」 リースリット「う…」 ランツェット「俺たちが盾になるからさ。一体ずつ潰していくしかないだろ」 グレネス「どっちにしても、潰さないとは入れないでしょ」 アルカライラ「ある意味(私たちの中での)最強の盾があるということで、私は盾強化しとくよ」 リースリット「じゃあやっぱり移動にしとく。場所空けるよ。この状況じゃ俺、何の役にも立たない」 セルマール「次は私か。取りあえずファイアー・ボール。奥の方を中心にすればこっちに影響はないだろ」 にのまえ「難易度は17?反応セーヴ(コロコロ)おっ結構成功してるぞ?…というか全部成功した」 セルマール「(コロコロ)31だから、ダメージは15点ね」 ランツェット「俺の番。≪信仰の盾≫を使う〜。AC上がった〜。以上〜」 アルカライラ「私〜。5フィート・ステップしてプレイヤー」 にのまえ「こっちの番だな」 リースリット「敵だって動けないじゃん(笑)」 にのまえ「まぁね…取りあえず目の前のランツェットを全力攻撃で〜す(コロコロ×4)当たんな〜い。当たるわけがない」 セルマール「他のは攻撃できないでしょ?」 にのまえ「…だね。終わりで。次はグレネスか」 グレネス「は〜い。まず≪回避≫をシロロンに指定して〜」 ギラロンの体毛が白だからって名前とあわせてシロロンはないだろう(笑) グレネス「どうしようかな〜。全力はするけども≪強打≫をどんぐらい入れるか…」 ランツェット「扉越しだから遮蔽で敵AC+4でしょ?当たるんかねぇ?」 グレネス「それを確認したくてねぇ。とりあえず≪強打≫6点入れて、全力攻撃行くよ〜(コロコロ)21まで命中」 にのまえ「…当たった。遮蔽入れて20なので」 グレネス「よしっ!まずは28点」 ランツェット「…28…(通常の)MAXダメージでも届きません(笑)」 にのまえ「いきなりカラータイマーがなり始めた(笑)」 グレネス「2発目〜(コロコロ)…19は外れたねぇ〜(溜め息)」 にのまえ「(嬉々として)うんっ外れた♪」 アルカライラ「…プレイヤーの修正入れた?」 グレネス「入れても20だもん。外れたよ」 にのまえ「(苦みばしった表情)…………」 セルマール「(にのまえを見て)当たったって」 アルカライラ「(にのまえを見て)当たったって」 ランツェット「(にのまえを見て)当たったって」 グレネス「やったぁ!」 このぬか喜びパターンて、前にもあったよね。 期待させられた後にどん底に落とされるのって、とても精神にくるわ〜。 グレネス「(コロコロ)ダメージ27点」 にのまえ「27ぁ?…死んだ…1ラウンド持たなかった…」 グレネス「やったぁ♪」 一同「おお〜」 ランツェット「さ、次はミーポ。ギラロンが一体死んだからって、前に出てくるなよ(笑)」 ミーポ「5フィート・ステップして防御専念。終わり」 ■2ラウンド/イニシアチブ:モーグ→リ→セ→ラ→ア→ギラロンB〜D&ギラロンボス→グ→ミーポ リースリット「…俺はどうすれば…」 にのまえ「その前に。『部屋:9』の奥の方の扉が開いたよ。前回の最後に出たモーグだね」 アルカライラ「ああ、骸骨で舌が長くて、混戦状態で前に出てこれなかったという(笑)」 にのまえ「……また出てこれないけどね(一同爆笑)」 コーデルよ…。 1ラウンド後には援軍とか書くなら、援軍が来るべき部屋に大型5体も配置すんなやぁぁぁぁぁ!!!! 入れないだろうがっ! おかげで当サークルでは、モーグ=入れない子になってしまったよ。 新たなる敵の出現に、戦術相談を行う一行。 しばらくして戦闘再開となった。 リースリット「…前に出たら自殺行為だしなぁ」 ランツェット「殺してくださいと言ってるようなもんだな」 アルカライラ「私の手の届くところに居てくれ」 リースリット「…じゃあ、後ろに下がって待機で。攻撃範囲に入ってきたら攻撃〜」 セルマール「…DM、モーグって扉開けたまま?」 にのまえ「うん」 セルマール「ということはファイアー・ボールに巻き込まれるということだな?」 にのまえ「…うむ」 セルマール「(ニヤリ)じゃあ、基点を決めて……≪即時威力最大化≫を使っておくか。54点ね」 ランツェット「…54点」 にのまえ「反応セーヴか(コロコロ)ギラロンDとボスが失敗。……54点か」 リースリット「死んだ?」 にのまえ「死なねぇよ!…………1点残ったよ(一同笑)」 身動きが取れない状況なので、範囲攻撃魔法の連打でかなりHPが削れて行く。 ヤバイでござる。 と思いきや、大規模ダメージによる頑健セーヴが必要だったのを思い出し、判定を行うと……ギラロンボスは何もしないまま、天に召されました。 ランツェット「俺の行動は待機。攻撃範囲に敵が入ったら攻撃で」 アルカライラ「次は私。ワンド取り出して、シールド・オヴ・フェイスをランツェットに」 にのまえ「敵の番。まずはギラロンCが突撃……すると、攻撃を受けてしまうので、5フィート・ステップして全力攻撃」 このときの行動訂正は、ちょっと問題があったかも。 行動訂正の理由が「ギラロンは突撃するより、自分の攻撃回数とリーチを生かす方を選んだ」だったなら納得いくけど、「攻撃を喰らうから」では、待機しただけ損になってしまうからなぁ。 知力もあるとはいえ、たったの2しかないのだから、もっとおバカに動いてもよかったと反省。 もう少しモンスターの知力と判断力にあった行動を取らせ、そういうところから少しでもD&Dの世界を感じてもらえるよう気をつけねば。 にのまえ「(コロコロ×4)絶対命中が1回と…」 ランツェット「今AC34」 にのまえ「ぶっ…20の目しか当たらないじゃん。(コロコロ)クリティカルにもならないし(溜め息)。ダメージは7点ね」 ランツェット「了解」 にのまえ「ギラロンBは待機。攻撃範囲に入ったら攻撃ね。ギラロンDは動かない」 グレネス「次は私か。(いろいろと悩んで)移動して殴りに行きます」 にのまえ「じゃあギラロンBの待機解除。攻撃するよ。あぁたれぇぇぇ(コロコロ)…20は出たがクリティカルはせず。ダメージは7点」 グレネス「ギラロンCに〜≪回避≫指定してぇ〜6点≪強打≫!(コロコロ)AC23まで命中」 にのまえ「ああ、じゃあHP一桁しかないからギラロンCは死んだね」 グレネス「よし!」 ミーポ「…『射線が通るようになったらマジック・ミサイル発動』…で、待機」 ■3ラウンド/イニシアチブ:モーグ→リ→セ→ラ→ア→ギラロンD→グ→ギラロンB→ミーポ アルカライラ「モーグの行動から〜」 にのまえ「と思わせておいて、『部屋:8』の東のドアが開く」 一同「は?」 アルカライラ「いや〜」 グレネス「(にのまえの配置するミニチュアを見て)後ろから嫌なやつが〜」 にのまえ「新たにギラロンが2体参戦したよ。ちなみにコイツらは『部屋:9』の掃除をサボっていたらしい(一同爆笑)」 いやぁ、掃除が嫌だからサボってるなんて、生き物らしいいなぁ。 コイツらサボってなかったら『部屋:9』に7体もの大型サイズが居たことになる。 だから何を考えているんだコーデル!! にのまえ「ギラロンEは目の前のセルマールに攻撃します(コロコロ)…28まで命中。ダメージは15点ね」 グレネス「セルマールがやられるのはまずい…」 にのまえ「もう一匹のギラロンFもセルマールに攻撃。遮蔽が入っているのでACに+4してね(コロコロ)…AC18まで命中」 セルマール「遮蔽を入れてAC22」 にのまえ「外れたか。じゃあ、ここでミーポの待機解除。マジック・ミサイルが発動して、ギラロンEにダメージ12点与えた」 アルカライラ「イニシアチブも上がった…と」 リースリット「ん?俺も遮蔽つくけど(新しく出てきた)ギラロンを攻撃できない?」 セルマール「おっ出来るね」 にのまえ「そうだった。待機してたね。攻撃どうぞ」 アルカライラ「リースリットのイニシアチブも上がったのね」 リースリット「攻撃〜(コロコロ)……1(一同笑)」 う〜む、リースリットよ。 最近、攻撃ロールの絶対失敗増えてないか? ポジションはそこなのか? そこで良いのか? 狙ってんのかあぁぁぁ!? にのまえ「次はモーグ。移動してグレネスを攻撃」 セルマール「麻痺攻撃があるから気をつけてな」 グレネス「はぁい!」 にのまえ「(う〜む、通常攻撃か特殊攻撃か…え〜い麻痺させてからがコイツの行動指針らしいから)…じゃあ、麻痺攻撃をしてくるよ」 リースリット「ナメナメか…(一同笑)」 にのまえ「舌で接触攻撃!(コロコロ)え〜とAC25まで命中」 グレネス「接触AC25っすかぁ…遠く及びません」 にのまえ「そっすか、では頑健セーヴどうぞ」 グレネス「(コロコロ)頑健29♪」 ファイターの得意な頑健セーヴ。 しかもプレイヤーの効果で+1のボーナスつき…麻痺が効くわけがないのです。 セルマール「行動遅延。アルカライラの次に行動で」 ランツェット「俺も行動遅延。セルマールの次に」 移動場所の確保(アルカライラのいた場所にセルマール、セルマールのいた場所にランツェットが移動)の為に、行動順を調整する一行。 最初はにのまえやセルマールが戦術指導していたけど、現在では何も言わずにこのような息のあった行動が出来ている。 振り返ってみれば一年以上プレイしているわけで、プレイヤーの成長を感じてみたり。 アルカライラ「そして私。移動してグレネスに、シールド・オヴ・フェイス」 グレネス「ありがと〜」 セルマール「5フィート・ステップして、移動相当アクションでワンドを抜く。ギラロンEにワンドからマジック・ミサイル発動(コロコロ)8点」 にのまえ「了解。で、ちょっと順番が逆になったけど、ワンドを抜いたときに機会攻撃が発生するので…」 セルマール「っと、そうだった。どうぞ」 にのまえ「(コロコロ)17!当たりません!」 セルマール「さすがに当たらないなぁ(笑)」 ランツェット「次は俺の行動。セルマールの前まで移動して、ギラロンEを殴る」 にのまえ「その移動した時に機会攻撃!…は、セルマールに使っちゃったのでぇ…」 ランツェット「機会攻撃はなし、と。では(コロコロ)AC21まで命中。ダメージは12点」 にのまえ「うぅ…次はギラロンDの行動。5フィート・ステップしてグレネスに全力攻撃。モーグっていう遮蔽がつくけれど」 4回中、2回の攻撃が命中して、かきむしりダメージも発生。 36点のダメージで、グレネスのHPを一気に半分近く奪う。 グレネス「まだ平気だけど…痛いなぁ。取りあえず、モーグに≪回避≫して、防御的戦闘で殴る(コロコロ)命中して、ダメージ14点。そして5フィート・ステップで下がる」 にのまえ「了解。次はギラロンBで、コイツも全力攻撃(コロコロ×3)…3回命中」 リースリット「(神妙な顔つきで)…回復だな」 アルカライラ「(同じく神妙な顔つきで)回復だね」 グレネス「ちょっと危険かな?。でも、もうちょっと持つかな」 にのまえ「(コロコロ)え〜…3回のダメージと、かきむしりで計40点ダメージ」 グレネス「よ、40点!?…累積ダメージ76だからぁ…残りHP5点っ」 アルカライラ「残ったぁ〜(安堵の溜め息)」 ランツェット「よく持ちこたえた!」 アルカライラ「……残ったけど…敵の攻撃が先だよ」 一同「あ…」 一同に流れる緊迫のまま、次のラウンドへ。 ■4ラウンド/イニシアチブ:ギラロンE&F→リ→ミーポ→モーグ→ア→セ→ラ→ギラロンD→グ→ギラロンB にのまえ「ギラロンE&Fはランツェットに全力攻撃(コロコロ×8)…一回も当たらない。1が出始めたよ…大丈夫か俺!?」 リースリット「次は俺か……セルマールを回復か?」 セルマール「俺は大丈夫。距離的にも1体にしか攻撃されないし、ランツェットのおかげで機会攻撃も受けないし、AC+4だし」 リースリット「…俺の方が逆に危ないな」 ここで会議が開かれる。 アルカライラの死人出したくない攻勢(攻撃+かきむしりが入ればセルマールが落ちる)があるも、最終的にギラロンボスも死んだし、相手は基本獣だし、目の前のランツェットを優先して殴るだろうと判断された。 リースリット「え〜と、ギラロンEに全力攻撃で(コロコロ×2)……」 アルカライラ「……1出てる」 にのまえ「大丈夫か!?ダイス交換するか?貸そうか!?(心配したくなるダイス目)」 リースリット「……いや、大丈夫。攻撃はハズレね」 にのまえ「まだもう一回攻撃あるよ。どうぞ」 リースリット「(コロコロ)お、当たった。ダメージは9ね」 にのまえ「了解」 ミーポ「次はミーポ。ではファイアー・ボールを後ろのギラロンに。≪即時威力最大化≫と≪即時威力強化≫を組み合わせて(基点を決める)…で、ダメージは72点」 にのまえ「反応セーヴ!(コロコロ)」 反応セーヴに成功したもののギラロンは、このファイア・−ボールにより36点ものダメージを受ける。 これによりギラロンEが倒れ、後衛の脅威は残すところ大ダメージを負ったギラロンFだけとなった。 にのまえ「ミーポ終わって、モーグの攻撃。5フィート・ステップでグレネスに隣接して、全力攻撃(コロコロ)…攻撃は当たらない。麻痺の接触は(コロコロ)21。当たったね」 グレネス「う…」 にのまえ「まぁ、麻痺の接触はダメージないし、頑健セーヴだから大丈夫でしょ」 グレネス「そうかなぁ…(コロコロ)あ、1が出たよ」 一同「ええぇぇぇぇ〜〜〜〜〜っ」 どっかのCMじゃないけど『予想外』です。 アルカライラ「こ、ここでぇ〜〜?」 グレネス「(しょんぼり)麻痺してます」 一行の中に死人再びの空気が流れ出す。 …また、あのブリザードを食らうのか?(ガクガクブルブル) にのまえ「……え〜と、何分麻痺してるのか判定するね(コロコロ)…3分だって」 グレネス「倒れる?」 にのまえ「いや立ったまま。体は動かないけど意識はあるよ。詳しくはPHBの巻末、用語集を見てくれ」 アルカライラ「次はわたしっ!当然グレネスを回復します!(コロコロ)…42点回復」 一同「おお〜」 グレネス「あ、ありがとうございます」 にのまえ「HPが一気に減って、一気に回復って、寿命短くなりそう(笑)」 セルマール「(安堵の溜め息)ふ〜。俺の番。移動相当アクションでリムーヴ・パラリシスのポーションを抜く」 ここで他者にポーションを飲ませる行為は1全ラウンド・アクションが必要とわかり、取りあえず呪文を発動した後に、ポーションを抜くことに(動作要素の為)。 セルマール「(長考)むぅ…どうするか……よし、改めてモーグに≪即時呪文威力最大化≫のスコーチング・レイ」 にのまえ「…接触ACかぁ」 セルマール「(コロコロ)両方とも命中。ダメージは48点ね。んで、さっきのポーションを抜くね」 にのまえ「うっ。……モーグはたじろいているね」 ランツェット「む〜、俺はどうするか……5フィート・ステップして、ギラロンFに全力攻撃。(コロコロ×2)両方命中でダメージが15点と15点の計30点ね」 にのまえ「……。次にギラロンDね。移動して攻撃。モーグ越しだから−4か。(コロコロ)……あ、当たらない!?(一同笑)」 セルマール「グレネスが麻痺なので飛ばして」 グレネス「スルーしてくださぁい(泣)」 アルカライラ「(マップを見て)まぁ、これなら攻撃は喰らわないでしょ」 セルマール「いや、無理やり入り込むって手があるから」 にのまえ「そ・れ・だ!ギラロンBは無理やり入り込み移動。で、攻撃〜(コロコロ)おや?−8(遮蔽+無理やり入り込む)もついてるのに当たった!」 セルマール、指摘ありがとうございます! グレネス「うぅぅ」 にのまえ「ダメージは9点ね」 ■5ラウンド/イニシアチブ:ギラロンF→リ→ミーポ→モーグ→ア→セ→ラ→ギラロンD→グ→ギラロンB にのまえ「じゃあラウンド変わって、ランツェットに全力攻撃。ダイスを変えて…とりゃ!(コロコロ×4)…当たり目がありそうなのは…30と30の2回か」 ランツェット「当たらない(得意そうな笑み)」 にのまえ「くっ」 リースリット「じゃあ、5フィート・ステップしてギラロンFに攻撃ね。(コロコロ)AC26まで命中ダメージは7点」 にのまえ「はい撃沈!後方のギラロンはいなくなったよ」 グレネス「おお〜良かったねぇ」 ミーポ「俺どいた方が良いか?」 ブラック・ランツェット「どけ!下がれ!」 ミーポ「………下がって、マジック・ミサイルをモーグに。ダメージは17点」 にのまえ「モーグの行動。グレネスに攻撃(コロコロ)命中して、ダメージ12点」 ここでグレネスに組みつきをしようとするのですが、考えてみると組み付いたモーグのACも下がることに。 ということは、周りからタコ殴りにされるということで……、う〜んHPのヤヴァイ状態なので、パスすることに。 次回登場の機会があったら、是非組み付いてみよう。 アルカライラ「グレネスの回復!(コロコロ)……。幸運の領域で振りなおす(コロコロ)HP20回復」 グレネス「ありがと〜」 セルマール「5フィート・ステップでグレネスの後ろに行って、全ラウンド・アクションでグレネスにリムーヴ・パラリシスのポーションを飲ます」 グレネス「おおっ!ありがと〜。これって自動回復?」 にのまえ「うん。効果は解除されるよ」 グレネス「動けるようになったぁ〜♪」 ランツェット「移動して、グレネスに癒しの手20点」 グレネス「ありがとう。MAXだ!」 にのまえ「くぅ!コイツら(キャラクターたち)きっと宙に向って、よくわからない数字を叫んでるに違いない!(一同笑)」 一方的にお世話になっている、CDS:PE様のプレイレポにて、そういうネタがあったのです。 にのまえ「ギラロンDの行動。グレネスに全力攻撃!(コロコロ)当たりそうなのは…26と29の2回かな?」 グレネス「現在のACは27です」 にのまえ「命中は1回だったか。ダメージは6点ね」 グレネス「えっと、3点≪強打≫で全力攻撃(コロコロ)2回目の攻撃が命中!ダメージは18点」 にのまえ「モーグは破壊された」 グレネス「じゃあ≪なぎ払い≫発動!で、横にいるギラロンBに攻撃〜。(コロコロ)命中して、ダメージが21点ね」 にのまえ「あい…」 グレネス「あと、5フィート・ステップでギラロンDと隣接して、≪回避≫指定。終わり」 にのまえ「了解。じゃあ、ギラロンBが無理やりのギュウギュウのまま全力攻撃。(コロコロ×4)…当たらないね」 グレネス「よし」 ■6ラウンド/イニシアチブ:リ→ミーポ→ア→セ→ラ→ギラロンD→グ→ギラロンB リースリット「俺の番。……何もできねぇ。防御専念で終わり」 ミーポ「う〜ん。どうしようか…一応シールドベアラーを使っておくか。移動相当アクションで取り出して、標準アクションで発動」 グレネス「?」 ランツェット「AC負けたかぁ?」 にのまえ「AC+2だよ?負けないでしょ?」 ランツェット「もう≪信仰の盾≫消えたよ(泣)」 グレネス「……ああっ!AC上がったのね(笑)。え〜と、今のACは…26」 ランツェット「おお!あぶなぁ(笑)」 自分の特徴をかたくなに守り続けようとする男、ランツェット。 がんばれ! アルカライラ「行動遅延。敵の行動の後まで下げる」 セルマール「私の番。ギラロンDにマジック・ミサイルのワンドを振ります。(コロコロ)7点」 ランツェット「俺の行動。移動して…防御的戦闘で、ギラロンDに攻撃(コロコロ)AC24まで命中して、ダメージは14点」 にのまえ「攻撃は命中して、それで倒れた」 ランツェット「あと1体!」 グレネス「(マップを指して)遮蔽があるからここまでは機会攻撃を喰らわない?じゃあ移動して、ギラロンBに攻撃。AC低そうなので、フル≪強打≫で。(コロコロ)…ダメですねぇ、当たりませんねぇ、低いですねぇ」 にのまえ「ちなみにいくつ?」 グレネス「16です」 にのまえ「ピッタシ当たってんじゃないかよ!(一同笑)」 アルカライラ「ここで決めちゃえっ!ダメージは?」 にのまえ「当たらないとか言って当たっています。アレはなんですか、誘い受けですか?(一同爆笑)」 グレネス「あはははははっ」 そんなこんなでダメージが29点。 ギラロンBは細切れとなり戦闘は終了した。 セルマール「はぁ〜(溜め息)。今回は結構苦戦したねぇ」 ランツェット「うん。結構消耗した」 アルカライラ「私の最高レベル呪文も使っちゃったしね」 にのまえ「数が多かったし、随時援軍だったし、キャラクターのいる位置が狭かったしね(『部屋:8』)」 一行はHPを回復し、『部屋:9』を<捜索>し、金貨や宝石、赤錆色した謎の皮袋を手に入れた。 |
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◆シーン7 3Fの探索◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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回復し、体勢を整えた一行は、『部屋:10』へと進む。 その部屋には、2つの丸い、錆びた金属製の桶が、奥の壁には複数の陶器が保管された棚が設置されていた。 にのまえ「桶は直径10フィートで高さ4フィートね。あと、置くの桶から君達の扉まで続く、水たまりが床にあるよ」 リースリット「水溜り?」 アルカライラ「リースリット、調べて」 リースリット「ん〜。<捜索>しながら進んで、桶を覗き込む」 にのまえ「手前の桶には何も入っていなくて、奥の桶の中は不透明な液体が満たされている。で、嫌な臭いが立ち昇っているよ」 ランツェット「リースリットが動いた後をついて行って、桶の中をガン見!」 にのまえ「あいよ。反応はないよ。まぁ、ぶっちゃけ、桶の中にはモーグが隠れてたんだけど、戦闘音が聞こえたから援軍に行ったのね。水溜りはその時の跡です」 一同「なるほど〜」 その後3Fを探索するも、『部屋:14』で枯れ木のマーク、『部屋:15』で4階へと続く階段を発見した他は、何も見つからなかった。 |
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◆シーン8 4Fの探索◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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一行は階段を降り、4回へと降り立つ。 リースリットの探索を先頭に先を進んでいく。 にのまえ「『部屋:18』には罠とかないし、扉にも罠も鍵もないよ」 リースリット「開けるよ?」 グレネス「どうぞ〜」 だが『部屋:19』にも何もなく、一行はその先『部屋:20』へと進む。 にのまえ「石ころや遺体を包む為の包帯が錯乱している」 グレネス「いつもの部屋ね?じゃあ、調べてもらう」 リースリット「あいよ。<捜索>で〜」 と、ここで塔に突入してから1時間が過ぎる。 セルマール「リースリットが『部屋:20』を<捜索>中に時間が切れたのね?じゃあ皆にメイジ・アーマーかけなおします」 非実体の接触攻撃(そしてそれによってもたらされる特殊能力)のことがあるので、メイジ・アーマーは欠かせなかった。 リースリット「じゃあ、エリクサー・オヴ・ヴィジョンも切れそうなのか。切れたら飲むってことで」 にのまえ「了解。んで、<捜索>の結果、部屋にあるめぼしいものは、西の壁際の床にある枯れ木のマークだけだね」 グレネス「またアレか〜」 おっと、例の秘密判定を…(コロコロ)。 ふむふむなるほど…ダメだったらしい。 セルマール「とりあえず、また石乗っけておくね」 にのまえ「はい。でも石って小さいやつばっかだよ?」 セルマール「とりあえず、部屋の集めて出来るだけ隠します」 にのまえ「うい」 グレネス「またアレ(暗殺者)出てくるのかな」 ランツェット「どうだろうね」 リースリット「とりあえず、『部屋:20』の北の扉を調べます」 にのまえ「1セットね?(笑)罠とか鍵はないね。んで、部屋の中からかすかに『ヴン、ヴン、ヴン』て音か聞こえるね」 グレネス「『ヴン、ヴン、ヴン』?…う〜ん?」 にのまえ「ヴン!ヴン!ヴン!♪」 セルマール「そりゃ『ズン!ズン!ズン』な(笑)」 車だかのCMに使われた歌のことです(題名知らないし)。 わかりづらいネタですいません。 グレネス「歌ってるわけじゃないのね(笑)」 リースリット「素振りかなんかの音?」 にのまえ「(笑)いや、現実で言うところの機械音…が近いかな」 リースリット「開けちゃう?」 ランツェット「とりあえずガン見!」 にのまえ「反応はないね」 グレネス「人の気配は?」 にのまえ「感じ取れないね」 グレネス「…私があけようか?」 リースリット「じゃあ、蹴り開けてくれ」 グレネス「あいよ〜。ドカーン」 にのまえ「グレネスの蹴りにより扉は勢いよく開かれた。んで、中はこんな感じ(『部屋:21』)の部屋(マップを書く)で、部屋の中央に石版があり、竜の様相を持った大型の物が(フレッシュ・ゴーレムのミニチュアを置く)、それにはまっている」 グレネス「うふぁ〜ぅ!」 一同「おお〜ぅ?」 セルマール「人造ですよ!?」 グレネス「いた…こんなとこにいた」 続いてシナリオのテキストを読み上げる。 それによると、ここにはいろいろな生物のパーツが置かれ、ヴン、ヴンと音を発する金属の箱が存在し、石版の中では火花が散ったりしているらしい。 にのまえ「そして…グレネスが扉を蹴り開けると、こいつの目が開き、光を一瞬発して動き始める」 アルカライラ「イニシアチブですね〜」 一同「うりゃ〜(コロコロ)」 |
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◆シーン9 大いなる障害◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
にのまえ「ラウンド処理の前に、まずは<知識:神秘学>判定でもしようか」 セルマール「(コロコロ)33。…ふぅ、33ありゃわかるな」 にのまえ「ハーフ・ドラゴン・フレッシュ・ゴーレムですね」 一同「ハーフ・ドラゴン!?」 にのまえ「正式名称は『スティッチ』ね」 <知識>判定の結果はデータを参照することが出来るので見せる。 データを見て、阿鼻叫喚を発する一同。 一同「なにそのダメージ!」 セルマール「魔法への完全耐性!ブレスもある!」 グレネス「はいぃ?」 ランツェット「帰ろうぜ…」 セルマール「火が効かないね」 ランツェット「…フレイミング・ウォーハンマー落として、フロスト・ロングソードに持ち替えなきゃ」 にのまえ「あとダメージ減少5/アダマンティンでダメージが5点減らされるよ」 ランツェット&リースリット「あちゃ〜(溜め息)」 ダメージ生成能力の低い二人にとって、ダメージ減少は天敵とも言える。 にのまえ「まぁ、そんな感じでセルマールから警戒が呼びかけられたよ」 一同「了解」 アルカライラ「じゃあ、戦闘行きますか」 アルカライラの掛け声で、戦いの火蓋は切って落とされた。 ■1ラウンド/イニシアチブ:ア→リ→スティッチ→セ→グ→ミーポ→ラ アルカライラ「では私から。(にのまえに)私のこの位置からなら、スティッチはプレイヤーの範囲に入りますよね?(にのまえ頷く)じゃあ発動」 にのまえ「プレイヤーは呪文抵抗あったよね?じゃあ、味方を強化するだけになるね」 アルカライラ「えぇぇ〜……。まぁ仕方ない。(他の皆に)そういうことで」 にのまえ「次はリースリット」 リースリット「あいよ〜。(長考して)…とりあえず行動遅延。ランツェットの後まで」 にのまえ「了解。じゃあ、スティッチの行動。5フィート・ステップで一歩前に出て、グレネスに全力攻撃」 アルカライラ「うわぁ〜ぁ、グレネスが…」 グレネス「…どうぞ」 にのまえ「+15で2回攻撃!(コロコロ×2)1回命中!う、最低値が出た…12点です」 グレネス「は〜い」 セルマール「次は私の行動か。…むぅ、呪文も効かないし…ヘイストをダウンロードしますっ!」 アルカライラ「次はグレネス」 グレネス「は〜い♪まずは≪回避≫をスティッチに指定して、5フィート・ステップして、6点≪強打≫の全力攻撃!…10以上出ろっ(コロコロ)出たっ!…クリティカルしないんだよね(泣)」 にのまえ「本当によく出すな(苦笑)」 グレネス「一発目のダメージは25点」 にのまえ「ん。グレネスの手には硬い物を叩いた痺れが伝わってくるよ」 グレネス「…え?」 にのまえ「ダメージ減少の演出です」 グレネス「ああ、了解。(コロコロ)2発目は当たらない」 ランツェット「じゃあ、次はミーポだ」 ミーポ「『魔法が効かないなら…』。移動相当アクションで盾を取り出して、シールドベアラー!グレネスに」 セルマール「確かにっ!」 グレネス「ありがとう、ミーポ!」 ランツェット「次は俺!フリーアクションでフレイミングを落として、5フィート・ステップで一歩斜め前に移動。移動相当アクションでスロスト・ロングソード抜いて、標準アクションで≪信仰の盾≫!」 にのまえ「了解」 ランツェット「でも次に起動させるのに、また標準アクション使っちゃうよ(泣)」 リースリット「俺の番か…移動して終わり」 ■2ラウンド/イニシアチブ:ア→スティッチ→セ→グ→ミーポ→ラ→リ にのまえ「2ラウンド目〜。アルカライラからどうぞ」 アルカライラ「じゃあ、ランツェットにシールド・オヴ・フェイス。後5フィート・ステップしてウォーハンマーを拾っておく」 ランツェット「サンキュー」 にのまえ「では、こっちの行動。スティッチが5フィート・ステップして…ってアレ?」 グレネス「ん?どしたの?」 にのまえ「いや…」 2ラウンド目の頭に、援軍が来る予定が、出し忘れてしまった。 仕方ないので次のラウンド頭に出すことに。 にのまえ「とりあえずブレスで」 一同「キタ――――――ッ!」 グレネス「やめてください」 セルマール「円錐形?」 グレネス「やめてください」 にのまえ「そう(自作の効果範囲テンプレートを置く)こうかな?」 グレネス「やめてください」 …グレネスさん、ぼそぼそと怖いです。 アルカライラ以外は全員、効果範囲内に。 にのまえ「グレネスは遮蔽がないのでそのまま。他の人は前の人が遮蔽になるので、セーヴに+2です。という訳で反応セーヴどぞ〜」 グレネス「は、反応セーヴっすか?(動揺)」 アルカライラ除く一同「うぉ〜(コロコロ)」 グレネス「な、難易度19だとぅ?16しかない!燃えたぁっ」 グレネスとミーポを除いて、セーヴは成功。 リースリットに至っては、身かわしのおかげでノーダメージであった。 にのまえ「はい、ダメージ決定するよ。6D10ね」 グレネス「どうしよう、あの世行っちゃうかも…」 ランツェット「大丈夫。MAXでも60だから」 グレネス「ああ、そか」 にのまえ「(コロコロ)…え〜とグレネスとミーポが37点で、セルマールとランツェットが18点ね」 ミーポ「……1点残った!あぶなぁ〜。あと1点で気絶だった」 8レベルの能力値ボーナスを耐久力に入れ、さらにアミュレット・オヴ・ヘルスを購入してHPを増やしていたことが、功を奏したようだ。 アルカライラ「…ダメだ。私もランツェットも回復だな」 ランツェット「…そうだな、回復だな」 グレネス「私ここで良いのかな?」 ランツェット「下がられたら大変なことに」 セルマール「え〜と?…私の番か。じゃあ、さっきダウンロードしたヘイスト!」 一同「(効果説明を受けて)おおっ、ありがとう〜」 にのまえ「う〜ん、ちょっとつらいかも」 グレネス「じゃあ行きます。≪回避≫はそのままで。5フィート・ステップして、6点≪強打≫の全力攻撃(コロコロ)24は当たる?やった!ダメージは26点!」 にのまえ「ガイ〜ンッ(ダメージ減少の演出)」 ランツェット「全部効いてなかったら俺帰るよ!?(笑)」 大丈夫、んなことはない。 第一ダメージ減少26って、どんだけ強敵なんだ!俺だって帰るわ! …想像するだけで怖いぜっ。 グレネス「2回目〜(コロコロ)命中。ダメージは28点」 ミーポ「次はミーポ。さて…どうするか」 アルカライラ「回復してください」 ミーポ「自己回復できませんが」 アルカライラ「ポーションもないの?」 ミーポ「一応キュア・ライト・ウーンズのはあるけど、焼け石に水のような…」 アルカライラ「それでも良いから飲んでっ!(ぎっと睨む)」 ミーポ「はっ!ポーションを飲ませていただきます!(ビシッ)……3点回復した」 アルカライラ「うわぁ」 ダイス目が悪いからって、そんな哀れんだ目で見るなよぅ。 ミーポは5フィート・ステップで位置を調整し、次にランツェットが行動する。 ランツェット「5フィート・ステップで前進。隣のグレネスに癒しの手。30点回復〜」 グレネス「おぉっ!ありがとう」 リースリット「次は俺の行動。俺は後衛を回復する」 アルカライラ「よろしく〜」 リースリット「武器は抜いてないから…ワンドを抜いて、まずはミーポからだな。9点回復」 ミーポ「了解。センキュー」 ■3ラウンド/イニシアチブ:フレッシュ・ゴーレムA・B→ア→スティッチ→セ→グ→ミーポ→ラ→リ にのまえ「次のラウンド〜。それで『部屋:21』の西の扉が開きます(ミニチュアを置く)」 一同「え?!」 グレネス「(ミニチュアを見て)また出たのかよ!お前ら〜」 にのまえ「いや、ミニチュアはギラロンだけど、ギラロンを素にした4本腕のフレッシュ・ゴーレムね」 グレネス「な、なんだよそれぇ〜(悲鳴)」 セルマール「<知識>は?」 にのまえ「さっきフレッシュ・ゴーレム成功してるから、バリエーションが違うだけだから、MM見て良いよ」 セルマール「了解。大して違いはないのね」 グレネス「どっちにしろクリティカルが効かないって事ね」 全力攻撃の攻撃回数が、腕×2から腕×4と増えていたのだが、当日になってすっかり失念してしまった。 |
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にのまえ「ではスティッチの行動。全力攻撃でグレネスとランツェットに攻撃(コロコロ×2)24と24」 グレネス&ランツェット「当たらな〜い」 にのまえ「そっかぁ。ランツェットは無理でもグレネスには当たると思ったんだけどなぁ」 グレネス「今、盾が浮いてるから♪」 にのまえ「そうね。ハイ、じゃあ次の人」 セルマール「え〜と、5フィートステップで斜め前に出て…、3体が全部入る場所にグリース!」 グレネス「え?呪文効かないんじゃないの?」 にのまえ「これは床にかける呪文だから効くのよ。反応セーヴだっけ?」 セルマール「そう」 グレネス「転べ転べ転べ〜」 にのまえ「とう!(コロコロ×3)」 幸い、フレッシュ・ゴーレムAだけがセーヴに失敗。 スティッチとフレッシュ・ゴーレムBは成功する。 が、今回のキャンペーンではグリースの効果範囲で攻撃を受けると、滑りやすい床として<平衡感覚>を行わなければならない。 早いか遅いかの違いだけで、スティッチとフレッシュ・ゴーレムBも転ぶことは明らかだった。 セルマール「グリースは9ラウンド残ります。その間に攻撃受けたら<平衡感覚>よろしく」 にのまえ「はぁ〜い(悲)」 グレネス「私の番?じゃあスティッチに全力攻撃。7点≪強打≫に突っ込んで(コロコロ)AC31まで命中!」 にのまえ「え〜と、まずは<平衡感覚>…滑りやすい床だから…難易度15か(コロコロ)失敗。転ぶね」 アルカライラ「やったぁ〜」 グレネス「ダメージは35点ね。もう1回行きま〜す」 にのまえ「…伏せ状態か…」 グレネス「(コロコロ)……ダメだった」 にのまえ「一応聞いとくね?こっちは伏せ状態でAC下がってるけど?」 よくダメって言った後に当たるからね。 グレネス「AC15までだから」 にのまえ「ん。さすがにそれはダメだね」 アルカライラ「次はミーポの番!」 ミーポ「……(長考)」 セルマール「ソーサラーは呪文抵抗のある敵が出てくると、やることが少なくなるよね」 にのまえ「攻撃魔法が中心だからね(偏見)」 ミーポ「…よし行こう。アルカライラの斜め後ろまで移動して、フレッシュ・ゴーレムBをウォール・オヴ・アイスで閉じ込めます」 一同「ウォール・オヴ・アイス!?」 セルマールによる呪文の説明が入ったあと… にのまえ「反応セーヴ(コロコロ)…失敗。フレッシュ・ゴーレムBは氷の壁に遮られ、破壊するまで出てこれません」 アルカライラ「凍りついたんじゃなくて、氷の壁で封じられたのね?」 にのまえ「そう」 アルカライラ「遮蔽は出来たけど、ミーポでかしたっ!」 攻撃力の高い敵の行動を、数ラウンドとはいえ封じることが出来るのは、かなりよい手だと思われる。 ランツェット「勝てる可能性が出てきたな。とりあえずフロスト・ロングソードを起動。機会攻撃でダメージを与える!」 リースリット「次は俺。移動してミーポを回復」 にのまえ「了解。次のラウンドだな」 ■4ラウンド/イニシアチブ:フレッシュ・ゴーレムA・B→ア→スティッチ→セ→グ→ミーポ→ラ→リ にのまえ「まずはフレッシュ・ゴーレムA。立ち上がろうとします。<平衡感覚>(コロコロ)…ツルンッ」 リースリット「立ち上がれないらしい(笑)」 にのまえ「次。閉じ込められたフレッシュゴーレムBは、氷の壁を一撃で破壊しようとする」 リースリット「すぐ破壊されちゃうんじゃないの?」 アルカライラ「1ラウンド無駄にさせたからいいじゃん」 にのまえ「え〜と?難易度は23か。筋力21あるから…(コロコロ)ぐはっ」 アルカライラ「出ない♪」 にのまえ「うおぉぉぉ!?……しょうがない。とりあえずダメージ出すか(コロコロ)9点。まだまだかかるなぁ」 アルカライラ「では私。5フィート・ステップでグレネスの後ろに回った後、シールド・オヴ・フェイスをワンドから発動」 グレネス「ありがとう〜」 アルカライラ「うぅ…ワンドも少なくなってきたなぁ」 にのまえ「ではスティッチの行動。とりあえず起き上がろうとします。機会攻撃どうぞ」 グレネス&ランツェット「は〜い。(コロコロ)命中♪」 機会攻撃により32点と11点のダメージを受けた。 う〜ん、どちらが誰のダメージが一目瞭然なのがちょっと悲しいね。 さらに起き上がりのための<平衡感覚>も失敗。 立ち上がることは出来なかった。 にのまえ「残りの標準アクションで攻撃。グレネスに(コロコロ)……ダメだ。次の方〜どうぞ」 セルマール「(長考)え〜っと…しょうがない、メルフズ・アシッド・アローをダウンロードします。全ラウンド・アクションなので、次、グレネスどうぞ」 グレネス「はいっ!7点≪強打≫の全力攻撃!(コロコロ)命中してダメージは37点!」 にのまえ「…爆・発!」 う〜ん…グレネスとの正面から殴り合いに負けるとは…。 フレッシュ・ゴーレムはあんまり強くないかも? 転ばなければまだ目はあったのだろうけどなぁ アルカライラ&グレネス「やったやったぁ!」 グレネス「…5フィート・ステップして、攻撃するか…?」 転倒中のフレッシュ・ゴーレムAを攻撃をするために踏み込めば、自らもグリースの効果を受ける為、躊躇するグレネス。 自分のセーヴ値やプレイヤーなどの効果も鑑み、選択したのは……。 グレネス「…行くか!まずは反応セーヴだよね?難易度15ぉ?(コロコロ)セ〜フ」 にのまえ「やるねぇ」 グレネス「という訳でフレッシュ・ゴーレムAに攻撃。(コロコロ)1回目〜、命中で38ダメージ。2回目〜(コロコロ)命中して34ダメージ!」 にのまえ「…ダメージ減少があるとはいえ、ノーダメージからいきなりこれか…すでに半壊以上だぜ」 ランツェット「さすがグレネス」 グレネス「……(照れ照れ)」 ミーポ「次、ミーポ。…5フィート・ステップしてランツェットにフライ。これでグリースを喰らわない」 グレネス「ミーポカッコイ〜」 アルカライラ「ヒューヒュー!」 ランツェット「これでグリースを受けないので、移動してフレッシュ・ゴーレムAに攻撃(コロコロ)命中してダメージは13点」 宣言が移動で、隣接する為に攻撃範囲内を移動したのに、機会攻撃を宣言し忘れてしまった。 というか、録音を聞いて気づいた。 まぁ、ランツェットが相手なので、おそらく命中はしなかっただろうが。 リースリット「次は俺〜。ミーポを回復。9点ね」 ■5ラウンド/イニシアチブ:フレッシュ・ゴーレムA・B→ア→セ→グ→ミーポ→ラ→リ にのまえ「フレッシュ・ゴーレムAからの行動。さっき立ち上がろうとして、無理なことを悟ったので、そのまま全力攻撃します」 おバカな人造、ゴーレムといえど、一度失敗したら無理そうなことはやらないのでは?というか敵が隣にいるから殴りに行くのでは?…との判断で全力攻撃敢行。 いや、決して成功しない立ち上がりで、機会攻撃喰らうのを嫌ったり、全力攻撃できないのを嫌ったわけではないですよ? ……ホントですよ? にのまえ「ランツェットに行くぜ!(コロコロ×2)両方とも8の目でした」 ランツェット「無理だねぇ」 にのまえ「だろうね(泣)。とりあえずフレッシュ・ゴーレムBが氷の壁を破壊しようとするよ(コロコロ)。ダメでした。ダメージはまたも9点。次のラウンドには氷の壁が破壊されそうだね」 グレネス「はぁ〜い。ところでその子(フレッシュ・ゴーレムB)の足元ってツルツルしてないの?」 現在採用されてるハウスルールでは『攻撃を喰らったら』『立ち上がるとき』にも<平衡感覚>を行うとしているので、攻撃を行うときには<平衡感覚>判定を行いません。 グレネス「なるほど、そういうことか」 アルカライラ「じゃあ、私です。続いて私です。≪信仰の後見人≫を使用して、グレネスにフリーダム・オヴ・ムーヴメント。これでグリースのことは無視できます」 当サークルの裁定です。 通常は出来ません。 グレネス「はぁい♪ありがと〜」 セルマール「俺の行動。え〜と、フレッシュ・ゴーレムAにメルフス・アシッド・アロー」 リースリット「強いマジック・ミサイル?」 セルマール「強くないよ。持続性があるだけ」 リースリット「それはイヤだな。毎ラウンドダメージ行くんだ」 にのまえ「とりあえず、今回は2ダメージなのね。次は…」 グレネス「私。倒れてるフレッシュ・ゴーレムAに全力攻撃(コロコロ)1回目と2回目が命中して、36と33点のダメージ」 にのまえ「……それで機能停止した」 アルカライラ「やった〜」 グレネス「…全力攻撃、あと1回残ってるけどどうしよう?」 アルカライラ「次のラウンドにはフレッシュ・ゴーレムBが壁壊しそうだから、今回は終了で良いんじゃない?」 グレネス「ん〜。じゃあ終わり」 ミーポ「次はミーポ。後ろに下がって(移動して)終了。もう何もやれることがない」 グレネス「十分です!ありがとうです!お疲れ様です!(ペコペコ)」 アルカライラ「次の人〜」 ランツェット「俺〜。氷の壁が壊れたら攻撃…で、待機」 リースリット「セルマールの横に移動してワンドで回復」 アルカライラ「(しみじみと)あ〜こういう時ホント助かる」 リースリット「あんまり回復できないけどな」 アルカライラ「いや回復手が増えるのは凄い助かるよ」 さすがは完璧超人。 攻撃の補助から回復の補助まで、活躍の場が広い。 攻撃力がもうちょっとほしいけど…。 ■6ラウンド/イニシアチブ:フレッシュ・ゴーレムB→ア→セ→グ→ミーポ→ラ→リ にのまえ「フレッシュ・ゴーレムBなんだけど…氷の壁殴るしかできないからなぁ…(コロコロ)うん。どこぞの研究所のバリアみたいにパリーンと割れたよ(一同笑)」 ランツェット「じゃあ待機解除で攻撃!(コロコロ)…う!目が低い…(計算して)17……1足りない、外れた」 一同「…………」 セルマール「(とりなすように)ア、アルカライラだよ」 アルカライラ「……私の攻撃はいらないでしょ?じゃあブレス発動。これで+1されたよ」 リースリット「次は2足りないとかなったり(笑)」 ランツェット「大丈夫!次からは1以外外さない(笑)」 そういう事言うと、1が出そうな気が…。 セルマール「私は待機で」 グレネス「私の番。とりあえず5フィート・ステップして、ランツェットと挟撃して全力攻撃。7点≪強打≫で!(コロコロ)全部命中して、32点と38点と31点のダメージ!」 グリースの効果範囲内で攻撃を喰らったのに、<平衡感覚>の判定を忘れていた。 にのまえ「ノーダメージからこれかい。ダメージ減少があっても意味ないよな(溜め息)」 セルマール「通常のフレッシュ・ゴーレムなら壊れてるんだろうけど、強化されてるだろうから」 ランツェット「とはいえ、風前の灯みたいな感じだな」 ミーポは行動を放棄し、リースリットはセルマールを回復する。 なんというか、優勝が決まったあとの消化試合をするような、ゆるい空気が場に流れる。 そんな一行の考えの通りに、逆転を起こすことも出来ず、次のラウンドにフレッシュ・ゴーレムBも破壊された。 アルカライラ&グレネス「おわったぁ〜(嘆息)」 最初のブレス以外、ダメージはあまり受けていなかったが、一行は緊張のしっぱなしだった。 また苦戦したからこそ、戦闘の感想が口を漏れてくる。 アルカライラ「(チームワークが)良い感じでした♪」 セルマール「勝因は戦術だね」 ランツェット「戦術だね。いやぁ転ばせたのはでかいよ。後ミーポの氷の壁だな」 アルカライラ「そうそう」 ランツェット「この二つがでかかったね」 グレネス「盾もありがたかった。地味に効いたよ」 ミーポ「今回は魔法使いって感じな活躍をした気がする(笑)」 グレネス「確かに!ミーポお疲れ様!」 |
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◆シーン10 捜索と撤退◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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リースリット「この部屋(『部屋:21』)と隣(『部屋:22』)を<捜索>して今日は終わりだね」 アルカライラ「うん呪文も心もとないしね」 リースリット「じゃあ、片っ端から<捜索>で」 『部屋:21』で作業机の二重底から本を発見するが、それ以外はゴーレムを作る為の道具と、材料ばかりで金目の物は発見できなかった。 セルマール「では撤退で」 にのまえ「帰るの?」 セルマール「塔を出て、ドラゴンの財宝(?)が隠されてたあたりで夜営しましょう」 にのまえ「了解。では君たちは外に向うときに何かに会うこともなく、無事に塔を出られた」 と言った所でこの日のプレイは終了。 最後に恒例となったセルマールのアイデンティファイでマジック・アイテムを鑑定し、一喜一憂して収支計算を行った。 次回は夜営のランダム遭遇の処理から再開することになるだろう。 お疲れ様でした〜。 |
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◆経験点◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◆収入◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◆にのまえの反省点◆ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・対オグノン戦2ラウンド目、イニシアチブの解決を間違えていた。 1ラウンド目、オグノンの行動に対して、ランツェットの待機が解除されたので、ランツェットのイニシアチブはオグノンの前になるのを忘れていた。 ・クリーチャーの行動が「らしさ」を持っていない。 ・シナリオはよくチェックしよう。 ・あまり死ぬ死ぬ言わない方が良い。 |
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